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トップハート物語(4640)立志伝敢闘編
18/09/03
2012年(平成24年)3月中旬。
 出張前から出張中に掛けて、新たな事業所の管理者から使える人材の確保を強く要請して来た。
「折れる気持ちが無い人材。」
と言って来たのは、もう一人の若手が折れているということか。
確かに、経験が無いのは一番のネックだが、そのネックを逆手にとって勉強だと思って頑張って欲しいと思っていた。何度も、
「他の者に聞くように、経験者からの指導を受け入れるように。」
と言っても、自分で処理し自分が援助に入ろうとしていた。
しかし、その援助も経験が無い。依頼が来て居るのは、厳しい内容の援助ばかりだ。経験のない者が携わって、リスクを考えない結論を出したのでは私の管理者としての資質が問われる。
 確かに、彼女の思いを受け入れたいのだが、それは無理だ。相手に失礼になって仕舞う。軽度の利用者が生まれたら受け入れようと思っていた。しかし、日が、時間が過ぎれば過ぎるほど彼女は自分を責めてしまう。
管理者として、サービス提供責任者として仕事をしていないと自覚し始めたのだ。私の指示で動いているだけで、私の言葉を代弁しているだけと思っているのだろう。しかし、仕方が無いのだ。誰を派遣するのか、こう言われたのでどう対応していいのかなどに付いて、やはり私の考えを最初は受け入れて貰う他ない。
気になりながら、東京から戻ってきた。
 ある程度、距離が近くなったので彼女も安心して私も何も言わずにいた。連絡が、夕方まで来なかったので安心していた。そして、夕方から立て続けにメールで相談があった。
 『毎日4時から訪問している利用者が、時間を変更して6時からにして欲しいと言って来ましたが、どうしたらいいでしょうか。』
 『担当のヘルパーに連絡して、対応可能であれば受け入れて下さい。』
 『4月の利用者の希望する計画を頂いてから、ヘルパーと打ち合わせします。』
 暫くすると、
 『先日から始まった利用者の奥さんの新規援助依頼があり、同行しました。ヘルパーさんを気に入ってくれて、明日通院に連れて行ってくれとの要請があり、ヘルパーさんに確認すると他に業務が入っているので無理と返事をすると、精神障害の奥さんがヘルパーさんを突き飛ばしテンパッテしまいました。ヘルパーさんが何とか連絡を取ってくれて空けてくれ対応することになりました。』
 続いて、
 『知的障害の利用者が、私に来てくれと他のヘルパーさんを拒否しました。その対応に、相談員の方と21日に訪問することになりました。』
 『二人で対応をする事で納得して貰うように、話しをして下さい。出来れば、相談員にその旨話しをして相談員の方から二人対応を話して貰った方が良いと思います。』
 男性の知的障害者だったのだが、相談員は、
「男女どちらでも。」
と言って置きながら、スタート直前に、
「女性ヘルパーさんとのトラブルがあって前の事業所が断って来たので、男性ヘルパーさんを。」
と言って来た。
アセスメントの段階で、彼女が訪問した。管理者である彼女は背が極めて小さく1m40㎝台で、顔も可愛い。芯はしっかりしている。
 その姿に魅了されたのか、彼女に何度も電話をする。どうしても彼女に入って欲しいという。当社としては、二人対応ならと方針を決めた。但し、支援料金は一人分だ。
なおも続く
 『厳しい状態の要介護5、夫婦ともその状態で、週3回でも担当して欲しいという。娘さんが、特殊な病気を持っていて娘さんの面接の結果決まるので、面接を希望する日を決めて欲しいと言っています。』
 『21日に、来月から出勤する常勤社員を担当させるのでその日設定して下さい。』
 そうやって、相談があると間髪を入れずに返事をして安心をさせる。
 『ALSの方で、新規依頼があります。大変な状態と精神で対応出来るかどうか返事を求められています。』
 「大丈夫ですので、4月から受け入れると返事して下さい。』
 『本当に大丈夫なのですか、人がいないと困ります。どのような考えで大丈夫だと言っているのですか。』
 『来月から、社員が二人増える。育児休暇を取っていた以前障害者施設で働いていた者と現在特別養護老人ホームで働いている出向させた者が戻って来る。その者と、経験のあるヘルパーさん数人居るので、大丈夫。』
 そのように、自分の立場もあるのでいい加減な返事をして出来なかったらダメになる。その恐れのあるものについては、厳しく確認をして来る。
 そんなやり取りが、遅くまで続く。
 

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