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トップハート物語(4550)立志伝敢闘編
18/07/19
2011年(平成24年)1月中旬。
第三番目の課題は、2級ヘルパーの元女子プロレスラーの勤務状態だ。月間300時間にも及ぶ勤務実績を上げて来る。挙句に、携帯電話が使い放題使用してどの管理者よりもサービス提供責任者よりも料金が高くなっている。
 「一体毎日夜の9時10時までなにをしているの。」
 「・・・・・。夜のケアに入って貰ったり、シフトとかして貰っています。」
 「ケアに入るのはいい。しかし、毎日ある訳じゃないし9時10時まで掛かるケアなんて無いだろう。また、サービス提供責任者が居るのにどうして彼女がそんな事しているんだ。彼女がしているという事は、サービス提供責任者が業務をしていないという事だ。サービス提供責任者の仕事を彼女がして、問題が起きたら責任を取れるのか。また、労働基準法で月間や年間の残業時間が決められている。その法律を遵守しなければ、今度の4月から介護保険でも労働基準法に抵触する事業所は取り消しの対象になっている。それから、労働安全衛生法で従業員の健康や勤務状態の適性が求められている。それに抵触していながら、通勤時の事故や病に倒れたらこの勤務状態では取り返しのつかない事になる。一生会社は面倒をみる形になるし、法人監査で労働基準法に抵触している会社だと厳しく罰せられる。お前は責任を取れるのか。」
 「私が、厳しく言わないのが悪いかもしれません。帰るように言っても、最後までやり遂げてから帰るとか、要領が悪いのか何をしているのか分からない事もある。休むように言っても、家に居ても遣る事がないからと言って出勤して来る。」
 「そんなこと、うちに関係がないだろう。家に居るのがいやだからと会社で残業代稼ぎをしていたのでは堪ったもんじゃない。そんなの会社には関係の無い事だ。会社は働いて利益の上げるところだ。残業代を含めて、いくら払っているのかお前分かるか。固定給と残業代、社会保険を加えて30万円を超えるんだぞ。それだけの働きをしているか。大体、お前もスーパーバイザーで知っているだろうが、自分が貰う給与の倍を得て初めて自分の分の働きなる。それだけしているか。仕事の出来ない奴ほど、パソコンの前に座り、動かない。」
 「分かりました、この資料を頂いてもう一度話をします。」
 「それから、電話代だ。介護の管理者など沢山の先輩がヘルパーさんと連絡を取り合っても、奴に届かない。」
 「私の見るところでは、私用に使っている事はないと思います。」
 「そんな事どうでもいい。言い訳や理由など聞きたくない。指示が聞けないのなら、電話を返してくれ。ただ、それだけだ。」
 自分勝手に、仕事をさせたので重要な人材だと思い込んでいる。
 認める訳に行かない。必要が無いのに、残業代稼ぎをするとは短絡な頭しか無い奴だ。いつまでも、そんな事が続く訳がない。
困った状態を早く解消しないと、昔あった事に戻って仕舞う。昔あったとは、同じ大東本社で若い3人が夜遅くまで話し込んで、深夜0時頃まで残って残業代稼ぎをしたというものだ。人員不足で、集団で結託されれば抑えようが無い。一緒に反発して、辞めたいと言ったら収まらなくなる。
 そんな足元を見たやり方だった。その3人のうち2名は退職した。そのうちの一人が、今度育児休暇を終えて戻って来るのだ。その者が、また同じようにみんなと一緒に残業代稼ぎをしたのでは収まらなくなる。何のために、廃止も考えた事業所を運営しているのか分からなくなる。
 もう一つ懸案があったが、私から言う事ではないので
 「何かお前から言う事があるか?」
 そう何度か聞いたが、ありませんと言う。
 70歳爺さんを通して、以前面談した現在のパートが社員になりたいと言って来た。最初面談した時に、
 「私は登録で結構です。」
 そう、何度も説得したのに固辞していた。
 「実習型雇用で採用できなければ、一生社員には成れないのですがそれでもいいですか。」
 「はい、登録で結構です。」
 それでは、余りにも先が見えずに可哀そうなのでパートにしたのだ。
 それが、ひと月も経たずに
 「彼女が社員になりたいと希望しています。条件を言って下さい。」
 そんな調子で、管理者が言って来た事があった。
 即座に、拒否した。余りにも調子がよすぎる。
 私では埒が明かないと、70歳爺さん社員を通じて来たのだ。
 しかし、直接打診が無いので無視していた。それでも、何も無いというので終わった。
 後は、クリスマス会でみんなが楽しくて感謝をしていたという事だった。


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