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トップハート物語(4653)立志伝敢闘編
18/09/11
2012年(平成24年)3月下旬。
 私は最初からケアを続けられないと思っていたので、介護福祉士は持っていない。無くても、不便さは何も感じていない。それでも、多くの介護を目指す人達にとっては介護福祉士という響きは快いものらしい。
昨日、介護事務所行った時に、介護管理者の合格を聞いた。以前に、そのような事、つまり合格したという話は聞いていたが
 「まだ発表されない段階で口に出さない。」
 と、窘めた。
 口に出していれば、もし何かの間違いで不合格だったらどんなに痛手を受けることか。今日の新聞にもフィリッピン人で日本に来て居る受験生が、模擬試験などで全国でも上位で、自分の採点でも合格していたが、通知は不合格だったという。
マークシートの欄が間違っていたのかと、関係者が話しをしていた。そのような事になったら、慰めようも無い。
 介護管理者は、既に私と同じくらいの経験年数でまったく勉強をしない。だから、落ち続けていた。そのうち何回かは、退職を申し出て来ていた。
 「私が介護福祉士も持っていないのに、下の者がみんな持っていては格好が付かない。立場が無いし、ホームページにも資格が公表されているので恥ずかしい。」
 「それは仕方が無い。簡単な事だ、勉強したらいい。それだけは他人はどうしようもない。そんなことを理由で辞めたいなんて、ふざけるな。残った他の者はどうするんだ。お前が居なくなったら会社が持たない。辞めるんなら、1期生みんなで辞めよう。」
 そう言って、2年目だった。
 そのほか、私の指示に従って国家試験で実技試験を受けて昨年落ちて、今年は講師の先生に実技講習をとことん叩きこんで貰ってめでたく合格。加えて、本社、レンタル事業と常勤社員4人受験して全員が合格。めでたし、めでたし。
その祝賀会を開催することにして、幹事を今年ケアマネジャーとして合格した者を指名した。介護事務所を去って新たな居宅介護支援事業所を立ち上げる。社内独立だ。これまでの恩に報いるために、その役を指名した。
 参加メンバーを制限した。もう、若い者たちは除いた。20代の今年度の加入者は、宴席など難しいだろう。昨年末のクリスマス会でも、たむろしてタバコを吸って、
「どうしてこんな事をしないと行けない。」
と陰口を聞いていたという。
全員参加の新人顔合わせでは、新人の筈の6名のうち5名が不参加を申し出ていた。最終的には、数人の欠席で済んだが説得をしたからだ。その為に、もう声を掛けない事にした。
居ても負担があるだけで、邪魔になる。そんな考えの者たちを、除外し始めた。退職か登録への変更をさせるように動き始めた。働かない、勝手に休む、そのうえ休んだ日を報酬の減額すると文句を言って来る。
 病気で1名、勤務不良で1名、指示を聞かずに虚偽ばかり1名退職してもらった。続いて、4月1杯と1名を退職誘導した。そのほか、不要な人物が3名いる。それをどう排除するかだけ、だ。
会社にとって利益ならない者は不要だ。やはり働いて利益を生み出し、会社に貢献することが大事だ。
 困難利用者家族を抱えている。利用者は何でも無いのだが、回りが大変。自分達でプランを作るならそれでいいのだが、表に出るものを非難して何も出来ないようにする。家族の特権だ。
この日も、既に介護保険を超えてサービスを提供している利用者に対するカンファレンスがあった。私の準備した提案内容は、家族と事前にすり合わせた通りの、介護保険サービスは従来通りの事業所で、オーバー分は通常のサービスでも訪問介護120回、訪問看護4回の値上げ分で数万円の負担増になる。
だから、その自費の分に対しては他の事業所で安い金額にてサービス提供を行い、従来の自費を超えないようにする、そのような提案をした。ところが、
 「自費が増えても仕方がありません。今までの訪問介護事業所を変えたくないので、支払います。」
 訪問看護ステーションの管理者も再度確認した。
 払うという。あれほど、当社のサービスやヘルパーさんが気に入らないと言っていたのに、突然、変えたくないと言うし負担が増えても払うと言う。訪問看護師など口々にヘルパーさんの援助を称賛していた。その影響もあったのか、そのようになったのでは何もプランの提案はしなくて良くなった。
根回しをしていたのが、無くなったので良かったと思った。
 ところが、会議が終わって数分すると、同席していた今後自費を受ける予定だったNPO法人常勤理事の智子さんに付き添われて、家族が
 「やはり、安い処にお願いして負担を増えないようにして欲しい。」
 そう言うのだ。
 カンファレンス席上ではあんな格好つけて、終わったらやはりと言われても、また会議を開催する訳にも行かず後日文書で会議参加事業所に報告することにした。

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