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トップハート物語(4572)立志伝敢闘編
18/07/29
2012年(平成24年)1月下旬。
 朝いつもの研修会場近くのホテルで目覚めて、9時に間に合うように出発した。会場に着くと受付を済ませて、自分が所属する今日のグループを確認して、指定された10班に座る。
同じ班に一人来て居たが、挨拶を交わして一番端っこの会場全体が見渡せる席に座った。新聞を拡げて読みだすと、次の方が来た。席は3人掛けの机が向かいあって、その横にT字になるようにひとつ。グループ8席で3人ずつ向かい合い横に2名座る。
私が端っこで、既に座っている方と完全に離れている。名簿を見ると、何と女性7人と男性は私1人。今までは、少なくても男性が2名いた。
 3番目に来た女性が何故か私の前の席に来た。何も、あんなに空いているのに私の席に来る必要はないと、少し嫌な気分になった。人を毛嫌いしている性格なので、一人ポツンとしていた方がいいのだが、席数と人数が一致しているので仕方がないと思って居る。
それにしても、向かい側に座られるとは思っていなかった。なるべく顔を上げないようにしていた。それから、20分程度で席が埋まり8人全員が揃って9時半に講習開始となった。
 全12回の全てのメンバーが異なるのだ。聞きにくい話しをする講師で、段々とイライラして来た。ストレスが溜まっているのだろうかと思った。30分も話し続けて、自己紹介になった。
いつも、私が最初にスタートする。今日も静かに過そうと思っている。テーマが始まった。司会を担当することになったのが、向かいに座った女性だ。初めて目を上げて見た。若い、勿論私を基準になって仕舞うが、しっかりしたような方だった。
その隣の女性も若く、これまたかなりしっかりした意見と考えと発表力を持っている女性だった。
 この二人に、経営者だと言っていた韓国の方。余り自分の素性を出したくないとしている、これまた若いしっかりした方。変な短気な方。以前一緒になった太ったラブラブを公言している中年の女性。
隣が私の次くらいに年齢の行っていそうな、気さくな女性。案外、過ごし易いグループのように思えた。順調に午前中は終わった。NPO法人常勤理事の智子さんが昼食を購入して車の中に持って来てくれる。
1時間しか無い休憩時間に、方々から電話がありその対応に追われた。メールも何通もあり、本当に困った。
 元議員から、相撲の後援会の集まりに来てくれと頼まれた。寝たきりの利用者が、電話を掛けて留守番電話に入っていたが何を言っているのか分からない。電話を折り返し掛けたが、切られている。
担当サービス提供責任者に連絡したが、繋がらない。ファクタリングの大手自動車メーカーの担当者が講習中に電話して来たが、折り返しかけた時には移動中で出られないという事だった。
暫くして、連絡すると高齢者住宅スキームに出てくれと言われたが、断った。気が進まないのだ。その代わり、
 「新たに有料老人ホーム向けの職員の養成をしたいと思っている。資格取得に500時間、その方面に100時間割くのでカリキュラム作成を依頼することが出来るかKさんに打診して欲しい。」
 そう、お願いした。
 そのほか、施設運営をしている若手経営者と懇談する機会を設けたいと言っていたが、
 「実りのある具体的な話に発展するなら良いですが、顔合わせ程度だったら先日済んでいるので。」 
 「その積りで、具体的なコラボ的な事でもいいでのそのような話が出来るようにしたいと思います。」
 と返事があった。
 社内的なものは、私のスケジュールは公表しているので返事はしない。
 午後から始まる講義の前に、前回主任ケアマネ研修で向かい側に座った女性が来た。
 「先日、名刺を持って来て下さいとお願いしましたが、持って来てくれましたか。」
 「名刺は、余り持ち歩かないし余り出さないので勘弁して欲しいんですが。」
 「怒りますよ。うちの社長も会いたいと言って名刺を預かって来ました。」
 そう言って、名刺を出した。
 「俺は余り業界の人と会ったり話しをしたりしないと言って下さい。」
 そう言って、一応挨拶をした。
 「私の隣の人が、娘さんがお宅の講習を受けてと言っていました。そして、その娘さんがお宅の社員と付き合っていると言っていますよ。」
 「そうだよ、うちの本社の26歳の男性管理者と付き合っているんだろう。うちで主宰した婚活パーティで知り合ったんだろう。」
 「社員の私生活まで把握されているんですね。」

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