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トップハート物語(4646)立志伝敢闘編
18/09/08
2012年(平成24年)3月下旬。
 昨夜、介護管理者とサービス提供責任者2名を加えて、生活援助45分ルールに付いて、当社の考えを統一した。従来、1時間あるいは1時間半で生活援助をしていた利用者に対して
 1.ケアマネジャーの案を検討する。その際、45分以内のプランが出た場合は、業務内容を検討して貰う
 2.45分以上で、従来の1時間半の業務依頼があった場合、Q&Aに示された通り、45分を2回に分けて実施するよう案を提示する
 3.点数がオーバーする場合は、内容の検討をして点数内に抑えるように、45分以内と以上を組み合わせて実施出来るよう検討を依頼する
 4.点数が限度を超える場合、自費が可能か検討をして貰い自費が可能であれば、訪問介護事業所に拘らずにNPOを利用するなど安価な負担になるように提案する
 5.45分以上を採用し、なお且つ点数が限度を超えて支払いが不可能な利用者に対しては、45分以上の点数で1時間半の従来のサービスを提供する
 6.その際、ヘルパーさんには45分以上の時給に併せて200円増しの時給を支払う
 以上で合意した。
 200円増しは、会社の負担だ。45分以上で示された単価は従来の報酬の1時間15分である。その時給はスライドするので、1時間15分の時給プラス200円となる。膨大な時間提供しているので、その点を何度も彼女たちは確認をして、何度も同じ答えなので安心したようだ。
 しかし、問題が幾つかあった。従来毎日4回1時間の生活援助を提供している利用者がいる。入浴の見守りや薬の使用確認、食事介助など身体介護が含まれても、生活援助にしている。同じヘルパーさんが対応しているので、まるで家族のように認知症で独居の利用者を支えている。要介護5である。
 家族は、遠方に数人いるがまるで第三者で当社やヘルパーさんのする事がいちいち気に食わず、クレームのオンパレード。本当に遣りづらい。そのヘルパーさんは、足に障害があり移動もバイクであるが困難な体を使いながら献身的に働いている。
しかし、今度の改正で45分以内の時間にしないと現在でもオーバーしているのに、自費がかさむ。訪問看護やレンタル、月1回の通院などがあり調整は難しい。結果的に訪問看護が泣く形になる。
 ヘルパーさんの移動時間がバイクで30分。往復1時間になる。それを、1日4回繰り返すのだ。移動時間の方がケア時間を超える。そのうえ、時給が下がって仕舞う。そのヘルパーさんのケアをどうするのかが課題となった。
 私は、
 「同じ状態であり同じケアであり、同じような利用者が近くに居るのでその方にそのヘルパーさんを入れたらどうか。」
 と、提案した。
 今現在は入っているヘルパーさんは、二桁を数えて入れるのを苦慮しているように見えたから、提案した。しかし、管理者は抵抗する。それでも、最後はヘルパーさんが納得してくれればと検討することになった。
つまり、今遠方に1日4回通って支援しているヘルパーさんを、収入を減らさずサービス内容が同じな利用者で近くの方に変更することで解決できる。その遠方の利用者へのサービス提供は近くのNPOで賄う思いを抱いていた。
 その了承を、そのヘルパーさんを担当するサービス提供責任者が事前に打診して来た。その報告時に、丁度打ち合わせ中だった。簡単な報告しか受け取れなかったが、
 「ヘルパーさんは、45分になっても行くと言っています。」
 その話しを聞き、感激してしまった。
 忘れていた心が、蘇った。そうだ、金銭の問題ではないのだ。その利用者が居る限り、自分がその利用者の家族となって最後まで診たいというのだ。
 先週金曜日、その利用者に異変があった。喉に痰が詰まって意識が一時無くなった。慌てたヘルパーさんが、隣の人を呼んで救急対応をして貰い、口に指を入れて痰を出して救急病院に運んだという。
問題は、そのヘルパーさんが素人の近所の人に対応をさせた事だった。会社の問題なので、管理者にその旨指示した。余り強くは言わなかったが、やはり会社がその教育を怠っていたのだ。勿論、家族とて後からその状況を聞いて勿論不満を漏らした。
 悪い事に、その夜、食事でもないのにヘルパーさんが、自分が食べるパンを持っていて、夜間薬を飲ませる時にそれを食べさせたとノートの記入してあったので、そのパンが原因ではないかと疑念を抱いていると聞いた。
 良かれと思っている事が、本当は良いことではないのを十分理解して貰わないと行けない。

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