お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(4615)立志伝敢闘編
18/08/22
2012年(平成24年)3月初旬。
 「男性は事業所運営の責任を持って貰いたいと言われていましたが、利益のノルマはあるんですか。利益率が幾らかというモノがあるんですか。」
 「利益率などありません。会社全体での利益率は高いですが、それぞれの事業所ではトントンです。介護事業、自立支援事業はトントンです。収益が人件費です。しかし、それ以外の事業が高収益なのでそれぞれの事業所にノルマはありませんし、別に利益を気にしていません。」
 そう言ったが理解できただろうか。
 1時間ほどして、
 「こちらも検討をしますが、他の処への返事もあるでしょうから、何時頃まで採否の返事をしたら良いですか。」
 「出来れば、今月下旬ころにして貰いたいです。」
 そう言われた。
 何をしているのか不明だが、アルバイトをしていると言っていたし、当社では遣って行けないと思っただろう。覇気が無いのが気に掛かる。
 戻ると、先日、管理者を通じて離婚したと報告のあった社員が来た。まだ、入社して3か月だが、非常に得難い人材でどうしても継続して欲しいと思っていた。何しろ、離婚後実家に帰り通勤が片道1時間半掛かるという。
心配なのは、交通費が出るかどうかだという。それの実費は出すが、
「そんな事より、この近く又はこのマンションに越す考えはないですか。」
と聞いた。
このマンションに使用していない部屋が2部屋ある。
 勿論、昼間や緊急対応に見る人が居ないと駄目なので、その提案は無かった事に。それから、1時間ほど話をした。素直で社員や利用者が言うように女優のような美しい顔立ちだ。
それも、きりっとしているのではなく優しさが顔から滲み出て来る。色んな人が居るが、その点第一印象だけでも得だ。まだ30歳になったばかりで、夫が働かなくなり経済力が無くなると擦れられるケースがこの会社に多い。
一体シングルマザーは何人いるんだろう。考えた事も無かった。この守口の事業所に4人、大東本社に2人居るのかと今数えて分かった。
 それが終わると、同じく若い22歳のシングルマザーが来た。ハイテンションな奴だが、仕事は出来そうだ。ただ、調子に乗るタイプだ。携帯電話の申し込みの件で1日中掛かっている。
再三来るが仕事はどうなっているのだろうと思うのと、こいつに携帯電話を渡して大丈夫かと思った。余りに煩いので、
 「俺は雨の日は調子が悪くなるので、静かに過したいんだ。誰とも会いたくないし、話しもしたくない。」
 そう言ったのに、書類が違っていたと言って何度も来る。
 そう言えば、違ったと言ったが前に代表者印などを押した書類を返還して来ない。悪用しようと思えば出来る。それが夜になって気になって仕舞った。そう言えば、こいつは本来実習型雇用でと思っていたが、ハローワークから来たのはトライアル雇用。
しかし、若年者等正規雇用化特別奨励金対象者という制度に入り通算100万円の奨励金が出る筈だった。それが、私が書類を見落として、2月29日までに採用しないと対象にならないという。
それを、3月1日採用としてしまったのだ。1日違いで取り損ねてしまったのだ。
 大阪市内の新規事業所の管理者が来た。契約第一号が終わったという。ガイドだが51時間頂き、早速3日から移動依頼が来た。その報告のさい、
 「自立支援センターの相談員に、沢山利用者の依頼が来て居ますので宜しくお願いしますと言われました。」
 その報告があり、また、
 「他の自立支援センターから夜間の依頼があり3日に同行しますが、他にも夜間出来るのかと聞いて来ましたので、出来ますと答えました。」
 「よかったな、だから、誠実に営業をすると絶対に仕事が来ない訳が無いと言っただろう。この大きな自立支援センターを掴めばこれから沢山の仕事が見込めるから。」
 そう言って励ました。
 先日は、自費で結婚式の出席をする要介護者6時間対応があり、墓掃除の依頼もあった。NPO法人での事業所開設なので色んな話が来る。
 「全て、間を置かずに受け入れるように。ヘルパーは俺が必ず揃えるから。」
 そう言って、安心させた。
 午後のある時間、喫茶店に入って苺のシフォンケーキとカフェラテを取り時間を過ごした。
 天気が悪く、気も体も重かったが何とか過ごした。ずっしりと重さを感じて、床に入った。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報