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トップハート物語(4736)立志伝敢闘編
18/10/28
2012年(平成24年)5月中旬。
4時から、先日事前に市の市民部から議題や案内容の意見聴取があったものを叩き台にして話し合いがあった。悲しい事に、この小さな市域に23NPO団体があるが、第1回目の参加団体が9団体。
今回参加意思のあった団体が8、しかし、出席者が5団体に留まった。内容が無いので、懸念をしていたがやはりという感じだった。それでも、市側は意に介さないような感じだった。5分前に会場に着いた私だったが、一番トップだった。
他の団体は、定刻に遅れて来た。遅れて来るのが当たり前のような感じだった。
 少しは私の意見を取り入れて修正はしてあったが、やはり無理があった。出席者は少なくても、その出席者の経歴は市では一目置かざるを得ない人物ばかりが揃った。それ以外は私だけだった。貧弱な市の提案事項に対して、開会して直ぐに噛みつかれた。事業計画案に、NPO等への研修という第一議案があった。
 「我々が、どんな位置で活動しているのか分かるのか。どうして、今更研修を受けないといけないのか。それなりの実績を上げている者達が、どんな研修を受けて何を得るのか。」
 そんな趣旨の事を言って来た。
 先生と市側が呼んでいるのだから、以前から市では重鎮として重きを置かれているのだろう。
 「大体、私は何十年もそのような仕事をして来た。私だって講師が出来る能力がある。その者が、どうして市の財政が悪化しているのに無駄な金を使って必要の無い研修を受けないと行けないのだ。」
 何とか言い訳をしようと、必死の市の職員。
 対象がNPOだけでなく一般市民も入れて、などと言うが納得しない。
 「そんな内容だったら、我々は参加もしないし協力もしない。必要なのはPRして貰う事だ。我々の団体を市の広報紙を使ってPRして欲しい。我々の一番必要で求めうるものは、会員を増やして活動費を得る事だ。それを求めているのに、その質問に市が応える事は出来るか。」
 そんな質問をしていた。
 アホらしくなっていたが、黙っていた。ますますエスカレートしたその重鎮と呼ばれる者が、
 「私は介護保険の委員を7年務めた。」
 から始まって、どれほど顔が効くかを自慢し始めた。
 みんなが黙っていることをいい事に、訳の分からない自己利益を計るような言い方をして来た。
 たまりかねて、理知的なあるNPO法人女性理事が口火を切った。
 「何もNPO法人が、レベルが高い訳でもないし、一般市民でも意識の高い人もいます・・・・」
 そう言って、私が同じ気持ちを抱くような考えを述べると、その自慢話男は
 「そうです、私は同じ事を言っているんです。」 
 みんなが、唖然とした。
 それでも、ひるまず今度はネットワークづくりという言葉にかみついた。
 「ネットワークなど、我々には必要が無いんです。みんな分野が異なる。特に私など専門的なので、他とネットワークなど創る必要性も無い。その言葉の意味を聞きたい。」
 などと、言い出して市側も言葉だけの羅列なので応えられない。
 また、他の団体の女性がその異論ばかり言う重鎮と自分で思っている奴に反論をする。
 そうすると、また
 「同じ事を私も言っているんです。」
 そう言って、何か訳の分からない事を言い出す。
 また、一堂唖然とする。
 また、文言にかみつき
 「事前に何も話しが無いし、認められないのでこの案を撤回して貰いたい。」
 などと、言い出す。
 後から聞くと、私と同席したNPO法人常勤理事が
 「市役所の方達が何か助け船を出してくれないかと、何度も佐藤さんの方を見ていました。私が佐藤さんの顔を見ると、背もたれに寄りかかって目を瞑っていたので眠っているのだなと思いました。」
 なんて言っていたが、余り詰まらない話し合いに飽きていたのだ。
 しかし、困った市役所の担当者が助け船を求めるように
 「佐藤さん、何かご意見がありませんか。」
 と、振って来た。

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