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トップハート物語(4573)立志伝敢闘編
18/07/30
2012年(平成24年)1月下旬。
その方が始まる時間と共に去ると、いよいよ本題がスタートした。自分達が持ち寄った事例を各メンバーに渡した。それぞれが、その事例の概要を説明した。誰の事例を本題として使用するかをメンバーの挙手で決めた。私が一番得票した。嬉しくないので、
 「余りに複雑で、事例としては不適切なので止めた方がいいと思います。」
 そう言ったが、
 「一番興味があり、もっと深く知りたい。」
 そう言うので、受け入れた。
 もう一人は、向かい側に座った女性の事例だった。
 休憩に入ると、向かい側に座った女性が初めて声を掛けて来た。
 「いつも、新聞を読まれていますね。」
 「ええ、結構読みます。」 
 「私も、新聞は読まないと行けないと思っているのですが、この主任ケアマネ研修会の日だけはその気が起こらないんです。」
 「そうですか、やはり日々情報が入って来るのでなるべく早く得るようにはしているんです。この介護だけでは何も出来ないですから。やはり、生活全般をサポートする気が無いと何も出来ないので、介護保険だけでなくひろい範囲のものを知ろうとしているんです。」
 「そうですよね、その気持ちが無いと駄目ですよね。」
 等と話をしていた。
 段々と彼女の能力が分かって来た。書類を見ると、社会福祉士であるのが分かった。
 「興味はやはり数字ですね。数字、収益や統計や分析など。特に経済が分からないと社員の面倒は見られない。家庭経済が安定していないと、よりよい支援が出来ない。向上心が生まれない。それをして、はじめて企業を支える戦力となる。」
 「そうですよね。」
 などと話しながら、私がいつも新聞を隅々まで読んで居るというのを見ているという事か。
 いつもグループが異なるので、そう思った。前々回のグループでも、隣に座った女性が、
 「一度お話ししてみたいと思っていました。」
 そう言っていたし、前回前に座った女性も名刺を持って来た。
 あまり目立たないように振舞っている積りだし、人と交わる事を避けているのだが、前の時に言われた
 「この教室では結構目立って居ますよね。」
 そう言われて仕舞っていたのを思い出した。
 それにしても、今回も結構いいメンバーに恵まれていると思っていた。隣の女性が聞いて来る。
 「管理者をされている方ですか。」
 「いや、管理者は他の者です。」
 「結構責任を持っている部署に居る方ですか。」
 「いや、・・・・・・」
 「個人情報なので、聞くのは失礼ですが、はっきり答えにくいでしょうが、何かオーラが出ているようで。あなたのような方の下で働いたら、営業、営業と言わないじゃないかと。自分が先頭に立って遣るんじゃないかと思って。」
 そう言って、前の女性に同意を求めていた。
 そうですという言葉に応えようと思ったが、授業が開始となった。
 グループワークでは、自分の発言部分に対しては真剣なのだが、他の方の意見や討論時には参加していない。いや、無意識に他の事を考えているのだ。これは、自分でも分からないが必ず複数の方と一緒に居る時に言われる。
NPO法人常勤理事の智子さんと居る時も、何度も
 「何か考えているんでしょう。」
 と、言われる。
 今日もそうだった。講師が各班を回っているのだが、突然背中を叩かれて
 「大丈夫ですか?」
 と、言われた。
 「大丈夫ですよ。」
 「参加して下さい。」
 そう言っていた。また、司会者がある時私に
 「聞こえますか。」
 と、聞いたので他の方の話しを聞いて居なかったと確認をして、発言した方に
 「もう一度最初からお願いします。」
 と、司会者が言うと、そのメンバーが激しく怒った。
 前の方が司会をしたので、その方に申し訳ないと思い少しは意識して真剣に討論に参加した。
 9時半から17時半までの8時間グループワーキングは終わった。最後にメンバー全員と握手をして別れるように講師から有難い話があり、にこにこしながら向かい側とその隣のしっかりした女性と握手をした。他は遠慮した。

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