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トップハート物語(4647)立志伝敢闘編
18/09/08
2012年(平成24年)3月下旬。
 知的障害者のガイド依頼が大阪市の新規事業所に有りスタートしていた。当社の管理者が気に入られて、頻繁に電話などがあるようになり相談員からも、以前の他の事業所での女性ヘルパーとのトラブルが初めて伝えられた。
初めは、男女どちらでもと言っていた相談員が、突如、当社の
「女性管理者が前面に出るのは良くない。」
と言い出したのだ。
相談員にしろケアマネジャーにしろ、引き受け手のない利用者の例えば感染症とか問題行動とかを事前に伝えない傾向にある。その類だった。
 その為に、急きょ男性ヘルパーを最初手当した。処が、案の定、次回からは強く拒否した。その為に、当社得意の二人介助で、途中で変更する手段を提案。相談員は了解し、本人は不承不承諒解したと管理者から連絡があった。そして、この土曜日に9時間ガイドが実施された。
 朝から風がまるで嘘のように耳に聞こえて、その音で目覚めた。何か異様な感じがしたが、やはり風と雨の音だった。部屋を出る時には、雨は降って居なかったが風が強かった。
遅い春一番か。朝早いので、タクシーで待ち合わせ場所に向かった。管理者が私と午前中対応、午後はNPO常勤理事と新事業所社員が対応することになった。利用者の家の前で待ち合わせをしたが、管理者と会う前に既に利用者が外に出ていた。
9時前に出発となった。利用者の男性が彼女の手を取って、色々眺めたり袖の中に入れたり。駅での手続きは彼が主体となってしてくれた。思ったより軽度で、歩く事が厳しいとは聞いていたが、それほど思ったほどでは無かった。
 私は後をついて、後ろ姿をipadに修めた。電車を乗り継いで、お城の公園に向かった。梅の花が咲き誇っていたが、風は相変わらず強くて大変だった。散策すること1時間半。途中彼らが休み処に入って、暖かいものを体にしみこませている間は、外でずっと待っていた。
暫くして、公園を後にして繁華街に電車移動。駅に着いたところで、また強い雨だ。40分程度駅構内で止むのを待っていた。そろそろ入れ替えの時間になり、大阪市新規事業所の社員が到着。しかし、もう一人のNPO法人常勤理事が来ない。待っている訳に行かないので、利用者が指定する店に食事に入った。
 いつもここで食べるようだ。4人で食べた。終わったが、NPO常勤理事がまだ来ない。仕方が無く、丁度真向いにいつも行く本格的珈琲店があったので、そこで交代する要員が来るまで皆さんに珈琲とケーキを振舞った。雰囲気がいつもと違うので、戸惑っているような言動が利用者にあったが大きな混乱はなかった。
 「いつも、珈琲はブルーマウンテンだ。砂糖を入れては駄目。高島屋の珈琲店で豆を買って挽いている。」
 そう言って、利用者が珈琲店で購入した時に押してくれるポイントの用紙を見せてくれた。
 交代して、管理者と別れる。私も途中から交代する予定だったが、NPO法人常勤理事に自信が無いようで、新人の経験も無い社員と利用者だけでは心配だったので、着いて行った。新幹線が見たいというので、新幹線基地に向かった。
 寒いし、雨が降っていたが何とかうまく行けそうなので途中で戻る事にした。足が弱いので、エレベータ、エスカレータ、スロープを使うように指示した程度で、あとは利用者が自分で行動する場面が多く、新人にとっては勉強になったと思う。
 帰りに、雨がまた強くなって来たのでメールで連絡して、降車駅で待ち合わせて、傘を二人分渡した。5時近くだった。
『予定通り9時間の行程で終わりました』
とメールが来た時には、ホッとした。
私も久しぶりに歩いたので、疲労が溜まった。二人分の請求はせずに勿論一人分だが、安心安全に行けるなら、どんなときにも無料である私が同行する。
 その間、介護サービス提供責任者が再度介護報酬の件で聞きたいとメールがあったので、戻って来てから事務所に行った。
 「サービス担当者会議で、従来の1時間半の生活援助を何分まで出来ますかと聞かれたので、コラボ事業所が60分と出して来たので、ウチも75分までと決めていたんですが、悪いから60分で出しました。」 
 「どうして?」
 「他が60分なのに、相手の分を取るようで悪いですから。」
 「そうしたら利用者の気持ちはどこにあるの。セリじゃないんだから、あっちが70分と言ったら70分か。逆に、その時は60分と言って置きながら、実は70分まで大丈夫ですとケアマネジャーに言ったらどうなる。大体、ケアマネジャーの原案はどこに有るんだ。原案を利用者にモニタリングして作成して、提案をする。それがケアマネジャーなのに、サービス事業所の話しを聞いて、ケアプランを作るなんて信じられない。その程度のケアマネジャーしか居ない。」
 そういったが、先日、集まって決めた当社の方針はどこに行ったんだ。


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