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トップハート物語(4551)立志伝敢闘編
18/07/19
2011年(平成24年)1月中旬。
 朝9時に新たに開設する大阪市営団地内の事業所でサービス提供責任者をする予定の社員が来た。事業所の申請書を作成させているのだ。これまで、頭に管理者予定の70歳爺さん社員が居たので、遅々として進まずひと月過ぎても出来あがらない。
あれこれと70歳爺さん社員が言い訳するが、1日1枚の申請書や添付書類が出来ないのだ。
 追及して行くと、どうやら70歳爺さん社員が手書きで書いた書類をパソコンでフォーマットに落としているだけで、つまり70歳爺さん社員が出来なければ進まないにのだ。
幾ら、言っても彼女たちから離れなかった。準備室の時は良かったが、既に今年から新たな事務所の稼働は始まった。その時にもその彼女を連れて行くというので、
 「彼女は、このままでは申請書が出来なくなるのでここに置いて自由にさせて下さい。」
 「事務所は全て撤去しますので、何も無くなります。」
 「パソコン1台あれば、出来ますので大丈夫です。隣の事務所にもありますから、そこを使えるようにします。」
 そう言って、まず一人を切り離した。
 その彼女に進行を任せると、すごいスピードで進めたようだ。たった1日でほとんど出来ていなかったのが完成に95%近付いた。やはり、ガンは70歳爺さん社員だったのだ。自分で考え行動し、分からないところは役所や他の社員に聞いて作成していたのだ。
必要な印鑑証明などは、法務局に行って貰って来るし。何かというと、分からないのに口を出すだけで実績が伴わなかったのとは異なる。
 ある程度野に放せば有能だと言う事が分かるような人材だと感じた。しかし、その後、私が隣のSCに行って帰る時に食事を会に行く彼女とすれ違ったが、何の間違いか分からないが挨拶どころかプイとそっぽを向かれた。
ショックだった。目が悪いのと冷たい風が吹き付けていたのだが、真実は分からない。
 午後、約束した研修生が来た。彼女は来月から当社にて働いてくれる事になっている。研修している今でも、管理者は彼女の能力と技術に関心を持っていて、もう既に信頼を置いている。
その彼女とひと月振りに会う。面談は先の話しだが、勤務するにあたって子供を保育園に預ける書類を求めて来たのだが、約束時間をケアで10分程度遅れる連絡もきっちりしているし、
 「研修して、どうですか。」
 「楽しいです。本当に楽しくさせて貰っています。」
 そう言って、私を感激させた。
 彼女はまだ22歳だが、次々代を背負う人材になるのではないかと感じている。また、もう一人、29歳の12月入社した社員も素晴らしく、利用者からの指示が多大に来ているし、仕事が楽しいと言っている。
彼女と二人でこれからの当社をになうのではないかと感じている。いつこの会社を終息するかだけを考えていたここ数年の私だったが、新たに高齢者住宅の話しに社員の将来の生活設計に寄与する提案がされた事に乗った。
加えて、有能な人材を得られそうなので、彼女たちがこのままの勢いで運用してくれそうなので、30年は大丈夫と思うようになった。
 問題は、それを引き継ぐべき短期的な人材の能力だ。やっと、一人70歳爺さん社員から引き離しをして能力を発揮し始めたが、もう一人いる。彼女もまだ資格を取得していないので介護の実務は無理だが、応援要員として派遣すると、彼女の能力を認める管理者からの報告がある。
しかし、彼女の場合現在市の制度を利用して4カ月だけ社員扱いで資格を取得して貰う。それが終わると、契約が無くなる。その間、助成金が得られて人件費を全部賄う事が出来る。
しかし、社員として採用するには人件費がもろに被って来る。その負担が大きいと感じるようになった。
 今現在でも、これから4月まで予定されている人材確保は多い。まず、育児休暇を利用していた彼女が4月に戻って来る。その時と一緒に、施設に出向していた介護福祉士の30代前半の者が戻って来る。二人で60万円は覚悟しないと行けない。そのうえ、2月の採用者が1名。有能なので、基本額を増額しようと思っている。現在保留の者が2名いる。思案のしどころだ。
つまり、5名総額月間120万円は超えようとする直接人件費を賄うだけの収益確保が出来るのかどうか。
 70歳爺さん社員に来るなと言って、チラシを撒きに行こうとした。それが、やはり放そうとした彼女に着いて来ていた。あす、注意しないと駄目だ。

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