お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(4889)立志伝敢闘編
19/01/24
2012年(平成24年)9月上旬。
『認知症・・なかなか対応はむずかしいですね。振り回される・・・というのが現実です。たいへんな仕事です。 』

 認知症の人と、時に認知症を悪用している人と様々。良く理解している積りでも、自分の名誉と尊厳が傷つけられたり私が信じたばかりに他人を結果として騙してしまったりした時には、怒る事もあります。勿論、真剣に。

 朝介護管理者が来た。先日、退職したいとメールで送って来た彼女だ。既に4度目だが、何れもメールだ。正式に退職願を出すことは無い。そのうえ、時として公に
 「佐藤さんに退職を申し出たが、何れも認めてくれなかった。」
 などと、言う。
 その彼女が
 「実は、新人だったWさんが11月で退職したいと申し出が有りました。通勤時間が長く、親がどうしても子供を預かっても面倒を見るのが大変なので近くで捜してくれと言うので。」
 そんな事だった。
 昨年の12月から勤務して10か月目に入った。評判は良く、真面目でとびきりの美形で。まるで女優のようだと、多くの人が口をそろえて言う。
 入社して直ぐに離婚して実家に戻った。その実家が通勤時間にして1時間半。特例で帰りは5時と認めた。勤務時間は短くても、基本給は削らない。挙句に交通費が多額だ。ひと月数万円。
それでも、評判は良く真面目だったので背に腹は代えられないと、働きやすい条件を提示して勤務を続けて貰った。そんな中でも、働く意欲が通勤によって失われないかと事あるごとに確認をした。大丈夫だと、笑顔で答えるので安心していた。
ガイドヘルパーを受けたいと言うので、無料にして全身性、同行援護基礎、応用など9月から10月に掛けて受ける事になった。
 そんな最中の事だった。ショックは大きい。頭が混乱してしまう。社員確保が重要な課題になって来ている。そのさなか、そんな事を言われるとやはりショックだ。どうしようか、昼間横になりながら考えた。
NPO法人新規事業所は彼女の通勤途中にある。現在の通勤時間は半分に短縮される。果たして、彼女の申し出の理由はどうなのか。本当に通勤時間がネックならその事で解消できるのだが、金銭的な理由を隠して表面的な親の言葉を勝手にねつ造しているのではないかと考えたりした。
 実は、先日何かの拍子に
 「表面とお腹は違うかもしれません。腹黒いかも知れません。」
 などと言っていた。
 やはりそうだったのか。そんな事を考えながら、思いを告げて選択肢として提示しようと思っている。
 その介護管理者に続いて、新規事業所管理者が来た。彼女もまた遠方に転居するので退職を申し出ていた。彼女が居なくなるという事は大事なのだ。代わりの者を探すのに右往左往している。管理を出来る者が居ないのだ。
事情を聞いてみると家庭の事情が大きく左右している。つまり、彼女が家族の犠牲になって一生を棒に振って支えるという話なのだ。離散している家族を隣県の家に集合させてみんなでち力を合わせて生きて行くという彼女なりのプランだ。
彼女はまだ20代後半だし、結婚を考えている男性が居てそれも一緒に暮らすのだと言うだ。
 そう言われたらもう言葉も無い。しかし、踏み止まって当分は遠方から2時間以上かけて通勤してくれるという。
 「もし、考えてくれるのなら事務所近くに家を借りて会社負担で住んでもいい。」
 そんな話をした。
 彼女の場合は当分在籍となった。その代わり、登録ヘルパーが交通事故のために業務が出来なくなり大変なシフトとなった。加えて、評判のいい社員が精神障害者から否定されてしまってその善後策を考えている。そして、新規が立て続けに入って来てその対応に苦慮している。
 夕方、ハローワークから紹介が有った。2級ヘルパーだが病院で看護助手をしていて経験は1年程度。30代の女性という事だ。有料老人ホームに移るヘルパーさんが増えて来て、現場は混乱している。また、そのまま残留するのでと条件で社員にしてくれと言って来る者もいる。
その扱いに困っている。負担が増えてくるのだ。そんな中、病院での経験は大きいしバイクなどで動けるなら、社員として採用する事も可能だ。14日面接は期待が持てる。そのほかにも、何人か研修の生徒に声を掛け始めて少しずつ成果が生まれている。
 昼11時頃から、大手自動車メーカーのファクタリング担当者に会った。今は彼も私の成年後見事業に興味深々でその話だけで3時間を費やした。私も、先日最終の家庭裁判所の面談が有り結果待ちだ。そのほか、任意後見も依頼が有り第一号を慎重に対応して実績が生まれれば、続いて対応する積りだ。
 いつものように午後疲れて事務所で横になるといつの間にか眠ってしまった。ipadを遣り過ぎて目が霞み出して視力が落ちてしまい、これまで見えていたものが見えなくなった。眼鏡を掛けるのを真剣に考えている。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報