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トップハート物語(4871)立志伝敢闘編
19/01/15
2012年(平成24年)8月下旬。
『自分を優先に考える人が・・・・あまりにも多い』

 試験的な採用で2週間前から試用している30代男性。非常に謙虚で素直な良い人だと思って接していたが、外に出る仕事をしない。あまりに身勝手で指示従わないので強硬に仕事をするように言ったら、翌日の今日の朝辞めたいと言って来た。

 今日は朝一番に発って、京都へ行き広域の交流会に参加する予定だった。特に準備は必要ないのだが、何を話するかなど考えてPCの前に座っていた。電話が突然入って来た。7時台だ。着信の指名を確認してやはりそうかと思った。
彼から電話が有るというのはそれしか考えられなかったからだ。私に直接電話を掛けて来たのは採用した時と、ある仕事を依頼した時に報告が有っただけだ。最近はそのような必要性のある仕事は依頼していない。あるとしたら、昨日、彼が所属しているNPO法人の新規事業所の実質責任者に彼の仕事ぶりを聞いて厳しく対応するように言ったのだ。
 その結果、辞めたいと言って来るのは分かっていた。これまでがそうだったからだ。そして、同じような経緯をたどって来たので予想が着いたのだ。だから、あまり驚きもしなかった。
 「今お時間宜しいでしょうか。」 
 「はい、結構ですよ。」
 「実は、試用期間ですが退職したいと思うのですが。」
 「はい、分かりました。いつですか。」
 「月末とか・・・」
 「それでは、こちらで決めていいですか。」
 「はい、自分にはこの仕事が合わないと思いまして。」
 そんなことはどうでもいいのだ。
 はっきりして良かったと思った。中途半端に当社を利用されても困るので、仕事をしたくないなら辞めて欲しかった。
 資格を、当社で働きながら研修の取得する事になっていた。4カ月先にやっとまともに介護が出来るようになるのだ。その間の業務は事務的なものが多い。また、外部に当社のパンフレットなどを持って行きPRして貰う事も重要な業務として依頼した。実質の責任者に昨日、昼間何をしているのか聞くと驚いた事に分からないというのだ。
 「そんな事が有るか。」
 「調べ物は四六時中しています。」
 「外部にPRに行っているのか。」
 「電話は掛けているようですが、外には出ていないと思います。」
 「もう、2週間だぞ。1日8000円発生している。」
 そんな事を言って、強く指導するように言った。
 その翌日が今日なのだ。最近の言動の変化も言っていた。それまで、言われた事を素直に聞き行っていたのだが、急に異論を唱えるようになったり反発をするようになったり。挙句には、役所に資料を持って行く事になっていたのだが、
「5時間掛った。」
と言って戻って来なかったという。
どうせ、ハローワークにでも行っていたのだろう。
 そんな訳で、最初の印象とはだいぶ異なった態度になって評価が高かったのが、疑問を持つようになり最近は疑念に変わってしまったようだ。これを、正式に採用していたら本当に取り返しのつかない事になっていた。
 朝一で私と一緒に出掛ける事になっていたNPO法人新規事業所の実質責任者にその旨告げると驚いたが、直ぐに冷静に成り、
「疑念があったのですっきりした。」
と言っていた。
それでも、管理者が9月に退職したいと思っていて、事務的な一翼を期待していた彼も居なくなるので困惑した顔だった。これからの事務所をどう展開するのか厳しい対応を迫られている。
 車で途中事故渋滞に巻き込まれたが、10時に出て12時には京都駅に着いた。駅ビルで昼食を摂ってお茶を飲んで。いつも同行しているNPO常勤理事は朝電話が有って、
 「胃がおかしくなり吐き気がするので今日は休ませて下さい。」
 そう言って来たので受け入れた。
 愛知や大阪など持ち回りの会議だったのだが、常設して京都でするようにした。代表の事務所があるのでそこで実施した。2時から3時間ほどだった。2回ほどあまり実の無い会議だったのだが、今日は私にとっては有意義な時間だった。
これから成年後見事業を中心に実質的な活動をするために必要な資料がたくさんもらえて、大満足だった。講座の運営を10月頃に定めて、また財産管理の運営をするために研修生の受け入れをお願いした。それも快く引き受けてくれた。
 帰りに、豊橋のメンバーと一緒になって駅ビルのすし屋で一杯飲んだ。これからのこの交流会の運営をどうしていくのか、それがいつもの課題だ。何しろ、代表自体が他の団体に所属して活動を開始しそうなのでこちらは様子見だという感じだ。それを、我々の団体ももっと発展させて全国にアピールしていくようなものに持って行きたいと思っているのは一致している。
 メンバー全員が還暦を過ぎているのを初めて知った。私が一番年下なのも知った。


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