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トップハート物語(4827)立志伝敢闘編
18/12/13
2012年(平成24年)7月下旬。
 大阪市の新規事業所の管理者を何とか支えるために動く。管理者となって希望に燃えて新たなスタートを切ったのに思いと現実は大違い。裏切る仲間に怒りを感じついに一人になる可能性を身近に感じて不安になり泣き腫らす。
確かにこのままいけば一人になる。しかし、彼女は8月から居宅介護支援事業所の開設をするのだ。その為に、現在の介護および支援管理者であった地位から退く。ところが、その引き継いだ管理者は嘘を言って9月末までと言って来た。
もう、
「この非常事態で逃げる奴は信用するな。」
と言って励ましと言うのかどうか、とにかく強く言った。
 朝から新たな求職者支援事業の応募者への面談を行った。貧弱な受講生を前にして何のためにこんな支援事業があるのか疑問が湧いて来た。特に、この地域のハローワークからの紹介者は1名だ。それも62歳だ。
呆れ果ててしまった。広い範囲をつかさどっているハローワークがこの地区にあるのだ。その紹介者がこれとは、そう思ったが納得した。最近はかなり厳しい門を潜って求職者支援事業の受講者となる。その門を潜れない希望者が多いという事だ。
他市や他区からの応募者が多いのはそれだけ他の地区の者がある程度は潜り抜けるだけのものがあり、この地区の人間はそういうレベルに達しないという事か。それは正解だ。全くこの地区にはまともな人材が存在しない。
 そんな感じを抱きながら面接を行った。私は10名ほど面接をしたが、7割は、就職は厳しい。しかし、この業界は人手不足。一般の研修の受講生には施設で無資格で働いている人が受けに来ている。
その程度たるや散々たるものだ。字が書けない字が読めない、授業態度が悪い遅刻する、休む、などなど。このような人材でも使用しないと人員基準がクリアできないということか。
 それが終わってから、新規事業所の管理者と待ち合わせして食事をしながら色々と今後の事を検討した。一番時間を割いたのは彼女が折れてしまっては元も子も無くなるので、そのテンションを下げないように苦慮した時間だ。
食事が終わってから、十数年来の付き合いのあるケアマネジャーと会った。廃業に向けて準備をしている中で私に何件か引き継いで貰いたいとの依頼があったのだ。その依頼を8月から実施する彼女に引き継がせる積りで同行した。
最初会った時と変わらぬ人物で、和やかな雰囲気で交誼を結んだ。本業は整骨院なのだがケアマネジャーの資格を取得した。その後開設して一時は30ケースを超える利用者を抱えていて市のケアマネジャー会の副会長までしていた。
 私との初めての出会いは平成13年、彼が2級ヘルパーの実習で私が同行した時から始まった。ケアマネジャーの資格を取得してすぐに連絡があり、私が法人設立から開業まで全部してあげた。
1時間ほど話をしてもう1ケース受けることになった。管理者と近くのデパートにある喫茶室で少しお茶を飲んで打ち合わせをした。その後、私は研修センターに向かって面談。遠くに住んでいる彼女だが来て欲しいと条件を提示した。
百貨店に勤務経験がありシングルだが、教室ではひと際目だって清楚で自分を失わなかった。お子さんを連れて来ての面接だったが、当社としてはNPO法人勤務を考慮している。後見事務をして貰おうと思っている。
 一旦事務所に戻って再び外出。ケアカンだ。NPO法人が行っているケアをこの地区の当事業所がする事になった。利用者の同居人が希望したのだ。利用者は全くの認知症で判断能力が欠けている。しかし、同居人が何でも口出しをするので厄介だったが、自分の話し相手が欲しいだけなのだろうが利用者がそう言っている、と言って来た。
私は利用者が虐待を受けているとの情報があったので、介護度を上げてデイサービスを増やそうと目論み介護度が上がった。その申請理由として同居人の虐待を上げた。
 この同居人の妹が当社のヘルパーとして勃興期は活躍してくれた。その縁で4月に依頼されたのだが、聞くところによるとその同居人は利用者の老後の資金3000万円を使い込んだという。
自分の経営していた飲食業の運転資金に使ったようだ。その挙句、自分の子供の名義を勝手に使い印鑑も偽造して保証人として銀行から同じ額を借金したという。その金銭が返せなくなり自己破産。裁判で偽造が証明されて子供は難を免れたという。
 親族に、
「その懺悔として認知症になった利用者の面倒を一生見るように押しつけられた。」
という。
しかし、同居して居ながら別世帯としてそれぞれ生活保護を受けている。その金銭も搾取しているのだろう。
 そのうえ、利用者の介護保険サービスを自分のサービスに変えようとしているので、釘を刺した。
 「利用者の介護サービスですので其れだけは忘れないように。」
 悪魔のような顔をして反論していたが、無視した。

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