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トップハート物語(4111)立志伝敢闘編
18/05/08
2011年(平成23年)9月下旬。
 それだけではない。基金訓練時に、手伝いに来た女性社員が
 「今度、基金訓練を受けている29歳のWさんを、社員として採用するようですね。若くて綺麗な方で社長好みですよね。一体何人入れるんですか。もう沢山の人が決まっていますよね。」
 内定していた各コースの受講生には、他の受講生には内緒にしておくようにと何度も言っていた。
それなのに、内部で漏れている。その何れもに立ち会っていたのは、70歳爺さんだけだ。大手電器メーカーの人事を担当していたとは思えない、とんでもない奴だった。
 これまで、3人を正式に決めた。その何れもが、たまたま綺麗な方だったので私に当てつけるように、社長の好みだと言われていた。
 これから、大きな増税を初めとして景気を下振れさせる政策が打たれて来る。これが、自分達の生活に何れ近いうちに直結する。大きなうねりの中で、どのような動きをするか。これが問われている。
大きなテーマではなく、自分の生活に置き換えて考えないと行けない。その考えに沿って早いうちに手を打たないと行けない。それにいつ気付くのかだ。
 今回、出産を迎えた彼女は厳しい家計に立たされる。負債を先送りする手段を取ったが、結果的に収入が得られない中で分割して支払わなければならないのだから、一層苦しくなる。
それだったら、今月の給与で一括して支払う方策を取るのがベターだ。しかし、それを口に出す訳に行かない。それを少し哀れな感情を持った。それでも、何も出来ない。
 「出産休暇に入っても、シフトを作らないと。」
 と、言ったが
 「他の者に頼んで行った方がいい。」
 そう軽く言った。
 彼女としては
 「戻って来ても職場があるんでしょうか。私を必要としてくれるんでしょうか。」
 と、いう言葉通り心配で仕事を手放せないのだ。
 それでも、彼女の携帯電話料金は先月27000円を超えた。一人で何人分もの経費を使っている。何度注意しても、改めない。何が必要でそのような金額が掛かる電話を掛けているのだ。
きつく追及すると、自責の念を強く持って、直ぐに泣きだすので余り言えない。大東本社のツートップが退職すると言った時に、彼女が一番最初
 「私は残りますので、どうしたら続けられるか教えて下さい。」
 と言って来たので、彼女らを守る行動に出たのだ。
 最初は、ツートップが辞める事になれば離れているのでもう私が全部手放さなければならないと覚悟を決めた。しかし、彼女のひと言で考えを変えたのだ。そのお陰で、利用者、ヘルパーさんに何の変化も無く移行出来たのだ。
失ったのは、ツートップの高額な給与だった。その切っ掛けを彼女が与えてくれて、大きな貢献をしてくれたのだから携帯電話料金なんてみみっちいのかも知れない。
 まだ無資格の女性から電話があった。
 「介護事務の資格を持っているのですが、ヘルパーの資格を持っていないと就職が出来ないと言われました。今度いつヘルパー研修があるのでしょうか。」
 と、いう問い合わせだった。
 しばらく身の上話など少し話し始めて、
 「母子家庭なので働かないと行けないんです。」
 そう言う気持ちを聞き、出来るなら資格を取得できるまで当社でアルバイトをして貰おうかと考えていた。
 居宅介護支援事業所の管理者が来たので、
 「事務員としてどうだ。」
 「私としては大歓迎です。」
 という事で、私が話しをして希望したら受け入れようと思った。
 出産予定の彼女の壮行会をする事にした。狭い部屋しかない美味しい寿司屋での会を催す事にした。
8人を人選して、何とか決めた。しかし、月末なので最初から忙しいメンバーを外したので、後ろめたさが出た。やはりもっと声を掛けないと、と思い、10人程度の参加で遣ろうかな。

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