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トップハート物語(4583)立志伝敢闘編
18/08/05
2012年(平成24年)2月上旬。
土曜日なので、それほど忙しくない。それでも、援助は動いている。暫くすると、キラキラ目の珠緒ちゃんが来た。先日、認知症ケア専門士の試験をクリアしたと報告があったばかり。
 「昨日の恵方巻きの材料が大分残っているので、今日のお昼も食べようかと、炊飯で隣の事務所をお借りてしています。昨日は、本当にありがとうございました。家族が美味しい美味しいと喜んで、子供ももっと欲しいと要求していました。」
 「いや、みんなして喜んでくれればそれでいいよ。ところで、恵方巻き用にブリやヒラメ、タイなど大分前に頼んで冷凍して貰った筈だけれど、昨日は出て来なかった。どこに行ったのかな。」
 「冷凍室に何か魚がありますが、それですかね。」
 「何だ、あれほど恵方巻き用にと言ったのに解凍しなかったんだ。」
 「どうしますか。」
 「どうするって、もう時間が過ぎてしまったから解凍して食べてくれないか。」
 「沢山あって、出勤している者が少ないのですが。」
 「仕方が無いだろう。休みでも出勤した者の役得だろう。それと、俺が個人的に頼んだハンバーグが少し冷凍室に残っていると聞いていたがあるの。」
 「何か、ハンバーグが3個あります。」
 「俺が、内緒で銀座スエヒロに注文した奴だ。たまたま、お歳暮の残りをバラにして安くネット販売していたのを購入した9個のうちの3個だろう。6個だけ持って来て貰ったが、3個不足していた。」
 「どうしますか、持って来ますか。」
 「いいよ、出勤した者で分けて食べて。和牛100%の高級品だから味わって。」
 そんなたわいもない話をして、帰って行った。
 午後にも、自立支援のサービス提供責任者が来て、運行管理者試験の話しや困難事例の話しを30分ほどして、最後に
 「昨日は、本当に美味しい恵方巻きを家族分頂きありがとうございました。家族とか母親が美味しい美味しいと喜んでくれて。それに、今日のお昼も残りの美味しいおかずを沢山頂いてお腹一杯で。こんなに美味しいものを沢山毎日食べていいのかなとみんなで話しをしています。こんなに美味しいものを食べていたら、普段のご飯が食べられないくなる。」
 「たまたま、続いているだけで。寒鱈と白子は、時化で水揚げが出来なくなり今週になって仕舞っただけで。」
 「それにしても、あの鱈は何でしょうか。しっとりして、トロットして。鱈の肝も初めて食べました。鱈の刺身も初めてです。今まで食べていたもさもさした鱈は何でしょうか。もう、スーパーで鱈は買えなくなりました。」
 そう言って、深々と頭を下げてケアに向かって行った。
 彼女も、もう30歳になるが、昨年出産して大人になったようだ。それまでは、子供のように甘えが顔に出て困っていた時期もあった。それが、ちゃんと挨拶が出来るようになった。環境が人を育てるとはその通りだ。
 研修センターから1年間の事業計画と、企業助成を貰って社会貢献する計画立案をした結果、第一次審査を通って二次審査に移行する通知が届いたとファックスがあった。そのうえ、事業計画を実効に替える為の動きをした形跡があり、やっと心地よい思いがした。
これまでは、話しだけで動く事が無かった。何と言っても、動かないと何も実現しないという気持ちを幾度となく伝えていたが遣らず仕舞いで、イライラしていた。まずは、安心。これで、結果が出ればもっと安心。
 一旦部屋に戻って、私も昨日の恵方巻きの食材の残りで食事をした。特にサーモンの刺身は絶品で驚いた。食が進み、またダイエットは夢のまた夢。
 夜、時間を見つけてコインランドリーに行った。その間の1時間半の過ごし方を検討して、ネットで見つけた珈琲店に行った。自家焙煎での珈琲以外飲まないので、店を探すのが大変だ。
店に入ってみて、音量が溢れるような耳障りな店に少しがっくり。音量を下げるようにお願いしようと思ったが、我慢していると慣れて来た。珈琲の種類が独特で何を頼んでいいのか分からないので、中くらいの値段のを頼んだ。
上は800円まであった。450円のを頼む。大きなコーヒーカップ、お点前に使用するようなカップに驚く。飲むと薬草のような味がして、他の珈琲を頼んだNPO法人常勤理事の智子さんのと取り替えて貰った。
 段々と音量にも慣れて来て、話が出来るようになり、置いてある案内書を読むと今日はフォークソングの日だという。しかし、マニアックな音楽だけで1時間。もう、行かなければならない時間になる。それでも、聞きたい曲が出ないか期待して20分延ばす。少しあった。
帰りに、ブログに掲載すると断って優しそうなマスターと綺麗なママを収めて戻った。

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