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トップハート物語(4184)立志伝敢闘編
18/06/13
2011年(平成23年)11月下旬。
 アパレルの販売に進出する積りだったので、その業界で活躍している先輩にお願いして指導を受けている。金曜日から3泊4日の予定で、当社の研修センターで行われているアパレルの販売説明会の営業に来てくれているのだ。
当初は、メーカーから200着の商品が来て展示販売をする事になっていた。それが、PR用の原稿作成を巡ってトラブルが発生した。何度チラシ用の原稿を送るようにメーカーに言っても梨のつぶて。
頭に来て、先週中止を申し入れた。戦いにならないのだ。なにもPRするものが無くて集客も出来ない。呆れ果ててしまって、匙を投げたのだ。
 投げた途端、動き出したメーカーだったが、もう戦意喪失の上時間も無いので、何もする気が無かった。それでも、業界では名の知れたバイヤーである先輩が、このままキャンセルするのは私に対して申し訳ないと、紹介者としての最低限の責任を取るとの事で、僅かばかりの商品を並べて説明会と称して少ない訪問者に対して説明方々販売も行った。3日間で、30万円は売りあげたと思うが。恰好は着いた。
 私の一生の指導者であり尊敬をして、何かあったら身を投げ出してでも駆け付ける覚悟で居る。学校を卒業してから、ずっと私の保証人だった。転職や転居を繰り返して、保証人が必要だった事例に全て無償で対応してくれた。恩義は言葉では言い表せないくらいあります。私の一生は先輩によって支えられました。
 先輩は、今日もアパレルの展示会場である研修センターで説明をしていた。私は、午前中は事務所で仕事をしていた。仕事をしていても、頭の中は一昨日許可の下りた隣の大阪市の公営住宅1階フロアを使用してのコミニティービジネスの運営だ。
あれこれと、地域住民や商店街などを巻き込んで行うイベントや色んな企画を考えていたと同時に、重責を担って居る覚悟を持っている。頭の中は、そんな事をずっと考えていた。
 昼過ぎに、待ち焦がれている先輩へ食事を持参した。昨日は、吉野家の牛丼だったが、今日はオリジン弁当とバランスを取ったおかずだ。暫く話をして、今後のアパレル部門の展開を検討した。
先輩は、この業界では有名なバイヤーでその指導を受けている。今回も、私のわがままに付き合って頂きメーカーを紹介してくれた。そのメーカーが、まともな動きが出来ずに私はキャンセルを申し出た。しかし、先輩は紹介者の立場から途中で投げ出す事はせずに、展示販売会を説明会と変更して行ってくれた。
 PR用のチラシ原稿が何度要求してもメーカーから届かず、頭に来てキャンセルを申し出てやっと届いたが、やはり止めた。最初から負け戦をする積りはないので、ごく内輪だけの販売になった。当初200着の品揃え予定だったが、私が戦意喪失したので十分の一の規模となった。それでも、30万円位の売り上げは上がったと思う。
 一旦部屋に戻って、疲れた体を休めた。夜7時からホテルラウンジで先輩と酒を飲んで語り合う事になった。NPO法人常勤理事の智子さんが運転とともに席に着くので、
「誰か友人を呼ぶように。」
言った。
私と先輩がごく狭い範囲の話しをしていたのでは、彼女が可哀そう。共通の知人がいるなら別だが、
 「傍で俺たちのローカルな話題を聞いていても仕方がないだろう。誰か呼んで、二人で話しをして居たらいい。食事を御馳走するからって。幾らのモノでもいいから。」
 そう言って、友人の大手ホテルのエアロビクスのインストラクターに声を掛けて、来る事になった。
 昨日も席が一つ空いたので、同じく彼女の友人の診療所の女性を呼んだ。一緒に、先輩の歓迎会の輪の中に入って楽しく過ごした。
 ホテル12階のラウンジでは、広い範囲の夜景を見る事が出来て、話しにも華が咲いて楽しかった。彼女たちは、このラウンジの最高級メニューのコース料理を注文した。一人17000円のメニューだ。私は、余り飲まなくなったので、先輩が頼んだ料理を食べた。お酒はジンバックを2杯飲んだだけだった。
 初顔合わせの先輩とNPO法人常勤理事の智子さんの友人も話しが弾んで楽しい時間だった。その中でも、クリスマス会のディエットソングの話しが長く続いた。仙台の先輩が、昨日の宴席の時に当社の介護管理者と意気投合して、クリスマス会のディット部門でエントリーすることになったのだ。
その日も、先輩は営業を兼ねて来てくれる事になったので、参加も可能だ。どうやら、歌は「ロンリーチャップリン」のようだった。
 「仮装もするんだよ。」
 「そんなの俺は出来ないっチャ。」
 「駄目、駄目、それも審査の対象だから。」
 「審査なんてあるのか。」
 「そのうえ、商品も豪華だし。」
 「それだったら真剣に練習しないと。」
 10時半に席を立った。
 〆て58000円余りだった。

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