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トップハート物語(4767)立志伝敢闘編
18/11/13
2012年(平成24年)6月初旬。
大阪市に設置した新事業所の問題が収まらない。人事問題だ。とにかく、あのバカ者を異動させた時に遡って失敗だった。これほど、たった2か月だけでこれほどの悪影響があったとは予想だにしなかった。
出張中から新事業所管理者から相談したいと連絡があり、そうなるだろうという予想がそのまま報告された。
 「実は、3か月請求出来なかった件ですが、実際は請求が出来ていたというのです。それを、バカ者が何か操作をして請求が出来なかったのです。初めて前の管理者が言いました。問題を引き起こしていた数件は何とか処理しました。まだ、何か利用者宅に行ったりしているようですが、おいおい収まると思います。」
 「申し訳ない。俺の判断ミスで問題を引き起こして。その点、大東本社は最初から知っていたので復帰を断って正解だったな。」
 「それから、人事の問題ですが社員の2名が辞めたいと。一人が同棲している者と一緒に住みたいので遠くに行くらしいのです。また、前の管理者の話しを聞いたのですが何か家庭に大変な問題を抱えているようで、本人も病気で通院をしている。これ以上精神的に堪えられない、契約が終了と同時に辞めさせて欲しいと。7月一杯で退職したいと言われました。」
 「結果的にそうなると思っていた。あのバカ者が引き起こした問題を引きずっているのだろう。理由は何でもつけられるが、あれほど問題を起こし日頃の仕事をせずに日常を過ごすずるさを隠す事が出来なくなったのだ。その方がいいと思う。いま、総入れ替えをしないと落ち着かない。俺だって、毎月自分のポケットマネーから資金を出している。何しろ、請求が失敗続きでお金が入って来ない。そんな中でも、出鱈目な経費を使い続ける。どうしようもないバカ者が感染させた状態を替えるには総入れ替えしか無い。」
 そう言って、今後の人事案を相談した。
 彼女は災難だ。6月1日から異動になったが、その行った矢先で社員3名が退職又は退職を表明した。管理者として赴任して、最初の仕事がこれでは可哀そうだ。それでも、彼女は意欲と闘志があるからそう簡単にめげない。管理者兼任で新たに居宅介護支援センターを立ち上げるのだからかなりのファイトが必要だ。
 どうやって、人事を動かすか。まず、これ以上新たな事務所に人材を投入することは出来ない。既存の人材ではNPO法人常勤理事がサービス提供責任者辺りで異動か。男性の社員が居るが腰が痛いと長期療養した者で、資格も2級しかもっていない。
 2級と言えば、先日逮捕された菊池直子だが、ヘルパーとして働いていたという。今回のこの事件で、身分を証明せずに受講出来て働く時も履歴書だけで採用するこの業界の実態が明らかになった。その問題を多分役所が変えようとする筈だ。私もそのように身分証明書や身元保証人を求めないので次々と問題が起こっている。
 今月の1日から介護雇用プログラムで4カ月採用して資格を取得して貰う制度を活用し正社員として採用する予定の女性を、どのようなスキルを持っているのか確かめるために先月アルバイトをして貰った。
申告と実際のスキルは勿論だが、性格なども大違いだった。資格取得後の働くという意識を確かめるために、月末に最終面談を行った。結果的に、意欲が余り無かったのか、当方としても仕事が出来ないと分かったので辞退の連絡があった時には評価した。
ところが、30代にして生活保護を受けているのが分かった。そのような女性は先日も採用して半月で辞めて行った。つまり、生活保護と短期アルバイトで幾らかの収入を得る二重所得を目論んでいた形跡があった。
 申告しなければ役所は分からない。その為に、役所に連絡して支払いをしたと報告した。二人とも30代の女性だったのだ。新規の利用者が相次ぎ、業務が過多になっている。何とか新たなヘルパーさんを入れたいが人材が当社の基準に合わない。
 認知症を持つ夫が訪問時に、
「認知症の妻のデイサービスの回数を増やして欲しい。」
と言っていた。
デイサービスにも要請したようで、調整をして水曜日増やす事にした。送り出しの時間も調整して、その旨認知症の夫に連絡した。
 「頼んだ覚えはありません。」
 「何を言っているですか、相談があると私を呼びつけて、妻が1日中家に居て可哀そうだからもう1日くらいデイを増やして欲しいと言ったでしょう。点数がオーバーしますと何度言っても聞き入れない。それで、調整したんですよ。」
 「いや、全く覚えていない。」
 「それだったら、今後何を言われても聞き入れませんよ。周りのみんなが迷惑する。」
 「それは困る。佐藤さんが頼りだ。」
 「それだったら、認知症のテストを受けてくれませんか。それじゃないと、今後色んな契約など勝手にして知らないと言われても取り消しが効かない。」

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