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トップハート物語(4835)立志伝敢闘編
18/12/17
2012年(平成24年)7月下旬。
何しろ、休むように言っても休まない。本当に休まないのだ。彼女の場合、特殊な契約をしている。管理者なのだが、固定ではなく時給換算なので。
勤務時間が多い社員は時給換算や、基本勤務時間を低くして働いた時間が報酬に反映するように計算している。彼女の場合、休みといっても月2日程度で、最近は全く休まない。そんな内容だけではなく7時には出勤して帰るのは早くても9時近くだ。
膨大な金額が発生する。時間換算で1300円だから300時間だと40万円近くになる。
 帰らない、休まないでは当然問題が発生するが、もうその生活が10年以上も続いている。それでも、病気なしというのだ。その時に、同席した支援責任者が、
「彼女は、病気を持っている。」
と言っていた。
病名を聞いたが、それは当然発症するだろうと思った。精励しているが、問題も余りにもあるので困ったと思う事もある。
 その新人2級ヘルパーのNPO法人での勤務が危うくなったので、管理者と会った。そして、その事を告げた。
 「利用者にも既に言ってあるし、ケアマネジャーにも新しい方を入れますと言ってあるので。」
 「入れるのは構わないのだが、水、金と言っていたのが金曜日だけしか入れない。」
 「それでも、今日の事ですから良いです。」
 NPO法人の受注している利用者なのだが、一目見ただけで合わないと思ったら直ぐに断る。多くの事業所が入れ替わり立ち替わり担当して来たので、最初からそのようにケアマネジャーから言われていた。
当社も、既に数人入ったが結果的にその管理者だけが残った。しかし、彼女は居宅介護支援事業所の発足にて8月からは担当できないのだ。最近も社員を二人をサービスに入れたが断られた。そこで、新たな人材を投入する事になったのだが遠い。
ここからでは遠いのだ。条件として車で送り迎えをする事を約束した。5時から6時の生活援助1時間を送り迎えで対応するのだ。
 常識の範囲を超えている。しかし、急場しのぎでそのような対応をする事になったのだ。ヘルパーさんを迎えに行って車に乗せようとした時に
 「どこに行くんですか。」
 「昨日話したろう。NPO法人の仕事だよ。」
 「そんな、管理者にNPO法人などの仕事は全部無くなったから。社長にガツンと言ったから。全部こちらで仕事をして貰う事になった。」
 そう言ったのだが、
 「自分は、管理者に言われていないし社長が勝手に言って話を違うようにした、とかなり怒っていたので行けない。」
 そんな事を言ったので、私が直接連絡をした。
 「どうして、そっちの仕事の無い時間まで拘束するんだ。何の問題があるんだ。本人は仕事が出来ると言っている。」
 もっと怒って、なんでそんな意地悪するんだと言いたかったが、その言葉を飲み込んだ。家庭に問題があり引きずっても来て呉れるし、もともとの器じゃないから言っても仕方がないと思った。
 移動する車の中でもズットそればかり言っていた。NPO法人管理者と待ち合わせして指導を受けて1時間後に戻って来た。これまで、断られると30分程度で戻って来るのだが、1時間とは、受け入れられたかとがっかりした。
受け入れられたという事は、介護管理者の邪魔を受けながら送り迎えなどを交えないと行けない。もし、それがなかったら新たな道を探す事も出来た。NPO法人管理者が
 「何か行き違いがあるようで、一体どうなっているんですか」
 彼女から、
「ごたごたの渦中に放り込まれて一体どうしたらいいのか、NPO法人と株式会社は仲が悪いのか、みんなはどっちの方についているのか。」
などと言われたようだ。
 それでも、NPO法人管理者は次の話をし出したので、
 「日曜日から求人を掛けているので、それを待ってからにしよう。」
 なかなか仲間意識が抜けないNPO法人管理者。
 つい最近まで仲間や上司として働いて接していた彼女らが
 「信用置けない、初めて味方なんていないと分かりました。」
 と、言ってもまだ割り切れない未練のようなものがある。
早く断ち切れるように人材を確保しないと、と思った。
 いよいよ、家庭裁判所に行って後見の申請をする具体的な日程が決まったので、私もそれに真剣に取り組まないと間違いを起こす。早く安定した環境が出来上がればと思うが、私は大乱の環境でないと実力を発揮しないと言われていた。


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