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トップハート物語(4854)立志伝敢闘編
19/01/06
2012年(平成24年)8月初旬。
『介護の仕事に計算問題のようなことはありません。答えを求めてひたすら努力・・・力がつけば・・考えることもできるし・・レベルアップにつながります。1+1=2ではない、4かも5かも・・・それが、私からみた、利用者さんの満足度かな? 』

 彼はこの世界では重鎮で先達だ。その名前は知れ渡って彼に指導を受けたいと全国から京都に宿泊してまでもして集まって来る。その彼に指導を直接受ける私は幸せなのだが、すべてに於いて杜撰でそれはそれで勉強になるのだが、責任逃れは良くありません。
 続いて、本人が申し立てをしているので裁判所側から本人が聞かれた。
 「この場所はどこか分かりますか>」
 「・・・・分かりません。」
 「どうして、ここに居るのか分かりますか。」
 「・・・・何も聞いていません。」
 センター長に向かって調査官の女性が
 「正式な面接がこれから始まるのですが、このような受け答えでは認められない可能性があります。本人が申し立てをしているのに、何も分からないでは、裁判所は認める訳に行きません。」
 そう言って、
「日を改めてもう一度来ますか。」
と言われたが、
 「以前みんな集まって話し合って決めたのですが、覚えていないようです。」
 そうセンター長は言っていたが、それは4月の事で1回だけ。それも、みんなが集まって話をした時には被後見人はそこには居なかった。どうして、本人の意思も確認しないで色々な事が決められて行くのか疑問を持っていたので、その疑問を最後に私が言うと仕方がなく施設側が被後見人を部屋から連れて来た。
その時に簡単に説明をされているのだが、覚えている訳がない。後見人がどうのこうのという事も分かりはしない。
 一旦中座した前座の調査官は、もう一度ちゃんと説明するようにと言い残して行った。センター長が被後見人に説明をした。分かったようだ。その申し立て書の書類を誰が書いたのかを問われてセンター長が書いたので
 「その筆記した者の氏名を書いて下さい。」
 そう言われて、書いた。
 そのほか、杜撰な内容が次々と明らかになった。医師の診断書では保佐相当との意見書なのだが、申立書には後見人となっている。
 「医師が保佐人相当と言っているのに、申立書が後見となっているのはおかしい。認められる事は無いので直して下さい。」
 そんな項目がいくつもあった。
 保険の関係も書いていないのが有り、それを含めて財産関係の書類の整理、通帳が最近の写しではなくあの最初の面談をした時のものだ。出し直しだ。複数貢献などとは聞いていなかったのだが、申し立てにはそうなっていてセンター長の事務所が引き受け責任を持って、当NPOが実際の活動を行う事になっていたようだ。
その内容も把握していないし、聞いていないのだ。それも、
 「財産が多いとか何かそれなりの理由が有るのなら検討の余地があるが、実際は現実に即していないので、却下される怖れが多い。」
 などと言われて。
 また、当NPO法人の法人登記書類や組織図を出して下さいと数日前に言われていたが、今日出発前に電話がセンター長からあり
 「法人の印鑑を持って来て下さい。」
 など、ギリギリの連絡だった。
 しかし、それだけでは不足しており決算報告書や税金納入通知や財産目録など幾つか不足書類が有り後日提出するように言われた。
 「その書類が整ってから、調査に入ります。適切な法人かどうか調査した結果を踏まえて通知します。もし、適切ではないと判断した場合第三者がその保佐、後見に選任される場合が有りますが。」
 そういう事だった。
 長時間に及んだ事前調査を経て、正式な調査官の面接が始まった。似たような経緯を踏み、先ほどよりはここに来た経緯などを返事出来たようだ。驚いた事に、氏名は勿論、生年月日、親族の名前、住所など質問された事を正確に答えていた。また、一番驚いた事は、事前の面談で
 「今のお住まいはどちらですか?」
 と、聞かれたときに首をかしげて返事が出来なかったのに正式な面接には、きっちり施設の名前を答えていた。また、私の事も誰だか説明していなかったのに、
 「これから私の事をお願いしている方です。」
 そう返事をしていた。
 勿論、名前を名乗って居なかったので返事は出来ないのは当たり前だったのだが、認知症と聞いていたし、他の方が中心となっていたので控え目にしていたのを悔んだ。
 同行した、二人のNPO法人の理事もなんとなく流れや手続きを理解できたと思う。
 その最中に何度かNPO法人管理者の電話が鳴っていた。外に掛けに行ったあと、報告を帰り際聞いた。

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