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トップハート物語(4804)立志伝敢闘編
18/12/01
2012年(平成24年)7月初旬。
忙しい最中、登録ヘルパーさんが時給に対してクレームを付けていると聞いていたが、ファックスを利用して文書で出して来た。時給の計算がおかしいので根拠を示せというのだ。バカバカしくて相手にしたくないのだが、現場はそうは行かないらしい。
まだ、2級ヘルパーの資格を取得して間もないのだが、多くの仕事を依頼して問題なくこなして貰っているようだ。その者が、一時辞めて、
「他の事業所に行きます。」
と言っていたのでそうして貰えばよかったのだが、自分の主張が聞き入れられなかったのか、また当社で働きたいというのだ。現場は人出不足が顕著で、新しいとはいえ準主力となって働いている彼女を失ったら厳しいと言っていた。
 その質問に答えを出すなど必要無いと思っている。あくまでも、業務委託者で気に入らなければ受けなければいい。当社は以前から資格を取るスキルアップした者に多くの時給を支払い長く勤務して貰うシステムだ。
長くても短くても、資格を取っても取らなくても同じでは長期に勤務できないし他との比較を常に言ってくると思っている。すべての資格者が同じ時給のところがほとんどだが、当社は資格者によって時給が異なる。また、身体でも生活でも同じ時給のところもある。以前当社もそうしていた。
 それぞれの事業所がそれぞれの考えで決めているのだから、業務委託者はそれぞれの事業所で気に入ったところと契約し働く選択が出来る特権がある。事業所は条件を提示して受け入れてくれるかどうかの選択を待っているだけだ。
そんな思いがあるから、何の回答も必要ないと思っている。しかし、現場は困っているのだからそれに合わせる必要があるのも一理ある。そこで、現場の提案を入れて一部修正をすることを認めた。その代わり、営業活動をするように指示した。売り上げを上げて薄利だが益を上げる必要がある。
 朝11時から、多数事務所として借りているマンションの大家さんである建設会社の社員から障害者の息子さんの対応を頼まれた件で打ち合わせがあった。本当に聞けば聞くほど悲惨な人生の渦に巻き込まれていた。
息子さんが30代半ばで脳幹出血で寝たきり、その父親は同じ30代半ばで急死。その父親が亡くなった時にその息子は小学校4年生。寝たきりになった息子の息子は現在小学校4年生なので、
「おやじと同じ、おれは死ぬ。」
と言っているという。
そのような方の退院が7月後半、在宅でイロウと痰の吸引を入れる対応が必要となる支援をどう進めるか端緒に付いたばかりだ。これから、病院、自立支援センター、市役所、医療関係機関と打ち合わせしながら進めて行く。
 事務所に戻り、新規事業所管理者と打ち合わせして明るい希望が見えて来たと人材確保の一筋の光に期待した。営業と人材確保と合わせて進める事は大変だが、楽しみでもある。
 研修センター責任者からまた泣きごとだ。次の就労支援の教室の募集をしていると聞いていなかったが、突然、電話で
 「現在1名の応募しかないんです。」
 と、いつものように突然言ってくる。事前に準備が必要なのに何もせずにこんな事になっている。その逃げか、
 「大阪市に教室を持って遣った方が集客力はあると思いますので、この教室を移転しませんか。」
 「どうぞお好きなように。ここで家賃年間400万円ですよ。大丈夫ですか中心部に出て行って。」
 彼は、失敗しても謝るだけだが、私の方はそうはいかない。
 努力もせずにただ事務所にいているだけで、人を集める事が出来るのか。苦労して初めて達成できる。楽に楽に考えるのは若い者だけではなく、年齢行った者との共通認識なのか。それでは、段々と多くのメジャー企業が外国人をこぞって採用するのかが良く分かる。
 働きながら介護資格を取得するプログラムで採用した女子社員。友達の紹介だった。それが、今日面接で
 「働き始めたら祝い金が貰えると聞いたんですが。」
 「どこから?」
 「ハローワークから。」
 「だって、ハローワークに登録したの。離職票とかはどうなったの。」
 「もう決まったと思って捨てました。」
 「何をばかなことをしているの。ハローワークだって、あなたが就職したかどうか分からない。もう一度元に戻してやり直しだ。」
 そう言って、ハローワークへの登録という最初から遣り直しをするようにした。その為に、行政に報告していた採用を取り消して了解をもらった。問題は、これまで既に半月は働いているのでその賃金だ。全く厄介な最近の新人だ。

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