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トップハート物語(4723)立志伝敢闘編
18/10/21
2011年(平成24年)5月上旬。
早朝から電話だ。認知症を妻に持つ夫からなのだが、全く言葉が分からない。寝ぼけているのか、意識があるのか不明だ。昼夜逆転の言葉が何時も発せられているので、分からない。
何かあってからでは遅いので、朝行くヘルパーさんからその言葉を聞き出して貰おうと思って、担当サービス提供責任者に連絡した。その返事が朝あった。
 「済みません。本人に聞いたのですが、掛けた覚えがないし何も覚えていない、という事です。」
 やはり寝ぼけか。
 いつもの事だが、緊急性があると私の責任を問われるのでその都度対応しているが、これまで何十回となく対応して一度も緊急性は無かった。先日は、
「浣腸の事で相談があるので、来て欲しい。」
と言って来た。
慣れては来て居るが、それがトラブルに繋がる虞がある。
 介護管理者が来た。昨夜も遅くまで、新たな社員で女優のような美しさだと言われている彼女がNPO法人に会員として加入する姿勢を、その介護管理者に伝えた処、
 『管理者からサービス提供責任者に選任するので加入は出来ない、と言われました。朝は加入する意思を示したのですが昼にその話しを聞き無理だと分かりました。』
 そんなメールが来た。
 余りのバカバカしさに、怒りが込み上げて来た。そんな出鱈目を言うのは邪魔をする為か、それとも無知なのか。そんな無知の言う奴の事を真に受けないで、と長々と説明した後、
 『基本的には地域社会に貢献する事を主眼として、具体的には成年後見人の受任や制度ではクリア出来ないものをする事に寄って地域住民の自立を計る目的で活動をします。』
 そう謳い、今年度の事業計画を幾つか羅列した。
 21年のNPO法人設立当初、わざわざ料亭での資料を渡しての私の呼び掛けに全く反応が無く、主たる社員はそっぽを向いていた。
そのような中で地道に活動を続け、収益的にも昨年度は500万円を超えた。今年度は数千万円になる予定だ。有給理事もこれまで私だけ月5万円を受けていたが、今期は3名に毎月万円ずつ支給する積りだ。
 その総会を15日に開催することとなった。17名の会員を有することになった。社員15名、社外2名だ。その中には、勿論当初拒んでいた社員は加入していない。それはそれでいいのだ。
しかし、新たに加入しようとする意思のある者に対しえて、嘘を言って加入させないような行為を許せないと思った。それで、今日の朝その張本人が来たので言おうと思っていたら、彼女から言って来た。
 「Wさん今度NPO法人に加入したいと相談を受けたのですが、今度サービス提供責任者に選任するのでNPOの仕事は出来ないでしょう。」
 「介護保険と関係が無い仕事をするので、何も加入できないという訳ではないでしょう。介護保険などとは全く関係が無いんだから。」
 やはり無知だったのだ。
 その件は、ホームページのスタッフブログに掲載したのだが、それを見てからなのか、あの一緒にこの事業を立ち上げした大東市居宅介護支援センター管理者兼ケアマネジャーが他の会員に
 「私もNPO法人に加入しようかな、と行って来ましたが何も言われませんでしたか。」
 「言われないよ。俺の姿勢を知っているだろう。一度だけしかチャンスは無い。最初説明した時に、みんなが忙しくなるだけで何にもならないと言って加入を拒否した。それから3年、みんなが地道に活動をして来てこれから全国展開を視野にして動き出したら、それを見てうまい話しになるかも知れないと加入したいと言って来たのは、受け入れる筈がない。俺は一度だけ選択の機会を与えた。後はみんなが加入して良かったと思うかあの時加入して置けばと思うか。それは自分達の選択責任だ。だから、新人にはその話しをするので、判断は自分達でする事だ。」
 そう言って、私の姿勢は貫き通した。


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