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トップハート物語(4801)立志伝敢闘編
18/11/30
2012年(平成24年)7月初旬。
 とにかく、大阪市の新規事業所は人手不足。異動した新管理者は8月から新たな居宅支援事業所を立ち上げるために申請を行っている。社内での立ち上げにあるのだが、今盛んに人手不足解消で訪問介護や自立支援のケアに奔走しているが、指定が下りる8月には手を引かないと行けない。
そうなると大事になる。その回避のために今すぐ欲しいヘルパーさんと、8月から働けるサービス提供責任者を求めている。8月15日に修了証書を手にする基礎研修終了の求職者支援事業の卒業生の中から何とか必要な人材が見つかればと動いていた。
 私が担当した月曜日にそのPRをして帰りに興味にある方を残して、管理者が説明を行った。当社の条件に合う他の資格や能力を提示して4名が残ったという。その説明を、昼飯を食べながら聞いた。
その同席したもう一人の友人の彼女は一足先に社内独立している居宅介護支援事業所の管理者兼ケアマネジャー。その彼女が朝来た。他の話や代表社印を貰いに来たのだが、ついでに話をすると、
「既に今月急に増えて50ケースを超えてしまった。」
という。
私が管理者をしていた時代は、2年前で35ケース。その後彼女に引き継いで、私が非正規勤務になって2名での居宅介護支援事業所になったが、その程度の推移で来た。私も彼女の中で手の掛る困難利用者を担当していた。5人程度だ。
トータルでそのケースだったのだが、今日の報告で50ケースを超えてしまったという。私の分も含めてこれから考えないと行けない状態になった。
 昨年から何度も介護、居宅に対して
 「平成24年から65歳になる高齢者が増えて自然にケースが増える。準備だけして置くように。」
と言ったが、ヘルパーステーションの方は準備できた筈なのだがしていなかった。今になって相当悩んでいる。そして、居宅の方もそうなった。昨年、期待に反してケアマネジャーの合格者は1名だった。
4人受験して1名とは、受験対策講座を行っている会社としては恥ずかしい。しかし、その受験生はケア組織にとっては無くてはならない人材なのだ。それが、合格したら大変なことになる。今回も多くの中心的社員が受験することになった。7名だ。
 朝一番でそのケアマネジャーが来たが、直ぐに立て続けに来客があるのでお昼を一緒にする事にした。その来客のうちのひとり、先月末に退職した不審な女性が居るのだが、事前に言っていた健康保険証を返却しない。
貸与していたユニフォームなども返してこない。それよりなにより挨拶がない。ラーメン屋で働いていたのを働きながら介護資格を取得するというシステムで、当社で4カ月遊ばせながら給与を16万円も支払って受講料も無料で取得させた。
資格を取った途端、辞めたい、継続したけれど辞めたい、の連発だし、そのうえ仕事があまり芳しくないので、辞めて貰ってよかったのだが礼儀知らずで、嘘ばかり。
 そんな訳で、来ると言っていながらユニフォームも返しに来ない。そのうち、社会保険労務士が来て処理が出来ないままに帰った。昼、彼女ら2名とNPO法人常勤理事の智子さんを加えて話を聞いた。
 「求人活動の話ですが、説明を聞きたいと授業が終わって残ったのが10名、資格や経験などの条件を提示して残ったのが4名です。そのうちの2名の女性は結構能力がありそうで、二人とも欲しい。遣る気があって一人は一を言えば十が分かるタイプで安心して任せられるような気がします。そのうえ、営業も事務も経理も経験がありバイクも大丈夫です。年齢は52歳ですがそれほどまで見えないようです。」
 その女性は私が推奨した女性で期待の人だ。
 「もう一人の女性は24歳で、能力があり前向きで色々な仕事を経験したいと思っている方です。将来が楽しみでどちらがいいか悩んでいます。遠方ですが、大学時代も1時間半の道のりを通っていたと言っていますし頑張って通勤すると言っています。」
 「それだったら、二人採用したら。」
 「二人でも大丈夫ですか。」
 「大丈夫だよ。ただ、二人優秀でも二人とも同じ職場で働くとなったら軋轢が出てきたり能力の差が出てきたりして嫉妬心も生まれる。いずれは、一人は外に出る事を前提に育てて行くようにしないと。両方の能力に差があってクラスでもあの子は追い越せないと認識しているのなら別だが、そうではない。たとえば、一人は介護、一人は自立支援というように分けて担当させるとか、営業や新たな企画をして実行させるとかしないと二人ともだめになる。」
 そう言って、二人採用になった。

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