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トップハート物語(4130)立志伝敢闘編
18/05/17
2011年(平成23年)10月中旬。
しっかりと意識して仕事をしなければ、何度も自分を励まして机に向かった。実績がすべて出そろったので、登録ヘルパーさんの給与計算を始めた。収益は、結果的に若干増えただけでほぼ前月並みとなった。
しかし、登録ヘルパーさんの報酬は平均15%上げたので、その影響が出て来る。この守口と大東本社のツートップが退職したので、その浮いた分をヘルパーさんに配分したのだ。
ひと月先行した大東本社の時給上げは今月から影響が出て来る。その上、妊娠していた社員が一人先月はほぼ仕事をせずにいたので、登録ヘルパーさんが働く事になり大幅に上昇した。
30万円程度負担額が増えた。来月はこの守口のヘルパーさん分が影響して来るので、3倍の影響がある予定だ。その代わり、それぞれの地域のツートップの160万円が無くなり出産休暇の分も無くなる。
その上、11月までの有期社員が退職し加えて精神的な重圧に耐えられなくなったサービス提供責任者が退職予定なので、都合あと2名の退職者が予定されている。
 その代わり、10月から2名の新人が加入して11月にも数人の新人が加入する予定だ。来年早々には、退職して欲しい男性が居るのでその示唆をする予定だ。利益を間接的にも直接的にも生み出すものが無いと駄目なので、その1点だけで見て行く事にする。
それが無いと、他の利益を上げている者の意欲が失われる。国や地方公共団体なら税金を上げるなど無駄は吸収できるが、営利企業はそうはいかない。
 朝何人かの社員が来て、帰った。70歳爺さん社員が一番話し易いのか、一番長い。男性なので、年齢には関係なく管理をさせているが思うように行かない。本当に、世界的電器メーカーの重責を担っていた方なのかと疑う場面がある。
今日も、試験的に市営住宅を利用して福祉目的に活動するプロポーザル資料を作成させた女性受講生が居る。その作成された資料を持って来た。
 「昨夜、事務所のポストに入れて貰ったんですが、さすがに良く出来ています。これだった、どこに出しても恥ずかしくない。」
 そう言って差し出された、資料を一読した。
 事業の名称という欄に、当社の事業所名が書いてある。読み間違いか、我々がする事業の仮の名称を書く欄に、事業者の名称を書くミスが最初に遭ったので、厳しくなった訳ではないが、案として出されたのは事業内容的には地域の見守り制度では賄えない日常生活のサポートだ。
 「こんなありきたりな内容では、恥ずかしくて出されない。プロポーザルのようなコンテストは、審査の方がどれほど目を引くか。それを創造するためには、色んな情報を得る作業や知識が必要だ。にわかに作成されたものは、それ以上のモノではない。貴方が、彼女を推薦して採用してくれというが何が出来るのか。こんなモノが出来ますと言っていたが、私が付きっきりでアイデアを出して文章にまとめるのでは、私がやった方が早い。いいですか、もう利益を上げることを考えて遣らないと。すでに10カ月が過ぎていますが、新たな部屋を用意して人員を二人置いて何をしているんですか。毎月その部屋だけで人件費を含めて50万円以上掛かっています。」
 そんな言わなくてもいい事を言ったが、それでも、もう彼を指導するのには疲れてしまった。
女性はヘルパーとして働けるが、男性は何も出来ない。次が無いのだ。それを自覚して貰わないと。
 ツートップが居なくなり生き生きしている若い男性の本社管理者から電話があった。彼は、動きを加速させて新たな利用者確保をしている。先月でも新規がかなりあったが、今月も24時間対応などの依頼を受けた。
 「市役所から教育基本法に照らし合わせての事業を受けて欲しいと依頼がありました。内容を聞き、社長に相談して返事しますと言って来ました。内容的には、家事援助のようなもので0歳から18歳までの子供さんと一緒に掃除や調理をして欲しいというものです。幾らの時給だったら出来るのかという事を言われました。」
 「幾らでも出来るから大丈夫だけれど、当社でいうと家事援助の自費が1時間当たり1575円ですが、予算はどの程度なのかそれに合わせて対応出来ると返事して下さい。対象者は何人ですか。」
 「現在267名で一人当たりひと月12時間です。月3000時間を超えます。」
 「0歳から3,4歳まで一緒に調理や料理は無理だろう。その対象者がはっきりしたら、保育士や幼稚園の教師など経験者が居るので早く言って欲しい。養成校を運営しているので、色んな資格者が揃っているし、必要なら採用するので。調理師や管理栄養士もいるし、食堂で働いていた方もいる。どんな方にでも対応出来るとアピールして来なさい。」
 そう返事した。

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