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トップハート物語(4779)立志伝敢闘編
18/11/19
2012年(平成24年)6月中旬。
労働災害保険の適用を申請するあの男性社員を始業時間前に呼んだ。まだ、評価は分からない。ただ、私の前では誠実な態度だ。しかし、実際の所属する管理者の前では、
「もうひとつはっきりしない、意欲が感じられない。」
という評価だ。
実習型雇用の対象者の更新手続きのために研修センターから社員が来た。今度、介護雇用プログラムの対象者となる者の配属先が研修センターだと告げた。
 「本人の希望の勤務時間が17時までとなっているが、それは認めないので18時までだと告げて下さい。もし受けいれが出来ないのなら今回は諦めるように言って下さい。」
 そう告げた。
 その旨を、紹介者である居宅介護支援センターの管理者にも告げた。最近は、そのような勤務時間を無視した要望があり困っている。子供が小さいというのが理由だが、たとえば彼女の場合これまで美容師や運転手として遅くまで働いていたという。
それなのに、どうして当社への希望がそうなのか。無理に決まっているだろう。数ヶ月前の社員候補はどうしても4時には帰ると言ってきかなかったので途中で契約を打ち切った。その時の理由も同じ子供が小さいとのことだった。
それが、辞めてから登録として働ける時間が4時以降だと言って来た。どういうことか考えた。社員なら固定給で短時間でも基本給与は確保して、そのあとアルバイトをする積りだったのだ。現実に、現在、飲食業で働いていて子供は実の母親が見ている。
 その研修センターの社員のお子さんは障害を持っていて小さい。そのために、業務時間を短く取って週30時間強だ。ただ、彼女の場合時間が短くても勤務成績は高いので問題はないのだ。
 「私は大丈夫でしょうか。月間120時間は出るようにしているのですが。土曜日曜日も出来るだけ出させて貰っています。」
 そう気にしていたが、
 「今度の彼女の場合、これから資格を取得するから何の収益も上げられない。4か月掛って2級ヘルパーを取得して初めて仕事ができる。その最初の段階で勤務時間を短くするという理由がない。それだったら、資格を取ってから自分の条件に合うところで働けばいい。当社に係わる時間だけは決まりを守って欲しい。」
 そう言って説明をしたが、ずっと彼女は自分が短時間の勤務であることを気にしていた。
 事務所を出て行きたい所があったが、次々と社員が来るので行けないで昼になった。昼食を摂らずに外出。銀行に立ち寄り、大阪市の巨大な庁舎に向かった。今年度の介護雇用プログラムの契約説明会だった。
当社は今年度株式会社2名、NPO法人1名の雇用を認められている。淡々と説明して早口で、女性キャリアウーマンが話をする。やり手と思われる若い30代前半の感じがする官吏だ。その部下の男性が貧弱に見える。私と同じ感覚で、時間になったら遅刻者がいようと関係なく定時ぴったりに始まった。20分程度で終わった。ダラダラしないのがいいと思う。
 戻って顧問の会計事務所に向かった。当社は6月決算なのだが3月までの精算表がやっと出来た。その打ち合わせだ。3月までは800万円の黒字だ。しかし、昨年のようにこの時期に数千万の収益はない。昨年は、求職者支援がうまく行って大きな黒字が発生し6月決算期に大量に経費を落とした。
借りている事務所の年間家賃の支払いを始めとして、自動車保険などの各種保険、労働者災害保険、研修会場の年払いなどで数千万円を使った。それでも、大きな黒字が出たのだ。
 今期は社員の、特に研修センター社員のおごりで昨年あった求職者支援の選に漏れたのだ。それが3カ月続いたので今期の決算期には昨年のような数千万円の収入がない。今の時点では黒字なのだが、6月の昨年のような年払いを始めるので1000万円弱の黒字では数千万円の利益圧縮を処理出来ない。
そのことについて
 「私は、赤字は嫌なので黒字で決算を終えたい。そのために、年払いの経費を実際は支払っていても経理処理は毎月支払うように経理処理をしてほしいと依頼するかも知れない。」

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