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トップハート物語(4685)立志伝敢闘編
18/10/01
2012年(平成24年)4月中旬。
 毎週、会社の宴席があった。土曜日に、ちゃんこ鍋を作って50人近くの社員と家族が集まった。その始まる直前に、認知症を妻に持つ夫が入院している総合病院から連絡があった。
ステーションのどういう立場か分からないが、看護師からだった。
 「自己導尿もなんとか出来るようになったし、月曜日に主治医の方から手術後の話しがありその後退院という運びになると思います。ソーシャルワーカーのMから電話が行きませんでしたか。」
 「いや、来ていません。」
 「そうですか、申し訳ありません。連絡入れさせるようにしますが、月曜日何時頃来て頂けますか。」
 「何時でも結構です。指定された時間に伺います。」
 「それでは、10時頃お出で頂けますか。先生の診察、手術などで面談の時間が遅れるかも知れませんが。」
 「それは構いません。それでは、月曜日10時にお伺いします。それと、その時に主治医に相談すればいいのでしょうが、今回の入院原因の尿路感染症ですが、お宅の先生にも言われましたがバルーンが汚く汚れ管理の問題を指摘されました。デイサービスでも同じような臭いがきついなどの指摘が再三されました。訪問看護が定期的と臨時で週に数回入っており、また往診を毎週行ってバルーンの管理をしております。その医療系のサービスが全く機能していなかった事になります。この際、訪問看護事業所を変更しバルーンが取れたのであればリハビリに重点を置いてケアプランを建てたいと思います。その際、将来お宅の老人保健施設や病院利用を念頭に主治医に相談し指示書をお願いしたいと思います。」
 「うちの訪問看護とか訪問リハビリを使いたいという事ですか。」
 「そうです。」
 「それでは、指示書を作成して欲しいという希望がある事をソーシャルワーカーに伝えて置きます。」
 そんなお願いをした。
 今回の法改正で医療関係が手厚く増額された。しかし、このような現象は各方面でみられるのではないのだろうか。医療関係の問題は問題に成らず蓋をされている。利用者や家族がどれほど苦しんで居るか。
 朝、本社管理者に連絡した。頭の痛い育児休業を切り上げて家庭の経済的理由で職場復帰して来たバカ者の取り扱いをどうするのか結論をみて、
 「元女子プロレスラーはどんな感じ。今、介護現場から抜けてもいいか。」
 「うーん・・・・」
 「端的に答えていいんだぞ。」
 「今は、抜けられると困ります。結構、ケアに入っているので。」
 「分かった、実はバカ者の扱いを考えたんだ。その元女子プロレスラーの扱いに困っていたんで、それとバカ者と組み合わせて、新たな事業所を創ろうと思った。今までは、会社にとってマイナスしか生み出さない者は退職の道を選んでいた。しかし、これからの時代はそのような人材であっても活かす道を考えないと行けない。ただ、既存の組織ではカバーし切れないし迷惑があり過ぎる。それで、新たな事業所にそれらを組み入れて自分の収入は自分で稼ぐ方向で考えようと思った。」
 しかし、あれほど手に負えないと言っていた元女子プロレスラーが再生されつつあると聞いて、安心したと同時にこの案はとん挫した。
 「それじゃ、その元女子プロレスラーの空いている時間を新たな事業所に差し向ける事が出来るか。管理者の親族が二人病に倒れいつ逝っても可笑しくない症状らしい。それで、毎日早く戻ったり休暇をとったり。しかし、責任感の強い子なので、最初は管理者とサービス提供責任者を他の人にとか出社した時は夜遅くまで処理をしている。その一部でも請け負って安心させてやりたい。」
 そう言って、至急派遣できる日を設定させて連絡させた。
 これで、外部から二人が応援できる体制になった。
 問題はバカ者だ。これをどう使って行くのか。社員だし、年収的にもかなりの保証がなされている。何かさせれば、問題を引き起こす。起こされればその何倍ものエネルギーを使わないと行けないし、方々のメンバーに尻拭いの迷惑が掛かる。

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