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トップハート物語(4133)立志伝敢闘編
18/05/19
2011年(平成23年)10月中旬。
 雨が降り始めていた。時より、強い雨になる。土曜日に、釣り&バーベキューのイベントが計画されていた。しかし、土曜日の天気予報は最悪だった。どうするのか、私の腹は中止に決まっていた。
その代案として、最近脚光を浴びているターミナル駅ビルの中にあるバイクングに、釣りに行こうと予定していた方を連れて行こうと思っていた。その案を持って、責任者の70歳爺さんの考えを質さないと行けないとして、出勤した。
代表者としての結論を指示するのは簡単だ。しかし、それぞれの感情を重視しないことにはうまく事は運ばない。
 「出勤したら直ぐに参ります。」
 と、昨日連絡があったのだが、その始業時間前に居宅介護支援事業所管理者宏美さんが来た。
 「以前、お局様筆頭サービス提供責任者が担当していた利用者が、長期入院して亡くなったのですが、その時にお局様筆頭サービス提供責任者が全ての持ち物などを処分しました。その中に、レンタル品が入っていたと思うのです。サイドテーブルと車いすのクッションですが。何しろ、半年間入院していてそのまま無くなりました。訪問介護が自費で病院内におけるサポートをしていたのです。入院時点で引き上げるようにレンタル会社に行ったのですが、戻って来るとレンタル会社が勝手に決めてそのまま置いて置く事になったのです。それ方が亡くなり、遠方に住んでいた家族の方が来てお局様筆頭サービス提供責任者と後片付けをして整理してしまった。その時に、ベットなどどう処理をしたのかお局様筆頭サービス提供責任者に聞こうと思って電話しているんですが、出ないのです。先月末で退職しているので、出たくないのかも知れません。どうしたらいいでしょうか。」
 そんな相談だった。
 「お局様筆頭サービス提供責任者が退職する時に自分が利用者から貰ったものだと、車いす3台など持って行った。その中にクッションはあるかも知れない。」
 「それだったら、文書出して返還を求められていると通知しなさい。」
 そう返事をした。
 続いて、
 「今回集中減算の計算をしたら、訪問介護が90.8%になった。どうしますか。」
 「理由があるだろうから、それを添えて提出したらいい。減算されてもいいし。仕方が無いだろう。どうしても、障害者が65歳に到達して当社の介護を継続して受けたいと思う方が多いからな。」 
 「それはいいんですが、レンタルが他の事業所を使っていた方が数人亡くなって、ついに91%を超えてしまったんです。」
 「本当か。問題は、これを出した後の問題だ。それなりの対応が出来るように、書類など準備して置くように。」
 悩ましい問題だ。
 どうしても、会社内で育てたケアマネジャーだから、簡単に他の事業所を使う気持ちになれないのかも知れない。
 ケアマネジャーと1時間ほど話をしていると、今度は自立支援のサービス提供責任者が来た。新人確保の話しになった。余りに新たな人材が入って来ないので、私が受講生の面談を始めた。
その中で、生かす事が出来る人材に目を付けて勧誘を始めた。何人かを介護や自立支援に通知しておいて同行訪問時にチェックして貰った。私の推薦したヘルパーさんが全て合格したようだ。
問題は、訪問介護をする気持ちがあるかどうかだ。それが無ければ話しにならないのだ。
 「みんな若いし、段々と若返りが進みそうですね。」
 「もう、風邪を引いている人間は不要だ。」
 等と、風邪気味でマスクをしている二人を相手に冗談を言った。
 「そう言えば、あの林檎めちゃ美味しかったです。色は紅褐色でプラムのようで、大きくて美味しくて新鮮でジューシーで。どこの何と言うリンゴですか。」
 「信州のリンゴで、秋映えという奴だ。早く言ってくれれば、もっと取ってやったのに。何も言わないし。みんな何を上げても、うんともすんとも言わないから、どうという事はないのかなと思って。」
 「風邪を引いているから、食べるのはリンゴばっかりですよ。」
 そんな話をして、40分。
 ついに、11時に近くなってしまった。待っている70歳爺さん社員を呼んだ。釣り&イベントの対応だ。雨の予報がついに100%になった。一体どんな案を持っているのか。興味があった。

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