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トップハート物語(4799)立志伝敢闘編
18/11/29
2012年(平成24年)6月下旬。
朝から、役所から再三電話が掛って来て催促がある処遇改善の実績報告書を作成した。まだまだ進まないが、時間が来た10時半に一旦止めた。隣のイオンショッピングセンターの高級喫茶店でNPO法人常勤理事が見合いのような形で行く事になった。
相手先からの強い要望によって会う事になったのだが、相手は大勢で押し掛ける。彼女の方は誰も行かないで孤立無援。人一倍人に会うのは苦手で、いつも回避しようとするので何とか背中を押している私としては無事面談を果たして欲しいという気持ちから、私がその場にいることにした。それだけでも、彼女は安心だという。
 ただし、私は相手の誰とも面識がないので話合っている相手との近距離で様子を窺う積りだった。11時約束だったので、10時半に部屋を出て直ぐ隣なのでだいぶ早く到着。全体を見渡せる位置に座り来るのを待っていた。
相手はまず男性とその母親。そして、紹介者の母親の親族とその娘。最初はそれらしい親子が居たので目が合わないようにちらりちらとその親子の様子を窺っていた。
 11時の時間が来ても、車が込んでいるのと雨模様なのでこのショッピングセンターに客が集中して駐車場に入れないようだった。時間がかなり経過したが、誰も入ってこない。
NPO法人常勤理事の智子さんが入って来たらその母親と子供の餌食になるような雰囲気だった。余り好印象の持てない男性ときつそうな母親だった。メールで智子さんにそのように送った。
 「その年なりの男性だ。母親と君を待っているようだ。もう少しみんな来るまでで外で待っている方がいい。」
 君に合わないと書こうと思ったが、止めた。先入観を与えると思ったからだ。暫く、ipadを見て顔を上げなかった。そのうち、その母親と男性は消えてしまった。何処に行ったのだろうと思っていると、メールが来た。彼女からだった。
 『奥の喫煙席にいます。相手を待っています。』
 そんな内容だった。
 今度は、他の女性ペアが来た。あちこち探している。てっきり彼女を探しているのかと思っていた。大分過ぎてから、新規事業所の管理者が来た。彼女も智子さんから相談を受けていたので今日の事が心配になり様子を見に来たいというのでケアが終わってからという時間に待ち合わせをした。
 もう12時近くなると、彼女が少し腰を浮かせて衝立の上のガラス越しに喫煙席を見る。
 「あっ、いたいた。結構話しています。いつもおとなしい智子さんが話をしているから、うまく行っているんでしょう。相手は後ろ姿でよく見えないんですが、横顔を見ると結構シュッとしていて、よさそうな感じです。」
 そんな事を私に報告をして、その姿を何度も見ていた。
 どうやら、私がうつむいている間に喫煙席に入り、そのあと男性も入って来たのだ。全く、分からなかった。そのあと、面接をしていた男女を置いて親戚は席を外して戻って行った。
暫く、二人で話をしたようだ。私と彼女もこの機会を得て新規事業所の話をした。暫くして、二人が話を終えて戻るようだった。その時に、初めて男性の顔を見た。私がこのやつかと思って見ていた人は全員違っていて、しっかりした顔立ちでイケメンタイプだった。
 「あれだったら、大丈夫だ。安心した。」
 そう声を出した。
 大分時間が過ぎてから、彼女から電話があった。席に来るように話をした。3人で席を温めた。2時間ほど様子を聞いた。話は弾んだように見えたのは、彼女が一生懸命に話し掛けたとのことだった。
色々聞いたが、相手の想いが見えない。もっとはっきりとリードしてくれた訳ではなかったようだ。夕方メールが来たようだったが、それもそっけないものだった。はたして結果はどう出るか。
 事務所に戻って4時間ほど一生懸命に処理をしたが、全く時間が不足して部屋に戻ってからまた始めた。パソコンを外して持って帰った。資料も持って帰った。しかし、大事な資料を一つ忘れてしまった。
出来るところまで11時頃まで掛って終わった。あとは、明日朝終わらせてから、常勤理事に役所まで持って行って貰わないといけない。
 何とかまとまって欲しいと願っていたが、智子さんの親が来ずに一方的な形になったが、どうなるか。私の探偵は、失敗の連続で何のために行ったのか分らない。恥ずかしい。再度訓練のやり直しだ。

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