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トップハート物語(4748)立志伝敢闘編
18/11/03
2012年(平成24年)5月下旬。
 朝一番で、研修センターに行くと見覚えのある講師が居た。私が立ち上げの頃に、色々お世話になりそれからもう10年以上もお付き合い頂いている看護師の資格を持っているケアマネジャーだ。
息子さんや旦那さんは当社のヘルパーとして活躍されている。そのケアマネジャーは、年齢を感じて数年前に引退した。その後、時々当社の登録ケアマネジャーとして活躍されている。
 年齢は私より10歳年上だが、若々しい。その先生が私を見つけて、駆け寄って来て抱きついたりスキンシップが激しい。私が本を著したが、その中に出て来る登場人物なのだ。それを、何度も言われた。
 「私を書いてくれたのは有難いですが、その表現がおばさんはないでしょう。せめて、綺麗な奥さんじゃないと。」
 などと言われて
 「しかし、あんたの苦労した時代を知っているのは私だけだ。あんたのあの時を思うと本当に涙が流れて来ます。」
 そう言って、またウルウルさせる。
 度々、この場面に立ち会っている。もう、いい加減忘れて欲しいのだが繰り返すのがお年寄りか。
 暫く話をして、先生は授業に向かった。
 夜、メールが来た。朝から忙しく、ある利用者の転倒事故について話し合っていた。担当サービス提供責任者がヘルパーさんから見聞きした情報を送って来るのだが、ここ1週間度々転倒事故を起こして私も駆け付けたり緊急で訪問看護を入れたりと大忙しだ。
独居で、認知症で歩けるがバランスがとりにくい体になっていた。転倒しては顔や腕にキズやうっ血を創る。危険な事は分かっているが、元気な時から集団での生活は拒否していて気ままに一人で生きている。時々、家族が来るが毎日24時間の事を考えれば僅かな時間だ。毎日訪問介護が4回対応している。
 その時に、転倒している場面を見るのだ。前はひと月に1回程度で室内のあらゆるところで倒れていて血を流していた。
最近は、動けなくなったのはいいのだが、トイレなど行こうと立ち上がって転倒して、何故かベット下に顔があるという。その顔が多分ベットの下の部分にぶつかっているのだろう。立ちあがろうとして下から抜け出せないのだ。
 以前、動くので箪笥やテーブルの角にぶつけて血を流して倒れていた。夜間に訪問して、朝までの応急処置として手すりをでベットの周りを取り囲んだ。下は抜けられる。動こうと思ってかがんで四つん這いになってそのまま移動するなら転倒はないと思った。
 朝来た家族は、
 「こんな事しいて、いいんでしょうか。虐待ではないでしょうか」
 と言っていたという。
 応急処置でと説明をしたが、それだったらヘルパーに全てを任せず家族が沢山居て家に居るなら交代交代泊まりに来たらいいと言いたかったが、言葉を飲み込んだ。
現象が起きたら責任だけ追及するその家族に遣り切れない気持ちがある。
 暫くして、手を焼いたのか家族が、私が言ったと同じように囲って挙句の果てに外に出られないように、網を張って仕舞ったのだ。
つまり、取り小屋のような状態にしてしまったのだ。その網に足が取られたのかもしれないと思った。あれほど、批判をした私の応急処置を常態化して挙句に網で取り囲むなど考えられない。
その網に足が取られて転倒したのなら、ベットの下に顔があるのは分かる。そして、顔に打撲痕があるのは分かる。
 最近温野菜に凝っている。結構大きな蒸す容器を購入して1週間に3回は食べる。簡単だし美味しい。とにかく美味しい。特にブロッコリーは最高だ。農家の方が直接納入している名前入りの野菜を買って来る。
ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ、かぼちゃ、アスパラなど本当に美味しい。そこに豚バラとか自分で作った鳥団子を入れる。また、意外だったのは冷凍の餃子を加え蒸して食べるとこれもまた美味しい。ダイエットには最高だ。
 自分の失敗と思い込みで、役所に提出する書類が遅れていた。介護職員加算申請書だ。4月からの分は5月末までに提出するという事だったようだが、そんな事全く意識していなかった。だから、加算受付票を貰ってサービス提供責任者が、
「こんな記載がある。」
と役所が指摘している事項を見ても既に終わっているものと思っていた。
心配になったので、電話した。まだ処理されていなかったのだ。慌てて作成に取り掛かった。今日は介護、明日は自立支援を作成する。何故か、血が騒ぐのかこのような書類を作成すると思うとワクワクする気持ちが生まれていた。


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