お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(4657)立志伝敢闘編
18/09/15
2012年(平成24年)3月末日。
 その利用者の事だが、夫と妻は別居している。夫は
 「家事援助を3時間して欲しいのですが、記録は1時間半にして欲しいと言って来ています。」
 そう事業所から言って来たので、責任者として私が行った。
何度か聞いてもそのような話しはなかった。私がいない時に話しをするらしい。時間が不足しているのだが、作業内容を聞くと
「1時間半で十分出来る。」
とヘルパーさんは言うのだが、こだわりがあるのか炊飯の時間は炊けるまで何もせずに待っているようだ。
訳が分からない精神なので、まだ理解していない部分があり十分な対応は出来ないでいるが、実作業に対して水増しではなく減らしは出来ない。
 また、奥さんの方だが管理者に聞くと
 「絶対部屋には入れてくれないんです。それでも、家事援助をして欲しいと言っているんです。」
 「部屋に入れずに、どうやって家事援助をするんだ。」
 「買物がほとんどです。メモを玄関で渡されて買物に行って玄関で渡すんです。」
 「だって、全盲なんだろう。奥さんしか居なくて、どうやってメモを書くんだ。」
 「そういえばそうですね。誰が書いてんだろう。」
 「絶対誰も入れないって、もしかしたら誰かがいるんじゃないのか。」
 「そうかも知れませんね。」
 「いや、見えるかも知れないぞ。」
 「そういえば、旦那さんと出掛けた時に全盲なのに、忘れ物をして階段を慌てて上る時に、駆け足で段差など関係なく身軽にくるりと身をこなして戻って行きました。歩くのも早いし。」
 「もしかしたら、白杖を持って歩いているんじゃないか。」
 「そうかも知れません。」
 「よく見て無いのか。」
 恐ろしい会話だ。
 今日で、二人の男性が退職する。70歳爺さん社員と専任講師だ。余りの対照的な二人にどう対処していいのか。70歳爺さんは何の貢献もしないどころか、害だけ残して行った。
これほどの悪の強い人間は初めてだ。何しろ、大東本社に配属する前は猫を被っていたのか、忠実な部下というタイプだった。管理者ともうまく行くのかと思ったら数カ月で破たん。
能力が無い事が明らかとなったのだ。それを隠す為に嘘を言い出し二枚舌の人間性を出し始めていた。この守口市門真市の尊敬される大企業を定年延長を含めて69歳まで勤めあげていたのだ。
 その大企業の理念とそこに勤めていたというプライドは確かに旺盛だった。しかし、全てそれは自分の無能を隠す為のメッキに過ぎなかった。大東本社の管理者2名は堪え切れずに逆バージョンで退職した。
考えられない。部下の言動に堪え切れずに退職など。それでも、当社としては居て欲しくない人材だったので直ぐに退職願を受け入れた。若手を登用してその実績は顕著に向上したし、何よりも人材が一定方向を向くようになったのだ。
その退職する人間に、会社としてもっと不要なお局様を誘うように言って、一掃できたのが一番の彼の功績だった。
 あとは、もう見るも無残。大東本社管理者がどれだけ不快になり辞めるまでになったのが分かった。彼女らも、私がその70歳爺さん社員を重宝していると勘違いしてくれて良かった。
その後、幽閉するような精神的病に冒されているような有期社員を管理させたりして、何か居場所を与えて仕事をさせようと思ったが、何も出来ない事が段々分ってお荷物になって来た。
新事業所を立ち上げる時にそのメンバーとして送ったが、もっと大きな問題を起こし始めて一緒に働いている者が続かなくなった。
 ついに決断して、辞めさせる時期を早めた。6月に退職勧告する積りだったのだが、3月にした。
「退職します。」
と言って来た時にはほっとした。
それでも、退職願が出て来ない事に同僚が不安を抱いていたがやっとポストに入れて来た。これが、大会社で働いていた人間の最後にする事だ。引き継ぎもせずに、聞いても、
「分からない。」
という意地悪な返事も多かったと言う。
それでも、ほとんど仕事はしてなかったので支障はない。
 もう一人の専任講師は、介護福祉士養成校に行くのだが日曜日などはそのまま来てくれるので、退職という感覚はない。
 京阪百貨店で行っていた北海道物産展で、寿司を食べた。奮発して3500円のを頂いたが、本当に美味しかった。ただ、握る人によって、こんなに味が異なるのかをと思った。追加で握って貰ったものが余りに違っていたのだ。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報