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トップハート物語(4896)立志伝敢闘編
19/01/27
2012年(平成24年)9月中旬。
 午後から議員のたっての希望で、市内の商工会の活性化委員会の責任者と会う事になった。2時の約束だった。昨日、このメインストリートとタコの足のように伸びたそれぞれの商店街を歩いてみた。
余りにシャッターが閉まっていたので驚いた。空き店舗に入っているチャレンジショップなるものは何が勝算で入っているのか不明だ。バック屋、地方の名産品屋、喫茶店など如何にも応急的に店舗を構えたと思えるショップに誰が行くのか。
今までと全く同じ形ではないのか。ただ、店主が変わっただけなのだ。周りの重鎮に聞いても、
「何の活性化もならない駄目だ。」
と言っている。
 私も歩いて、自信が無くなった。怖いくらいの空き店舗だ。昨日、同行したNPO法人常勤理事が商店街の中にあるトイレに入った。私に
 「怖いから見ていて下さい。」
 と、言っていたが大丈夫だろうと思って離れた。
 確かに人通りがないので不安だったのだろうが、大分経ってから商店街の観察をしていた私を追い掛けて来て
 「本当に大変だった。トイレに入って暫くしたら、ドアを叩く人がいたんですが、おじさんの声で入っているのかと聞くのでハイと答えたら、わざと何度もドアをどんどん笑いながら叩いていて。やっと、誰か他の人が来て止めろと言ったのでやめたんですが、怖くてズット出られなかった。」
 と、言う位環境も悪くなっている。
 一歩間違えば、私がそこからかなり離れていたので惨事が起こりかねなかった。
 その事などを踏まえて、今日指定された委員会の責任者の店に行った。議員が先に行って待っていた。何と、その責任者に今日の約束の時間を言うのを忘れていたようで、遠方に商談で行っているとのこと。
1時間以上は戻るのに掛るという。近くの喫茶店で
 「議会で質問するのに必要な事をレクチャーして下さい。」
 そう言われて、1時間以上も時間を割いて勉強会をした。その主題は成年後見制度についてだ。私が市と手を取って推進したかったのだが、訳のわからない責任者の難癖で意欲が無くなったので、独自で進めようとしている。
市の返事など待っていられない。丁寧に分かるように説明するのだが、先走って話をしたり、突然方向を変えたり、注釈が必要なのに話をさせなかったり。大丈夫だろうか。質問しても、ずれていれば何にもならない。
 予定の2時を1時間以上も経過してからやっと商店街を活性化するための委員会の中心人物と会った。やり手で女傑と言われただけ有ってそれなりの意見を持っていた。しかし、活性化の中心人物にしては案がない。創造力だ。それがないので、厳しいと思う。
 私は持って来た資料を出さず、口頭で案を説明した。資料を提示すると、専門的になって理解を得るのに時間を要する。基礎知識があるのなら話しやすいが、地位だけでは難しい。それでも、経営に対する精神はしっかりしているようで、事業も商店街から離れてしっかりした運営を他の地区で遣っているようだ。
 2時間ほど話をした。
 「具体的に示した資料が欲しい。商工会議所との会議が金曜日にあるので、明日中に。」
 そう言われたが、そんな時間は無い。
 明日からまた予定が詰まっていて、それは無理だというと
 「いま、話した事だけでも文書にして欲しい。」
 と、言う事なので、持参した資料を渡した。これは、商工会議所専務理事との話の時に渡した物なのだ。
 あとは、一緒にするのか単独でするのかだ。結論はまだ先。布石は打ったので、プランの実現をするためには沢山のハードルが有る。
 戻りながら、着信先への連絡をした。その中に、研修センターの管理者からのがあった。折り返し電話を掛ける。
 「報告ですが、先日指示のあった男性ですが当社で遣って見たいとのことです。それから、勧誘していた女性も来たいと返事が有りました。そのほか、5名が登録を希望しています。」
 これまで、大勢の卒業生を排出して置きながら全く事業所に誘導する事も無く、余りのヘルパー不足に悲鳴が現場で上がって来て
 「自分の職責を全うするように。貴方の職場や仕事をと確保するために研修センターがある訳じゃない。他の事業所には紹介してどうしてうちには回って来ないんだ。おかしいじゃないか。」
 色々疑惑があるが、その事は具体的には言わずに意識のずれを指摘した。
 その成果が上がって来たようだ。
 部屋に戻った夜、着信があった。登録していない番号だけだったのだが、
 「私は1期生の佐々木というものです。覚えていますか。実は、私の息子がトビをしていたんですが、私の仕事を見てこの世界で仕事をしたいと言ってトビを辞めておたくの講座に申し込みをしました。」
 大丈夫、任せておけと返事をした。

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