お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(4530)立志伝敢闘編
18/07/09
2011年(平成23年)12月下旬。
 いよいよ、待ったなしで25日クリスマス会だ。その前日の大忙しの最後の詰めが行われた。ホテルへの集合時間の5時まで仕事をしていた。仕事と言っても、ほとんどがクリスマス会の準備だ。
私が担当で一番難航しているのは、写真の準備だ。多くの社員の幼少の頃から現在までの写真をスクリーン上に流すのだが、貰った写真が古過ぎて誰だか分からなかったり集合写真はどこに居るのか分からない位置に居たり。
また、自分の孫や子供の単体での写真を加えて来たりしているので、幼少時から並べるのに本当にどれが本人でどれが子供の写真なのか分からない状態だった。
 最初にお渡しするのはテーマの説明やクリスマス会の意義は皆さんへの感謝と社員教育の一部であるとの手紙を書かせて貰った。プログラムの作成、BGMの確認、私が招待した席の確認。
私の招待者は仙台から昨日来られた先輩。日頃は添乗員として活躍して時々当社のガイドヘルパーをしているヘルパーさん。今年は一度もガイドをしていなかったが、気になって招待した。
若い20代前半だが、明るくて気さくで、その上歌が上手と来ている。
「今年、やっと彼氏が出来ました。」
と言って来た彼女。
当社から施設へ出向させているのだが、施設での勤務に充実感と責任感を感じて戻って来る事を拒んで居た。
 「私が居ないと従業員も利用者も困る。無責任な事は出来ない。」
 そう言って、拒んで居た。
 諦めていた矢先、先日のケアマネジャー試験に2度目の挑戦にして落ちてしまった。悩んだ末に、出した結論は施設にいても自分の向上に繋がらない。
私は常に
 「組織など、自分が思っている程必要としていない。個人が居なくなって維持出来ない組織などあり得ない。それは常に自覚していないと駄目だ。」
 そう言っていた。
 それを受け入れるまでに自覚がまだ達していなかったのだ。
 そして、人を介して、
「施設を退職して戻って来たい。」
と言うようになった。
と同時に、
「念願の彼氏が出来た。」
と報告があった。
その彼氏が、極端な人見知りで他の当社の従業員と一緒では気後れして楽しめないかも知れないという彼女の懸念を払拭して上げるために、私の招待席に連れて来たのだ。中華料理を食べるような円形のテーブルで、1テーブル12名が基準だが、私の席は8名で固める。
彼女は誰も知っている人がいない席なので、安心して参加出来ると思う。
 その彼女も、
「今年の賞与を受けたら退職して来年には戻って来たい。」
と、私のそばに居るNPO法人常勤理事の智子さんに言っていた。
 NPO法人常勤理事の智子さんの友人が2人と、私が去年に続き連れて来た外部の社員も同席だ。私はメカが全く弱いので、パソコン、BGMなどの操作を頼む人間だ。そのような中に私やNPO常勤理事が加わる。
 一生懸命に仕事をしても、なかなか進まない。一旦、諦めて部屋に戻る。勿論昼食だ。普通だったら、食事もせずとか簡単にパンでも買って来て等と思うのだが、まだ沢山の食材が残っている。
野菜もあるし、当日に成ったら部屋で食事が出来ないし、月曜日から3日間群馬県にお見舞いに行くので不在になる。
 4時にホテルにリハーサルに行った。幹事や社員20人が集合して通しのリハーサルがはじまった。4時間部屋を借りて10万円だ。宴会場を8部屋潰して、250席を作る。入り口に既に到着していたお土産用のお酒「浦霞」のオリジナル110セットが山積みになっていた。
新潟県菅谷産米5キロ25袋も着いていた。自転車やTVなどの大型商品も着いていた。お土産用の特注で当社のブランドを縫い付けた布製の袋250個も着いていた。
 完成されていたのは地区対抗のAKB48などを踊る部分だけだった。今回の創造を通じて、余りの穴のあり様に声も出なかった。それでも、本人たちは何も感じていないどころか、うまく行っていると思っている。
それが、不幸の始まりだ。目立つ事しかしない新人たちの動きに将来を見たような感じがする。
 準備も何も出来ていないままに、当日を迎えようとしている。
 昼、昨年の私のアイデアで実施したゲームの結果で心残りがある。PCに参加者の個人データを入れて、サイコロで仕分けして行くなかで最後に残った方に高額商品を上げた。その際、お子さんの部門で2名残って最終的に一人が残った。
高額商品を手にして喜ぶ陰に、ショックを受けていた子供がいた事を思うと、この1年後悔の念が心を占めていた。
 その子が出席することを確認して、1年遅れのプレゼントを買った。ミッキーとミニィのセットで一番大きい物を揃えた。今年は、そんな悲しい思いをしないように考えないと行けない。
Wiiと、縫いぐるみでスヌーピーとその弟と妹のセットを準備した。
 シマチョゴリを着て来る社員への花の発注を終えた。まだまだ不足しているのは、私のデュエットの出来具合だ。


一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報