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トップハート物語(4179)立志伝敢闘編
18/06/11
2011年(平成23年)11月中旬。
 朝は、東京の水道橋に有るグリーンホテルで目覚めた。折角、朝早くから記録していたデータが突然消えてしまった。ipadで打っていたのだが、多分2000文字を超えた処で自動的に消去されて仕舞ったのだろう。
諦めて、シャワーを浴びて階下のモーニングバイキングに行った。昨日の、ドームホテルでバイキングを食べ過ぎて明け方胃が痛くて目覚めてしまった。水を飲んで何とか収まった。
だから、朝もそれほど食べない。10時近くに一旦出て、タクシーで先輩の待っている神楽坂のアパレルの店舗に向かった。
 今度当社で扱うアパレルの勉強をするようにと呼ばれたのだ。業界では有名な先輩の指導を受けるためなら、どんな時間も惜しまない。そんな意欲で向かった。店の中に通されて挨拶して、珈琲を御馳走になって話しをしているとセール中なのでお客さんが来た。
席を辞して、外で話す事にした。18日から3日間、当社の研修センター内でアパレルの展示会をする。その準備で先日から、これも先輩の紹介してくれたメーカーと準備を進めていた。それがうまく行かず、投げ出そうとした。
しかし、さすが名バイヤーの先輩は
 「カタログひとつでも営業は出来る。」
 そう言って、強硬だが進める事にした。
 その穴埋めとして、この店のウール物も展示できるように送ったという。そんな事に加えて、当社の出版などの話しをして
 「お前、本を出したのか。」
 と、言われて簡単に説明して、先日行われた宮城県人会の模様を報告して話しを逸らした。
 小1時間話しをした。何のための上京だったか分からないが、再びホテルに戻った。11時にチエックアウトしようと準備をしていると、電話が鳴った。分からない個人の電話番号だった。切れたので掛け返すと話し中だった。再度掛かって来た。
 「通りがかりの西という者ですが、お婆さんが外に出て中でおじいさんが大変なので助けて下さいというので、中に入ったらおじいさんが大変そうで。ヘルパーさんが11時に来るのですが、まだ来ないというのです。」
 時計を確認すると、まだ10時40分である。
 計画は9時から10時まで入っている。次は12時の予定だ。
 「分かりました、直ぐにヘルパーさんが行けるように手配しますので、ご迷惑をお掛けしました。」
 「何時に来られますか。」
 「これから、手配しますので。」
 「来るまでここで待っています。何時頃来られますか。」
 「済みません、その方は認知症状で時々外に出て通行人に助けを求めます。ご迷惑をお掛けします。直ぐ手配しますので、大丈夫ですので。」
 「何時に来られますか、待っています。」
 何度も言うので、仕方がなく一旦切って訪問介護事業所に連絡した。介護管理者以下、全員援助に出ていて誰も至急の対応は無理だった。
管理者が
 「私も手を離せない利用者宅で援助していますが、その方に連絡して説明します。」
 認知症を妻に持つ夫が倒れているように見えるが、要介護5なのでそのように見えても仕方ない。
 暫くして、他のサービス提供責任者から電話があった。
 「その方にお話しをして、利用者に代わって貰って電話で確認したらいつもと同じで大丈夫、妻が勝手に出て行って通行人に話しをしたようだ。」
 そう返事があり、納得して通行人も戻ったという事だった。
 それが終わり、間髪を入れずにまた電話だ。先月、
「生活保護を受けていますが、何とか働いてそこから抜け出したい。」
と言って、当社の研修を受けたいと希望の電話があった若い母子家庭の女性を、研修が始まるまで事務のアルバイトで雇った。
しかし、アルバイト代が生活保護費から引かれると知って時間を午前中にして、休みがちになり、長期になり、ついには辞めたいと電話があった。勤務状態が悪く、当社も手に負えなくなったので即座に諒解した。自転車で5分程度の位置に住んでいるのに、
 「預かった鍵は郵送で返します。」
 と、連絡があった。
 その時に
 「勤務状況の記録を出して下さい。アルバイト代を振り込みます。」
 そう言っていたのだが。

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