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トップハート物語(4649)立志伝敢闘編
18/09/09
2012年(平成24年)3月下旬。
 今日は、9時半から夕方の4時半まで就職支援事業の一環である介護職員基礎研修講座の講師をした。新たなカリキュラムで自己分析や自己PRのまとめ、人間関係のスキル、そのほかありきたりの履歴書の書き方やマナーなどの合計60時間のうちの、今日は初めの6時間だ。
その為に、日曜日に資料を作成した。準備万端だったのだが、その準備したものがどれだけの人に理解されて受け入れられるのか心配になって、少し簡易な内容に替えた資料を朝準備して差し替えた。
 私は、まず自分を分析するとか何をするとかという前に、自分達の置かれている環境を知って、どの方向に自分は進むべきかを考えて貰う事にしていた。
その為に、まず介護事業の環境を知る必要があるが、その前に日本の財政などの現状を少し話しして、そのお金が無いので今回の色んな改正が行われ、その後どういった方向に進むと思われると、色々な資料を提示して話しをした。
その後、介護職員の人材養成の流れを話しして、将来はこう変わる予定だとそのパンフレットを渡して理解を求めた。
 そのうえで、自分のこれからのプランを人生全体のライフプランと介護資格やどこで働くなどのプランを具体的に、現段階のものを書かせた。それで、大体午前中は終わる。
午後は、ここ1週間の介護関係の事件や不正、または虐待などの問題を提示した。それで、約1時間。色んな考えの質問が出ていた。意外とまともに考えている。ただ、
「弱者への対応と称して不足している。」
という考えがあったが、その考えは良くても誰が経費を負担するのかという解決策が無い。このまま行けは、どうしようもない日本が出来あがるというのは十分理解できたようだ。
 グループワークに移った。テーマは自分の夢や、何故この仕事がしたいのか、また年表に従って自分がどうなっていくのか、その時の資金はどう調達するのかなど。そして、自分のこれからの夢ややろうとしていることをグループの中で発表させて、それに対して他の者が質問をする。
つまり、全員が試験官の様に成る。何故この業界を選んだのか、この業界に入ってこれからどう生きて行く積りなのか。などを質問させて、それぞれが答える形式だ。それを答える事によって、纏まった自分の考えを文章化させる。
そうやって、私の6時間は終わった。今の子供たちの学校でのクラスが成り立たないという話しを聞いているが、確かに若いバカ者達が数人いる。クラスで大声を出したり、関係ない話しを大きな声でして授業を邪魔したり。
そんな奴は無視して相手にしなかった。当然、浮いているが分かる。段々と卒業間近に成ると、静かに成りそして急にワルをしだして何とか気を引こうとするが、誰も相手にしなくなるのが目に見えている。馬鹿は無視するのが一番だ。
 その授業の間に、研修事務局の講師などと話しをした。何と、介護職員基礎研修に替わり始まる実務者研修には医療関係の痰の吸引や胃ろうの実技が50時間入り、その講師として常勤採用した看護師が数人必要だと。
それがいないと、現在の当社の講座は遣って行けなくなる。そのうえ、その実務者講習を受けると、介護福祉士の実技試験免除になるというのだ。初めて知った内容に、驚くやらあきれるやら。
つまり、介護福祉士養成校を助けるための制度作りか。
 また、夜には介護職員処遇改善交付金の利用者負担額が生じるとの理解がしていなくて、私の社員に対する説明がなって無かった。区分限度額管理から除かれるという公式文書しか無く、算出した後の1割負担が生じるとは知らなかった。
てっきり、全ての額が算出されて請求をし振り込み段階で自動的に加算されると思っていたのだ。そうでは無く、利用者にも1割負担が生じると思っていなかったので、それが分かった時には余りの政府のやり方のひどさに呆れ果ててしまった。
そのような説明がなされないまま、あと少しで新たな改正介護保険制度が始まるのだ。都合の悪い事は、自分達が説明をしないで、現場にさせるという汚いやり方はもう国を誰も信用しなくなる。
 先ほどの、実務者研修だって医療行為の痰の吸引と胃ろうが必修となり介護福祉士は自分の意思と関わりなく、学んで修了した時点で誰でも出来るのだからやれと事業所から言われる可能性がある。
それを取らないと介護福祉士には成れないのだ。そうなると、これまで実技試験免除としてみんなが受講料を6万円以上も出して受けていた2級ヘルパーの実技に毛の生えたような講習を受けて実技試験免除だったのは何だったのだ。
 当社でもその法改正にならって準備をしたいが、無理だ。設備や看護師などの要件を満たす事は出来ないからだ。ということは、あと数年で当社の講習は終わって仕舞う。それを考えながら事業を構築して行かないと行けない。

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