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トップハート物語(4704)立志伝敢闘編
18/10/11
2012年(平成24年)4月下旬。
 多忙は続く。次々と重なる業務に、諦めるものが幾つか出て来る。特に今日は、集団指導の日だった。管理者、サービス提供責任者がそれぞれの部署から出席するので、トータルで大勢となる。
その穴埋めに有能なヘルパーさんが入る。勢い厳しいシフトになる。こんな時に限って色々重なる。私でいえば、新人の初出社と市民後見人養成の実習受け入れが重なった。
そのうえ、我儘な利用者への新たなヘルパーの顔合わせを要求される。また、同じく新たに始まる障害者のリフトを使用しての入浴介助などのアセスメントがあり、その対応に本来ならNPO法人管理者が行くのだが集団指導で不在になりNPO法人理事長の立場で私が訪問し担当者を連れて行く事になった。
 朝メールで、社会保険労務士から
 「最低限下記の書類をファックス下さい。これで、受け付けだけ今月して置かないと社会保険の加入が出来ない。」
 そう指示を受けて慌てて準備した。
 個人の所得税納付と法人税納付の証明だ。そのほか、10点ほど言われていたのだがその準備をする時間が無く、もう今月の申請を諦めていた。
NPO法人の新規事業所に初めて従業員を入れたのだが、その事が頭に無くて処遇改善報酬の事だけ頭にあり、それを諦めればいいと思ったのだがそうでは無く従業員の社会保険加入が必要だったのだ。
どうかしている。慌ててファックスを送信して、そのほかの業務準備に移った。10時に新人男性が来る。26歳で障害者のケアを2年半経験があり、今日の入浴介助を中心としたケアの打ち合わせに連れて行くのだ。その彼が来るかどうか心配になった。これまで、何人もの人材が約束した日に来なかったり連絡しても繋がらなかったり。
 彼に対する説明資料を準備しながら、10時のもう一つの約束の市民後見人養成実習を受ける人物との待ち合わせをNPO法人常勤理事の智子さんにして貰う為に、メールで起こして待ち合わせ駅に向かうように念を押した。
新人は、心配をよそに来た。一通り当社の説明を行ってバイクを貸し出す為に、駐車場に連れて行った。そうすると、支援費の社員が丁度戻ってきた時だった。
「事務所に顔を出して。」
と言われて彼を連れて行った。
丁度2人いたので紹介をして、一旦家に帰って貰った。私も着かれても、これ以上彼に対応する訳に行かないのだ。丁度、今日は管理者以下集団指導に行っているので誰にも預けられない。
 その足で、隣のSCに行って銀行などを回って待ち合わせの喫茶店に行った。これで5日目の実習で情報交換をして、取り敢えず食事をした。NPO法人常勤理事の智子さんがヘルパーさんを連れて顔合わせに行くのだ。
少し考えが変わっている夫婦の障害者の方を担当しているが、その奥さんは生まれながらに全盲だ。物事を感覚で判断するのだが、声が合わない、戸の開け閉めが気に入らない、外食時の座わらされた席が気に入らないなどの理由で全てケアをする前かした後にヘルパーの交代を要求される。そのたびに対応して来た。
 そして、次は29日にガイドの依頼があったが新たなヘルパーさんを入れなければならず、それに対して事前の面談を要求された。指定された日はヘルパーさんも業務があり、断っていたがこの日ならと当社が指定した日時を受け入れたのが、今日の2時からだった。
移動するのに公共交通機関で1時間弱かかる。1時には指導の担当したNPO法人常勤理事の智子さんが出て行くので、早目の昼食を3人で摂った。
 その早目に彼女が出た隙に、その既に5日目にして懇意になったフィナンシャルプランナー協会の県の支部長でもある彼女に
 「実は、ずっとご一緒だったNPO法人常勤理事の件ですが、もう色々お話しになってご存じだと思いますが、独身なんです。私の心残りは彼女の結婚だけなんです。そこで、交流の広い貴方にだれか心当たりのある方がいたらご紹介をお願いしたい。彼女は心優しく、誰にでも好かれるのですが料理などの家庭生活がどれほど営む事が出来るか分からないので、それにおっとりしているので人から見れば遅い、イライラするかもしれないので優しい人が良いのですが。」
 「実は、私はこの実習が終わったらお話ししようと思ったのですが、彼女は本当に良い方で出来れば私の息子の嫁に来て頂けないかと思っていたんです。」
 「いや、彼女はお宅の生活レベルと異なった育ちをしているので無理だと思います。」
 実は、これまでずっと彼女の話を聞いていると、弟は上場会社のオーナー社長、娘は一流企業、親族は一流、一流と続けて自慢話を聞かされていたので、そう思っていた。そのうえ、資産が沢山ありその話しも聞いていた。

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