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トップハート物語(4176)立志伝敢闘編
18/06/09
2011年(平成23年)11月中旬。
 早朝、昨日脳梗塞で入院した夫の病院に立ち寄った大東市の居宅介護支援事業所の管理者からメールがあった。
 「まだ、頭痛が続いているようです。」
 昨日は症状が軽く麻痺が残らず手術の必要性も無いと言われたと言って来たので安心した。しかし、まだ予断を許さないようだ。
 私も、躊躇していた定期的な健康診断に行った。毎月受けているのだが、何しろ体重は増え続けている。本来の日程より1週間遅らせた。その1週間で体重を減らそうという魂胆だった。
しかし、駄目だった。逆に増えてしまったのだ。主治医である先生は優しくて、直接的には言葉を吐かないが直ぐに分かったのだろう
 「今日採血しましょうか。食事は何時頃しましたか。」
 「7時過ぎです。」
 本当は6時過ぎだが、今血液検査をされたのではきっと不摂生で数値が悪いと思う。逃げる魂胆を見破って、
 「4時間位だから大丈夫でしょう。」
 もう、逃げられない。
 採血室に連れて行かれて、血を採られて仕舞った。いつもなら、
「数値が正確じゃないので今度来るときに朝食を抜いて来て下さい。」
と言う筈なのだが、今回は逃がさないと強く感じたのだろう。
この体型を見て不節制を感じとった筈だ。急に、
 「入院したのは2年前の12月頃だっけ。あの時は驚いた。しかし、稀に糖尿の気がある人に起こりうる事だ。」
 などと、入院時の時を思い起こさせようという優しい配慮が感じられて辛かった。
 採血室の看護婦さんは、いつもの看護婦さんと違っていたので新人かと思っていたが、嫌に優しく話しかけて来る。そして、
 「事業の方はどうですか。」
 「はい、順調に行っています。」
 「先日、ホームページを見させてもらいました。結構色んなところに行っているんですね。忙しいけれど、色んな土地の食べ物を食べられていいですね。」
 そんな話をしていて、やっと思い出した。1回だけ以前新人の看護婦さんに採血された時があった。その時に、仕事の話しやホームページの話しをした。あの看護婦さんだった。
 小雨が降って、最近寒い。事務所で次々と社員が来る。報告や打ち合わせなど、外に出ようと思っても出られない。もう次の約束の時間が無いので、打ち切って、来るという社員を断って事務所を出る。
休暇の社員から署名押印を貰いたいので、約束の時間に向かう。会って、その書類を持って近くのハローワークに向かう。以前のように求職者が多くはない。応対も親切で、私の出した実習型雇用制度利用者の事務処理を丁寧に処理してくれて、加えて先々の助成金申請書の書類もくれた。
 事務所を出る前に、高学歴社員を呼んだ。彼が担当している講習関係がピンチになっているので、それに対してどう対処するかを聞いた。何度聞いても、自分から何かをしようとしない。あれこれ出来ない理由ばかり言う。
そして、案としてなんかから引っ張って来たものを提示して、終わり。
 「それなら、それをしなさい。とにかく実行をしなさい。」
 そう言って指示を出して、10日過ぎた。
 誰かを呼んで話を聞いて、無理だという話をする。自分が提案して、自分で出来ない材料を持って来ての説明など聞きたくないので、
 「どうでもいい話はいいから、結論だけ話しなさい。どうするんですか。」
 そう詰問する。
 こっちも時間がないから、そんなに詰められない。それも承知だ。とにかく、出来ないような言い回しになる。出来る模索をする私と、出来ないような結論に持って行こうとする奴。
結果的には、今度聞いてみますと逃げる。また時間が過ぎる。
 それに合わせるように、70歳爺さん社員も逃げ始めた。いよいよ、のんびりした仕事が出来ないと悟って来たのか、それまでは間断なく連絡報告があったのに、最近はこちらから言わないと来ないし連絡がない。今日も呼んだ時に、
 「来週の木曜日に、介護を手伝ってくれと依頼があったので朝はいませんので。」
 そんな話はどうでもいい。
 ケアもしているとアピールしたいのだろうが、必要な仕事をつまり、
「利益を上げる仕事をしなさい。」
と言っている。
多分、コミュニティービジネスに進む事になるのだが、企画などの案を私が作って彼が実行に移す事になる。まだ、はっきりしていない段階ではのんびりしていたが、どうやら決まるとなってきたら逃げ始めた。
具体的なソーシャルビジネスとコミュニティービジネス研修会があり、
 「参加するように。」
 「私一人で、ですか。」
 当たり前だという言葉は呑み込んだ。そう言ったら、逃げてしまう。

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