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トップハート物語(4132)立志伝敢闘編
18/05/18
2011年(平成23年)10月中旬。
 昨日、事前問い合わせがあった大東本社管理者からその後の連絡があった。実は、昨日本社のある大東市から、来年度から始まる養育支援訪問事業の受け入れ打診があった。
養育が必要な18歳未満のお子さんを抱えている家庭に対して、支援を行う事業だ。直接対象者にはその支援制度があるが、其のお子さんを常に介護する家族への支援制度はない。
その為に、市では新たな独自の制度を設けて家族への支援をする。その対象事業所として当社が選定されたのだ。詳しい話しを聞きに市役所に行って、私が聞きたかった事を伝えた。その結果、
 「今日、市役所の方が来て、文書で見積もりを出して欲しいと簡単に見本を書いて行きました。」
 「直ぐに作成するので、それをファックスしてくれ。」
 そう言って受け取った。
 直ぐに作成して、午後から本社に向かって届けた。
 年間にして今のところ、2000時間程度の援助対象があるというのだ。これから、増える可能性があり充分に対応することが出来る。ツートップが退職して、二人に何もさせられなくて抑圧されていた若い彼が実力を発揮して来た。
全国展開している回転すしチェーン店でスーパーバイザーをしていたのだ。その片鱗を見せ始めていて、変わったばかりの先月に既に数件の新規を確保して、今月に入っても営業姿勢を怠らず24時間対応とか今回の市役所の新規事業を獲得して来た。特に、このような新規事業は最初からかかわって置けば常に新たに続く。
 夕方になって、天候が悪化して来た。天気予報を確認すると、金曜日と土曜日はかなり悪く、雨模様になる。特にこの地域は強い雨になる。直ぐに、70歳爺さん社員にメールした。
土曜日に、NPOで釣りとバーベキューのイベントを企画していた。過去30年の天気を調査してこの日に決めたのだ。そして、渓流釣りなので山に入る。もう結論は決めているのだが、責任者の彼にメールを送ったのだ。
 『土曜日の降雨確率は80%。危険性などを考慮して、中止にするのか延期にするのかなどの結論を早く決めるように』
 『明日、ご相談をさせて貰います』
 『安全確保の観点から、充分な配慮を持って決めるように』
 中止という言葉が無いので、再度念を押した。
 『明日、早目にお伺いします。ご指導をお願いします』 
 中止になる事は想定していないのだ。
 次善の計画を建てて置かないと。何しろ、障害者のお子さん中心の企画だ。中止になったらがっかりするだろう。その日を計画していたヘルパーさんだって、空いた日をどうするのだ。
 傍に居た、NPO法人常勤理事の智子さんに言った。
 「みんな心待ちにしていると思う。これまでの、外出と言えば何の変り映えもしない、電車か何かに乗ってうろうろしていたのを、アウトドアの計画をNPOで建てて初めての企画だ。もし、雑踏でも問題ない幼児たちだったら先日新しく出来た駅ビルのバイキングでも食べに行こうか。経費的には、借り切りバス代が浮くので充分だ。」
 そんな代わりの企画を内包して、金曜日の朝に彼の案を聞く。
やはり何と言っても創造力がないと、駄目だ。代案を何かあるのかを常に確認していないと、レベルアップにならないので試験的に事前に言わないようにして聞く積りだ。
 一昨日の夜に、介護付きマンションの責任者から連絡を貰った。実は、この見知らぬ土地に来た時に、お世話になった方だ。病院内に有った在宅支援センターの責任者だった方で、私がその病院の中に事務所を構える事が出来たのも、その地域で発展できたのもその方の力がある程度作用していた。
その方は、東京の神田で出版社に勤務していた経験を持って居る程、本が好きなのだ。書店に立ち寄った時に、当社の記録を収めた本を目にしたと連絡して来たのだ。
 「買わないように、差し上げますので。」
 と、約束していたので大東本社に行ったついでに持って行ったのだ。しかし、不在だった。
 「今どこに居るんですか。」
 「申し訳ない。丁度外出したばかりだ。」
 「約束の本を預けて置きます。」
 「佐藤さん。どこでもいいから、サインしてな。」
 「そんな、サインなど出来るような字が書けません。」
 「何を言っている。空いている処にサインしてくれ。」
 そう強引に言われたので、高齢者マンションの前で車を停めカバンからボールペンを探して空いている処に汚い字で書いた。
 その後、向かい側にあるクロネコヤマトが全国展開する障害者の運営するパン屋さんで、珈琲を飲んで美味しいパンを食べ帰りに買って帰った。

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