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トップハート物語(4581)立志伝敢闘編
18/08/04
2012年(平成24年)2月上旬。
 朝から、てんてこ舞いだった。今日は当社の一大イベント「恵方巻き」製作の実習だ。自分の家族の分を自分で作って持って帰る。その実施の為に、朝から準備をしていた。
勿論、食材は前日から冷凍物を溶かしたりしていたが、使用出来るように創るのは朝からだ。米を10キロ準備した。5キロ3000円の新潟県産こしひかりで当社販売のブランド米だ。
大東本社から管理者が3日連続食材を受け取りに来た。冷蔵庫が小さくて、預かっていたのだ。事業所がこの建物の中に4か所、隣の介護事業所と自立支援事業所が同居している広い部屋で実施した。本社は、レンタルなどの事業所と合同で行った。
 うに、タラバガニ、まぐろ、白いか、数の子、サーモン、たらこ、生エビ、アナゴ、ブリ、ヒラメ、松前漬の数の子などを中心とした海鮮恵方巻きだ。そのほかに、大粒のカキフライを揚げて新作を。
イカリングやげそ揚げなどを作る。野菜は各種揃える。海苔も仙台から送って来た160枚を揃えた。社員の家族を入れたら、その位になると予想した。総額10万円は下らないと思う。
 そんなイベントの準備のさなか、9時前に育児休業中の社員が来た。本社サービス提供責任者で、昨年11月に生まれた赤ちゃんを連れて来た。話しをしている最中に、居宅介護支援事業所の管理者が来た。
問題が多く、少し萎えていた。しかし、赤ちゃんを見ると元気が出て抱っこしていたり遊んだり。今度は、食材を受け取りに来た本社管理者が来た。育児休暇の彼女と二人は、昨年本社の自立支援と介護保険の管理者が退職して立ち上げした時に支え合った二人だ。その赤ちゃんが彼に似ていることから
 「お前の子供だろう。」
 そう言うと、彼女も
 「旦那もそう言っています。」
 そう、答えた位にみんなが似ていると不審を持っている。
 当然、冗談だが。それくらい似ている。
 みんなで、一緒に写真を写したりして、いよいよ準備が出来たという隣のマンションの部屋に移った。しかし、まだ、材料を準備している段階だ。不足していると、みりんと持って帰る入れ物を頼まれた。
往復したり、待ち切れずにうろうろしたりしていたが、当分掛かりそうなので事務所で手の付かない仕事をしていた。
 電話が鳴り、準備完了だと連絡があり事務所に行った。そうすると、私が最初の創り手だとみんな待っていた。遠慮したが、進まないという事で、最初作った。オーソドックスな海鮮巻きを作り、提案した焼き肉巻きを創った。
早速食べて見ると、焼き肉は失敗した事が分かった。やはり、暖かいうちでないと駄目だと知った。来年は無い事になる。それからは、怒涛のように次々とみんなが作り始めた。
 それぞれの光景をipadで写し始めた。入れ替わり立ち替わり、思い思いに沢山の材料を使い創るのをずっと見ていた。最初は、昼食近くなので昼食として食べるのを1本ずつ創る。
遠慮がちに創るのは先輩クラス。年齢は余り関係が無いが、先輩は秩序がある教育をして来たせいか、そのような精神が感じられた。しかし、最近の入社をした年代はそうはいかない。幾ら食材を入れても、巻く事が出来なければどうしようもないのに大量の酢飯と材料をうずたかく盛る。
 考えれば、分かりそうなのにどうしようもない。一体何を考えているのか。ダメだと分かっても、減らそうとしないのはどうしてなのか。巻いても、巻けないままに無理強いする。
食材がバラバラになっても直そうとしない。なおも、押し込んで巻こうとする。時間が掛かる。次の人が居る事も考えない。寿司巻きのすだれは5枚用意したが、材料がテーブルいっぱいに拡げられているので隙間が無い。3人程度が一緒に出来るスペースしか無い。それでも、食材は重ねて置いてある。
 写真を撮り続けて、後から見ると陰ではあるが一人だけ、真剣にある一定方向を見ながら黙々と食べ続けている、比較的ベテランの域に達している社員が居て、面白くて笑ってしまった。
この恵方巻きの由来を信じて家族の幸せを願って一心に言葉を発せず食べ続けていたのを捉えていた。
 また、タラバガニの足ひとつ分を食材として使用するのではなく、そのまま食べてしまった輩がいて、先輩に 
 「次の人の事も考えて。」
 と、注意を受けている者。

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