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トップハート物語(4546)立志伝敢闘編
18/07/17
2012年(平成24年)1月上旬。
 昨朝の失敗をしないように、昨日より30分早目に行動した。7時過ぎには風呂に入った。出てから、朝食。階下のレストランでバイキング。昨夜は、腹一杯食べてしまってあとからもっと腹に入れてしまったので、反省してパン2個、スープ、ミルク、サラダに抑えた。
8時20分にチェックアウトした。5月までの予約確認をして、追加で7月までの予約を入れて道路を挟んで向かい側に有る東京大学に向かった。昨日と同じ場所に座った。
 定時9時から講習が始まった。北海道は南富良野町から来た、後見人と被後見人の方の事例検討だった。後見人の方が社協の職員だというが、若くてその端正な顔立ちが目を引いて、気になって仕舞った。
不埒な事であるが、こんなに若くて綺麗な方が、後見人として活躍されていると思うと自分も段々とやる気が出て来た。パワーを貰っているようだ。広大な町内の敷地に人口は2850人程度だという。それなのに、被後見人は200人を超えるという。知的障害を患いながらも、働き、他人に騙されながらも親の面倒をみるという素晴らしさに加えて、今度結婚するという。
 後段には、そのフィアンセも登壇する。感激する生き方に会場は何度も拍手が鳴り、被後見人を励まし後見人にエールを送り讃えた。その後見人の話しを続けて聞く。午前中の3時間は、その感激一色になる。
本当に、教育というものはこのような生きた教えが何物にも勝る。昨日といい、今日といい本当にやる気が起きる教育に触れた。
 昼食はまた、無駄な事をしてしまった。食べる場所がないので、構内の一部にイスとテーブルが置いてある場所を確保。但し、暖房はない。正門前に有るオリジン弁当で、のり弁とサラダと唐揚げを頼んだが、唐揚げが多過ぎて余って仕舞った。
食事が終わってから、構内にあるスターバックスに入る。しかし、十分な時間が無く半分以上珈琲を飲まずに店を出てしまった。
 午後は、品川社会福祉協議会の責任者の方の講義だった。多額の預貯金や財産を持った方の後見人としての対応を学んだ。当然、後見人としての報酬も何百万というものになるが、逸失利益を取り戻す作業や保全作業が劇的だ。
一番心配であった、自分の得意分野以外の判断をする場合どうしているのかを聞いた。第三者の専門家に尋ねる必要が生まれていた。私は介護分野だけで、それも訪問在宅のみの経験だ。施設の選択を判断する場合など不安があったのだ。
 そして、この日一番の講義が始まった。それも、サプライズだったようだ。南富良野町の役場の福祉担当係長だった。
「福祉の必要性を感じて、異動辞令を4度断り、出世も断り権利擁護の業務に捧げている。」
という。
特に知的障害者の権利を守る事で、どれだけ町に貢献できたかを述べていた。つまり、
「騙されて他人の保証人となりサラ金から多額の借り入れをしていた。しかし、後見人が付く事により財産と負債を確認して、その負債に不審を抱いて調査。結果的に弁護士を立てて過払いを取り戻し、滞納していた家族の保険料や税金を纏めて何年分も支払う事が出来た。」
その額170万円だ。そのうえ、後見人の見守りなどにより働く意欲が湧き月15万程度の収入が得られるような仕事を続けている。
 「生活保護を受給されるケースなのに、逆に働き税金を納付される。これは大変な事です。たった、2850人の人口の3人が既にこのケースになっている。たった1000円の町民税を確保するのに、何日も要して夜も昼も訪問しても支払ってくれないのが現状です。それが、権利擁護事業で170万円を一度に得られる。これは大変な事業です。」
 そう言って、私に衝撃を与えてくれた。
 「いいですか、生活保護は今や年間3兆円を超えています。直ぐに4兆円を超えるでしょう。生活保護は麻薬です。働く意欲を無くす麻薬です。一度受けたら、そこから抜け出せない。それが、一度は生活保護を受けた方が、それも知的障害のある方が後見人の力によって働く意欲を出して、今ではこのように立派に成っています。」
 そう言って、傍らに居る若い美しい後見人をして
 「彼女の功績は大きい。彼女の人件費を全部支払ってもいいと思っているのですが、町長はまだ理解が無い。彼女は社会福祉協議会の職員です。」
 その社会福祉協議会の美しい後見人でもある職員は
 「被後見人に感謝しています。彼女が居なかったら、これまでにならなかった。町も彼女に感謝しています。」
 その彼女がきっかけで、権利擁護事業に目覚めて
 「今では、2850人に対して200人の被後見人が存在している。対人口の割合が世界一だと思う。」
 そう、主催者の東京大学特任教授は言っていた。
 戻ってから、早速行動を起こそうと思った。
 研修が修了してからと思っていたが、それでは遅い。

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