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トップハート物語(4733)立志伝敢闘編
18/10/27
2012年(平成24年)5月中旬。
 その研修とやらの内容を聞くと、どうやら会計処理や運営基準的なものだ。どこかのNPO団体の推薦でコーディネーターを呼んで開催するらしいが、
 「全く不要です。何故なら、その内容に沿って申請をして毎年実績報告をしている。知っている内容を話しされても、困る。」
 そんな事を言ったので、少し困った顔をした。
 「それでも、初めてNPO法人を立ち上げようというなら有効だし、町内会などの組織もNPO法人化したらいいと思う。そんな人達に講習をするなら結構な事だ。」
 何事につけても、遅いというのが私の考えだった。
 高齢者の方の有効活用や若い大学生などの取り込みなど、幾つかの提案をさせて貰った。
 その話し合いの中で、一番の収穫は地域の商工会議所などと交流を持てるような機会を持って頂けるという事だった。何かをしたいと思っているので、異業種団体との交流を望んだ。
 昼のチャイムが鳴ったので席を辞した。地下鉄での移動だった。そのままターミナル駅に向かって、地下街で迷った。日本一複雑な地下街として有名で、誰もがその案内板の見にくさや複雑怪奇な通路の拡がりに戸惑う。
何度地図を見ても分からないので地上に出た。目的の市役所とはかなり離れた位置に居た。歩いてそれでも30分前に着いた。かなり広いロビーで時間を調整して、市民局を訪問した。
 目的は、昨年に続いて介護雇用プログラムの導入だ。その事前打ち合わせがあった。今度の担当者は二人とも女性だ。アルバイトのような女性と担当者だった男性は異動したのか。遣り手と思える若い女性と思っていたが、よく見るとその地位が納得できる程度の女性だった。
話しが早いのは良いのだが、話しするのも面倒くさいと思わせる人物だった。だから、ほとんど何も質問しなかった。私が事前に提出している書類に不備があるので再提出だった。
 提出した書類の中に指定証書の写しを入れて置いたのだが、無い。又、無くなったのかと思ったが、余り追及しなかった。コピーしたらいい事だから。この市の事務処理には問題があって、四六時中提出書類が無くなるのだ。それを、先日新聞にも掲載してあり、ホームページにも無くなった事が掲載してあって謝罪文があった。
 終わって、地下食堂で昼食を頂いた。カレーを食べた。終わって少し休んだ。何を考えるという訳では無いが、時をボーっと過ごした。おもむろに帰る支度をして外に出ると電話があった。
先日、業務初日で腰の痛みを訴えて安静休養になっている若い男性だ。丁度1週間休んだ。まだ、痛みが残っているが火曜日から出て来るという。押し留めた。出て来られても困る。仕事が出来ない奴が出て来てどうするのか。
 「うちは訪問介護が業務の会社だ。それが出来ない状態であれば勤務出来ない。難しい。まだ、痛みが残っている状態で来られても困る。労働安全衛生法というのがあり、うちとしてはそれを守る。つまり、社員がそのような状態の時には必要な処置を取る。休暇を与える、治療を受けさせるなど。また、勤務するにしても何が出来るのか考えないと行けないし、介護でもどこまで出来るのか医師の診断書を貰わないと勤務継続は無理だ。」
 「立ち上がりや座ったりする動作だと痛いのですが、ガイドとか家事援助とかは出来ます。」
 そんな仕事でどうやって利益を出すのか。考えないとけ居ないと言いたかったが、そんなこと言っても話しに棘が出来る。
 「今までそんな事無かったのか。」
 「実は、以前の会社でぎっくり腰になりひと月休んだ事がありました。」
 それを隠していたという思いもあるが、直に話しをしてくれたという気持ちもある。
 簡単に切って仕舞うのは惜しい人材であるという思いがある。若いのが魅力だし、パソコンの操作や理解力はあるようだ。色んな部署で行かす気持ちを持った。
 「今は忙しいので時間を取る事も出来ない。また、全治していない状態で受け入れる訳に行かない。木曜日だったら一日中空いている。その日に話し合いたい。」
 そう言って、9時から話し合う事にした。
 バカ者が、また今度はNPO法人総会の欠席を言って来た。明日に控えて、キャンセルが利かない。メンバーではないがオブザーバとしてもう一つの居宅支援事業所の管理者を急きょ夜連絡して加えた。


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