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トップハート物語(4878)立志伝敢闘編
19/01/18
2012年(平成24年)8月下旬。
『そうですね。高齢の利用者さんでさえ、福島の魚・米・・大丈夫かな?って最近は・・震災時、国会議員だれも放射能こわくて来ないんだもんね。復興なんだ?みんな介護度合あがってます。介護保険足りないから・・国はあまり歓迎してないですね。現場のヘルパー足りません・・ケアマネより・・ヘルパーを・・・』

 最初からおかしかった。現住所と連絡場所が異なるしその氏名も異なっているのだ。何か、連絡をされたくないのを感じていた。そして、応募して来たが、代表電話に掛って来た時にこう言われたようだ。
 「連絡者を登録した者だけが着信出来るので、私が中継する事になりましたので、待ち合わせ場所などを指定してくれませんか。」
 そんな訳で、私が直接話をする事が出来ない。そのうえ、喫茶店で私に連絡しても出ないと言ったり、何度か掛けたというが全く着信履歴が無い。私に掛けさせようとしたり、私に探させようとしたりしたので面接そのものを白紙にすると言ったら、やっと私の席に来た。
 横柄な態度で、生活に疲れているような皺くちゃなスーツ姿だった。挨拶さえもまともに出来ない30代後半の男性。本当にそんな若いのかと思えるくらいの第一印象だった。最初から喧嘩腰で印象が最悪だった。
挨拶もそこそこに、面接を始めた。これまでの業務履歴を聞いたが、職歴を言うだけで具体的な業務は言わないので、再度聞くが面倒だという態度だった。職人的な仕事が長期に亘っていたのだが、具体的な話になるとその話が出来ない。メーカーでの派遣社員が数カ月あるが、その業務内容を聞いても余り分からない。しかし、
 「後輩の指導で管理者をしていました。」
 などと、派遣で数カ月で管理者をしていたとは恐れ入った。それも、世界的なメーカーだ。
 そして、
 「経験が5カ月だという事ですが、その間は何をされていたのですか。具体的にお話頂けますか。」
 「一通り全部遣りました。」
 「具体的に言って下さい。」
 「一通りなので、話すことは無い。短い間時間ではすべて話す事は無理だ。」
 「そうですか、それでは結構です。それで、今回の応募はサービス提供責任者としての応募ですか。」
 「昨日面談した方がすべて遣って貰うという事でしたので、それは受けますがその仕事がサービス提供責任者かどうか分かりません。おたくは私に一体何を期待しているんですか。」
 「会社が行っている業務すべてです。その中心がサービス提供責任者の業務です。それは、これまでの経験などを考えると無理ですね。」
 「無理ではない。業種で分けることはおかしい。みんな同じ業務で出来ない事は無い。」
 「それは、私も他の業種から移って来ましたが5カ月だけでは無理です。何をしていたのかも分からず、お願いすることは出来ないし経験も無いのにどうやってサービス提供責任者の仕事が出来るんですか。」
 そう言っても、遣れるとの一点張りだ。押し問答しても時間の無駄なので、
 「他の会社も応募していると聞いたんですが、どうですか。受け入れてくれてますか。」
 「昨日も話をしたのですが、」
 と、言って求人広告のある医療系の訪問介護事業所のサービス提供責任者募集の部分を剥ぎ取ったものを出して来た。
 「お宅で至急常勤で欲しいと言うもので保留にしてある。」
 「勿体ないですよ。23万円も給与が出るのに、自分の生活を考えて一番いいと思ったところに行くのが良いと思います。当社も一番合う人を探しますのでお互い同じ立場で行きましょう。」
 「お宅で常勤で来てくれと言うからその準備をして、今までいた会社を先週で退職した。」
 「良かったら常勤の道もあるので、それは可能かと聞いただけで電話でそんな約束する訳が無い。それより、私の会社に固執しないで自分で一番いいところに行くのが良いと思います。」
 「私はおたくのこの登録の求人で応募した。それを、常勤でというものだから。それじゃ、経験が必要だと言うならそれを登録で積むようにして貰えますか。」
 「いいですよ、仕事は沢山あるので。幾つか事業所が有るので、シフトを作らせます。本当に何でも出来るんですね。」
 「何でもと言っても、障害者はピンからきりまで有るでしょう。」
 「色々な人が居ますが、すべて出来るのですね。」
 「すべてかどうか、遣ってみないと分からない。」
 「遣ってみないと分からないでは困る。その為に、何を業務として遣って来たのかを聞いている。それを答えないで一通り全部遣って来たなどと言われたので、すべての業務が出来ると言う事でしょう。遣ってみないと分からないなどと、掛けごとのような事は出来ない。」

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