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トップハート物語(4552)立志伝敢闘編
18/07/20
2011年(平成24年)1月中旬。
 同じような年齢層で、同じ環境でありながらこれほど差が出来るとは人生は過酷だ。昨年11月、当社の就職支援事業の基礎研修を終えた者が当社に就職を希望して来た。小さい赤ちゃんと子供さんが2人居り、保育園に預けながら仕事をしたいという。
最近入社した多くの社員のパターンだ。勤務時間は少なくて仕方がない。それでいいと思うが、問題は突発的なキャンセルだ。社員の勤務予定のキャンセルだ。それが、当然という気分があり介護管理者が
 「朝は9時、帰りは4時、土日祝休みで、そのうえ突然赤ちゃんが体調崩したと出勤できないと言って来る。社員として扱う事は出来ない。」
 そう言って来た。
 仕方がなく、引導を渡そうとしたが目の前で泣かれてはどうしようもない。研修センターに預けた。責任者の高学歴社員が最初は遣る仕事はないと言っていたのに、
 「パソコンは出来るし、呑み込みが早い。必要な人材です。」
 そう、言葉を替えて来た。
 これからの人材採用計画が7人居る。思案にしどころだ。人生を左右する岐路に彼女は立たされている。
 それに引き替え、昨日、会った人材は高評価で同じ境遇で一方は子供の面倒をみるべき親が働いていて、見られない。一方は親が面倒見てくれるので、土日祝、超過勤務などOKだ。
それで、礼儀や言葉遣いなどのマナーが感心するほどだ。一昔前なら、当たり前の事が出来なくなった昨今。親の教育がいいのだろう。それは、隣の部屋で新たな事務所を設置するために申請書などを作成している彼女にも言える。
礼儀がなっていないのだ。3人とも20代の若い人材だが、使用しているのは私ども高年齢の者だ。将来を危ういと思って運営しているのだ。しかし、その中でもしっかりした人材がいればそれが自分の励みにもなる。要は、使う者も人材として成り立っているかという事だ。
 午後、再び大東本社管理者に時間を空けるように連絡した。余りにもひどい管理に怒りが心頭したのだ。元女子プロレスラーで2級資格を持って当社の就職支援研修を終えた。あの高学歴社員の推薦で、実習型雇用として採用した。
推薦した自分の部署に置いたが、毎日遊んでいるようなもので時々研修センターを訪問したが、ベランダでタバコを吸っているかパソコンの前で寝そべっているか。仕事をさせないので、介護の事務所に移した。
当初は高評価を得て、そのまま行こうと思ったが大東本社でのトラブルが勃発して、異動した。
 トラブルも一段落した頃からおかしくなり、その勤務状況を確認していた。ケアで働いていないのに毎日夜9時10時まで残って仕事をしている。おかしいと思って、ケア実績データを見るとほとんどない。
300時間の勤務実績に対して、収益に結び付く働いた時間は大凡20時間。金額にして41000円。それに引き替え、支払った金額は300000円ほどと、社会保険料を加えると30万円を遥かに超える。アホか。
 2時半に、休暇だったという管理者の彼を呼んだ。
 「こんな管理をしていて、お前は馬鹿な管理者だ。俺も馬鹿な経営者だ。いいか、お前の説明を聞く以前の問題だ。こんな会社あるか。要領が悪いとか、家で遣る事がないから会社に来て休日出勤手当を要求するなど考えられない。大体、こんな出鱈目な勤務が成り立つと思うのか。こんな少ない時間しか仕事をしていないのなら、この際異動させるか。」
 「はっきり言って、必要はないと思います。一応、昨日注意をしたのですが替わるかどうかです。変えない時には、また相談させて貰います。」
 「いいか、2級ヘルパーといったら一生懸命に仕事に入って技術を覚える位置だ。自分の立ち位置を間違えているんじゃないか。パソコンの前で一体何をしているんだ。こんな事で会社は成り立つ訳がないだろう。ふざけるな。」
 そう言って、一瞬怒鳴り散らした。
 1時間ほど話し合って、今日は終えた。
 午前中に、新たな事業所のサービス提供責任者となる資料作成中の彼女に、
 「指定を取得した後の営業する相手先、特にケアマネジャーと自立支援の支援相談所の場所を調べて一覧表を作るように。ワムネットから検索できるから。やった事があるか。」
 「はい、大丈夫です。」
 「自分の営業地域のデータだけでいいから、打ち出してくれないか。その中から、営業効果のある事業所から順に挨拶に行くように。その時に、持って行くパンフレットを作成するように。」
 そう言って、準備をさせた。
 戻ってから、出来あがったというリストを持って来させた。見て、呆れ果てた。100ページ以上あるのだ。よく見ると、全く関係のないリストが沢山ある。他の地域のものだ。あれほど、必要のある地域と言ったのに。挙句の果てに、カラーで印刷している。
 「カラーは1枚24円掛かる。もう少し、原価意識を持ってもらわないと。」

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