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トップハート物語(4680)立志伝敢闘編
18/09/29
2012年(平成24年)4月中旬。
忙しいので問題社員と話し合う機会も持てずにメールした。
 『あす夜の同行は私がします。契約など、全て管理者がします。余計な事はしないで下さい。契約など二人で行っても1円にもなりません。今月は、20日までに7日間休暇を取って下さい。出勤しても残業は認めません。業務命令です。平日は定時までに帰り、子供の面倒を見て下さい。保育園も行かせて、送り迎えをして下さい。会社を理由に保育園を休ませないで下さい。会社の方針で契約しない事にしたのに勝手にした契約については責任を持って最後まで処理して下さい』
 とした。
 性格が困難な利用者で、テーブルに置くメガネの位置が異なると1mmでも違ったら再度置かせる問題利用者の依頼が来たが、あれこれと1時間以上も延長になる。ひと月以上対応を重ねて研修と称して我慢して来たが、約束の契約が出来ないまま延ばし延ばしをされたし、ヘルパーさんのもう限界というので契約もしていないし、断る事にした。
断りに管理者とあのどうしようもないトラブルメーカーの奴が一緒に行った席上で管理者に何の断りも無く契約書を隠し持っていて、その場で契約書を出して契約してしまったのだ。
 唖然とした管理者が問い詰めると、
「一旦契約してから断る。」
と言ったようだ。
先輩なので何も言えなかった管理者は悪くない。
 それを聞いて、メールで彼女に勝手にした契約行為を自分で責任を持って実行するようにとした。
 「ヘルパーさんにケアに入って貰うように連絡したようですが、長い間説得しても泣いていたそうです。」
 「自分が入ればいいんだ。」
 「子供さんが居るので入れないと言ったようです。」
 「そんな事無いだろう。他の利用者の計画を建てる時に、彼女が夜の5時から10時まで自分でケアの計画を入れていた。夜の超過勤務に該当するので外したが、それだけ空いているという事だ。8時から1時間だから入れるだろう。色々聞いているから出来ないだけだ。」
 それにしても、私の仕事は、毎日社員の困難事例を面倒見ているようだ。
 今日は朝から市民後見人養成講座の受講生の実習受け入れを行った。東京大学から昨日も連絡があり、私の実習関係ヒアリングがあった。元々、私は後見人を求められている利用者をそのまま実習しようと思っていた。
しかし、この地域で他にも受講生が居るとして実習の受け入れを依頼して来た。一旦断ったが、今後の事もあり受け入れた。その初日がこの日なのだ。その対象者が認知症を妻に持つ夫と妻なのだ。
ターゲットは認知症の妻だが、夫婦一対で無ければ解決には至らない。しかし、この日は在宅では無く夫は入院中なのだ。妻の方はデイサービスに行っている。
 10時に守口市駅で待ち合わせだったが、30分前に着いた。銀行など必要な業務処理をして、早目に会い向かい側のホテルの喫茶店に入った。事前の情報を細々と述べるのだが、余りに情報が多くて時間が不足する。
そして、実際は在宅だったのだが、夫の入院で状況が変わったと説明。2時間以上説明して、ホテル内の和食の店で昼食を摂った。
 説明時にも、連絡が多々ありその中でも夫の我儘連絡が看護師を通じてあった。毎日何かを持って来てくれというのだ。
 「今日は、携帯電話と黒飴と割箸とカレンダーとお金2万円ばかり。」
 「携帯電話は使い過ぎる上に、通販など訳の分からない注文をして月に利用料だけで3万円も支払っています。無理ですね。お金もありませんので無理です。黒飴はカロリーが高いのですが問題有りませんか。」
 「ちょっと待って下さい。確認します。・・・・・お待たせしました。その程度だったら大丈夫なようです。それと、午前中に持って来てくれという事です。」
 「それは無理です。今日中に持って行きますのでお伝え下さい。」
 そのほか、ファクタリング会社から明日懇談の確認、証券会社からお勧めの株価情報、市役所から書類の追加提出依頼など。利用者又はお客さまなどと面談している時には社員からの電話には極力出ないのが私の主義で、必要があればメールをして来る。
 食事を1時過ぎに終えて、出発した。認知症の妻を持つ夫の許に行ったのだ。入院先の病棟に入ると、手術を終えた安心感が顔にあった。

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