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トップハート物語(4753)立志伝敢闘編
18/11/06
2012年(平成24年)5月下旬。
初めてと言っていいかもしれない、社内の勉強会を夜6時半から研修センターで開催した。社員32名中、直接現場に関わりのある者を中心として概ねサービス提供責任人者と管理者など17名の参加だった。
非正規雇用のヘルパー会議は毎月3回実施し、その何れかに出るように義務付けている。しかし、社員の研修会は記憶にないが、先日、介護保険の改正の説明会を行った事があった。
自分の意識の中では、先日は通知のようなもので内容を吟味するものは無かった。しかし、今回は
 「これまでの法などの改正は会社に関わりのある部分が多かったが、今日説明するものは個人に関わって来る。これからこの業界で生きて行く目的や目標をどう捉えるか個人個人が考えないと行けない時に差し掛かって居る。その全ては少子高齢化と人口の急速な減少が原因であり、それに手を打って来なかった国の政策のしわ寄せが皆さんに来て居る。」
 そう言って、まずキャリア・アップ制度について話しをした。勿論、国の出している資料を基に話しをした。問題は、アセッサーがその何百という多くの項目をチェックする時間があるかどうかという事だ。一人ひとりそのような事をしていたら、一体どうなるのか。
 「そういった作業を事業所にさせて置きながら、認定する際には登録料が掛かるという。介護福祉士の登録料のように認定料を取って天下り先の人件費に化ける。おかしいでしょう。調査するのは社内の管理者やサービス提供責任者で、ただ紙切れ一枚を出すのに天下り先の新たに設置する認定機関に認定料を支払う。そして、その各事業所が行う認定作業が的確公平に行われているのか調査する第三者機関を設置するという。当然これも役人の天下り組織だ。介護に携わる人たちが一生懸命に働いて、少ないと言われている報酬から搾取する国のあくどい遣り方に、本当に腹立たしい。」
 そんな私の言葉に、
 「参加するかどうかは事業所が決める事になるのでしょうか。」
 「そうですよ。但し、ここに書いてあるように処遇改善加算金はその人数程度によって連動するように書いてありますので、これに参加しなければ報酬が下げられる。」
 「また、これが利用者の利用料などに影響して来るんじゃないですか。」
 「それはそうです。迂回して自分の処に集金されるようなシステムを役人は考えて創った制度ですから。負担するのは労働者や利用者です。」
 「それだったら、全国の業者が一丸となって参加しないのが一番いいと思います。」
 「それが一番いい考えなので、その旗振りをしてくれますか。」
 そんなやり取りをして、何百という項目を一読して貰った。
内容が、単純に出来るかどうかでは無く、知識を持っていてその選択をその利用者のその時の状態に合わせて行えたかどうかの判定だ。考える力や知識と共に技術力が問われる内容となっている。これが、アセッサー講習を経て今年の秋から導入される。
 続いて、認定介護福祉士の制度創設を説明した。250時間以内の講習を7から8年の実務経験を踏む間に2回受ける事になっている。そのうえで、プロフェッショナルな介護福祉士を育てることとなるのだ。
 「何故、このような人材の育成を計るのかを説明するのには地域包括ケアという概念を知らないと成立しない。」
 そう言って、地域包括ケアを、資料を使って説明を始めた。
 「基本的には国には金がない。少子高齢化に伴って働ける労働者の数が減る、購買力が低下する。その影響で企業業績が悪化する。支払う給与が大幅に下がっている。生活保護受給者が大幅に増える。それにぶら下がる子どもたちも働かない。親が亡くなると子も生活保護を受ける。悪循環になって、介護保険を支えている税金と社会保険料が大幅に低下する。それなのに、介護保険の対象となる高齢者が大幅に増加する。」
 途中、遅れて来た弁当の配達がやっと来た。
 20分程度の夕食タイム。
 「地域包括ケアは、これから国が強力に進める根幹の施策なので頭の片隅に入れて欲しい。これまでは、各職種がバラバラに動いていた。それを、ひとつにして地域をひとつの特別養護老人ホームに見立てて、運営して行こうとしている。そのひとつの強力な推進役が介護福祉士の中でも優れている認定介護福祉士という事だ。彼が中心となってまとめ役となり、協働していく。」
 その図解を見せながら、一人の利用者に関わる沢山の職種の方の名を見て貰った。とにかく、今日は導入部分なのでこれからは詳細に話しを進めて行かないと行けないと思って来た。



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