お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(4848)立志伝敢闘編
18/12/28
2012年(平成24年)8月初旬。
『新規立ち上げだから、なかなかうまく流れませんが、じっと我慢・・そして待つこと・・前向きにして。ひとつひとつのしごとに喜びを感じます。』

 いつも文子さんの短い言葉の中に大事な思いを強く感じています。仕事をして喜びを感じるのは、利用者の大きな喜びがそうさせるのだと思います。この仕事に係わるみんながそんな思いで仕事が出来たらいいと思います。そこには人間の作り出した規則や制度や資格などは存在しないし、勿論役人が考えだす利権など無いのに。

 今日から始まる新規利用者。NPO法人の新規事業所。自立支援なのだが、実際に動けるヘルパーさんが不在だ。何とか返事を後回しにして来たが、ついに待ち切れずに大手事業所が入って来た。
当社が選定したのは、NPO法人の常勤理事。現場から離れている期間があるが、もう背に腹は代えられない。でも、精神障害の方で、
「一度担当したらそのまま継続して欲しい。」
という。
支援内容も、
「今月当初は移動介護が中心だが月後半から通院や居宅サービスも入れる。」
という。
そうなったらNPO法人常勤理事を取られてしまう。どうやったら、うまく行くのか考えていた。
 新たに採用予定の若い女性は15日に基礎研修を修了する。その日からは対応可能だが、あと数回予定がある。大手とのコラボレーションだが、当社に依頼したいというのが、
「自立支援センターの意向だ。」
というのだ。
これから入るという新人ヘルパーとして事情を話をして同行という形で行かせる事にした。今日の彼女の研修は1時半まで。それが、この日のケアは1時半から。バイク移動で15分くらいだが、ラウンド1で遊びたいというのが今日の希望なのだ。初めてヘルパー利用というのだが、精神障害があり欝で自殺願望が強く、何度か自傷行為を働いているというのだ。
 外に出すのが第一義の目的だ。後から追い掛ける事にして、先にNPO法人常勤理事がラウンド1に連れて行ってケアすることとなった。昨日、バス移動だという利用者の家からバス停やコースを下見に行って万全を尽くした。
 異常事態が起きた。今日私はお盆休みに入る前にと思って、主治医のところに毎月定期的に受診している医師の許を訪れた。すこぶる数値も良く健康まっしぐらだ。その間、電話が鳴った。着信があったのだが出られない。
講師をお願いしている、社員からだった。何かあったかと思ってメールでくれるようにメールを送った。
 『受講生のMの態度が悪い。これでは授業が出来ない。何とかして下さい。』
 そう言って来た。
 授業を邪魔するやつで、若い女性だが求職者支援で基礎研を受けている。こんなバカな生徒をどうして公費で受講させて生活資金まで交付しないと行けないのだ。平気で授業中に携帯電話を掛ける、寝ている、大きな声で私語を交わす。
椅子に体育座りをしてパンツ丸見えでも平気。とにかく態度が悪い。こんな態度が悪い奴は退学させる基準もある。
「それをどうして使って退学させないのか。」
そういつも言っているのだが責任者が生徒の人気取りばかりに走って、講師のクレームを聞かない。
 電話を責任者に掛けた。
 「生徒のMを退室させろ。いいか、ちゃんと手順に従って退学させるように役所を相談すると言え。」
 「すみません、いま他の教室でキャリアコンサルタントをしているんです。」
 「どうだっていい、今本人に電話を掛けてそのように伝えろ。もし、変わらなければ講師を途中でも止めさせるから。」
 そう強く言った。
 言っても、この責任者はいつも自分の立場ばかり考えて、泥を被る仕事は他の者にさせる。女性の事務員が注意しに行ったという。
 あとから、再び講師に謝罪したが怒りが収まらないようだった。
 その煽りを受けて、授業が予定より大幅に延長した。その為に、新人の女性も終わるのが遅くなった。出来るだけ早く終わって出発するのを遅れてしまって、ラウンド1に合流したのが予定より30分ほど遅れた。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報