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トップハート物語(4874)立志伝敢闘編
19/01/16
2012年(平成24年)8月下旬。
『そういう人が多いとみんなおマジににみられるのがいやですね。』

 暑さもやっと和らぎの兆しを見せ始めました。今日仙台は8月の七夕が終わると冷たい風が吹き始め、近くの山々のススキが白く変化して来ます。短い夏はもう終わりです。これから、厳しい冬に向かって一直線。被災した方の生活が心配です。

 今日は、期待の新人が出社して来た。NPO法人成年後見事業の事務局を担う方だ。15日に修了した当社の求職者支援事業の介護職員基礎研修を修了した生徒だ。今回2名の新人を得た。
既に1名は卒業と同時に働き始めている。どうやら定着しそうだし、みんなに受け入れられているので良かった。加えて、27日からという予定だった彼女も来てくれた。最近の傾向は採用しても続かないし、多くは当社の基準に合わないので辞めて貰っている。こんな出鱈目な社員を得るなら事業を廃止した方がよほどいいと思っている。
 そんな中での採用だ。以前なら、即日から社員としたり試用期間としたりしていたが、最近は試用期間の契約の前にアルバイトとして仕事をして貰って、それでお互いに良ければ試用期間の正社員として契約する。
そうしないと安心して採用できない。そのおかげで、先日8日から採用した者が評判は良く喜んでいた矢先に、外出時にサボり出し仕事を指示しても不満を言うようになり、ついには指示をきかなくなった。2週間で化けの皮が剥がれたのだ。
それでも、彼には給与を支払わないと行けない。そんな無駄な金銭が続けざまに外に出て行く。今年だけでも数百万は下らない。
 9時約束の10分前に彼女が来た。面接を始めた。条件提示をしたが、問題は無い。問題は彼女の方にあるのだから。シングルで遠方から通勤してくる。その交通費はひと月の定期代が二万円弱。土日祝日休み。9時から5時半までの勤務で通常より30分少ない。
その代わり、給与は最低勤務時間に到達していないが、基本月額は出す。当社としては出来るだけ働いて欲しいので譲る格好となった。そして、成年後見事業の一環として財産管理をするのでその勉強として京都の後見センターに週に数日出向勤務となる。
本来はひと月以上の連続がいいのだが、将来の介護福祉士やケアマネジャーの受験に際して介護実務実績が不足したのでは申し訳ないからだ。京都にも1時間以上かかる。
 物腰が柔らかく、受付など接客業を長くしていたのでその雰囲気は最高だ。受講中からひと際目だった存在だった。全くそのような言動をする訳ではなく、座っているだけで雰囲気が一人だけ違っていたのだ。
その評価は他の講師も同じように感じていた。ただ、通勤がドアツードアで1時間半近く掛るので厳しい。それを本人も一番気にしていて、私も気にしていた。最初研修センター責任者の打診は拒否。地元のデイサービスなどで働きたいとの希望を持っていた。それを、私が直接面接をして説得したのだが。危険はそこにある。
自分の意志ではなく私の説得を熟慮した挙句受け入れたのだ。その返事まで1週間あった。
 面接の時間は2時間近くに及んだ。その間、社員が印鑑を受けに来たり他の用件で事務所に入って来たが、彼女の姿を見ると異口同音に
 「綺麗な方ですね。」
 「雰囲気が良い方ですね。」
 などと、本人を目の前にして言葉に出していた。
 隣の事務所を既に借りていてパソコンやファックスコピー機、エアコン、机などは設置して有るが、冷蔵庫は新たに今日届いた。そのほかの準備は自分でするように言った。
 夕方6時から有名中華料理店で懇親会を開催した。2種免許を飛び込みで取得した彼女のお祝い、先日、市の優良従業員の表彰を受けた者のお祝い、明日誕生日を迎える40歳直前のおんな卒業祝い、婚活中の数人の励まし、そのほか日ごろ余り接する事の無い部署の社員を入れて14名で行った。
実は、その中には常連だったこの守口の介護管理者や支援責任者を始めとしたその部署の者を大半誘わなかった。最近何かというと、プランを集団で介護管理者の一声で邪魔したり、つまりプランを実行するその時になると他のプランを言いだして私が建てたプランをおじゃんにするのだ。
 または宴席の途中で
 「忙しいから、戻って仕事をします。」
 そう言って、部下を引き連れて帰ってしまうのだ。
 それが続いたので、雰囲気も悪く不快感だけが残り盛り上がらないので声を掛けなかった。
 その結果、大いに盛り上がってみんな口々に
 「本当に楽しかった。」
 と、ずっと言っていた。
 中華料理店での宴席は2時間余りで8時過ぎに終わった。その後、近くのカラオケに移ったのだ。こんなに楽しく盛り上がったのは初めてだった。何度も宴席を準備したのだが、私が期待したほど楽しい宴席では無かった。
それが、これだけのことしかしなかったのにこんなにみんなが楽しく過ごせるなら、こんなに良い事は無い。初めて、あの重しになっている彼女の言動を感じた。これから、声を掛けてくれなかったと反発の言動が始まるだろう。それは、覚悟の上だ。



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