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トップハート物語(4109)立志伝敢闘編
18/05/07
2011年(平成23年)9月下旬。
朝一番で、守口の介護と支援を両方司る事になった管理者が来た。立ち上げの時から重要な位置をしっかりと占めて信頼を置いている彼女だ。
 「本社も支援もツートップが辞めて新たな世代に交代したので、私もそろそろ引き継ぎたいと思っていますが。」
 「それは、出来ないだろう。俺は君の代わりはいないと思っている。君が辞める時は、この事業は終わりだろう。」
 「いや、しばっちがいます。彼女だったら代わりが出来ると思います。いえば遣ると思います。」
「遣るかも知れない、しかし短期間でその重荷に堪えられなくて、辞めるだろう。大体のあの年代はそうだ。出来もしないし其の根性もない。夜間対応とか電話がひっきりなしに掛かるのに対応出来るか。投げ出すのがせいぜいだ。トップで居るのと、それに従っているのと全く異なる。代わるのは無理だ。」
 そう言っても、何度も言われた退職の意思。
 私はいつも、次はないと思っている。後継者がいないのだ。一旦その考えを引っ込めて、今度は他の話になった。
 「先日相談した、サービス提供責任者のSんですが鬱の状態から抜け出せそうもありません。何もする気が無く、辞めたいと思う気持ちが強くなっています。言葉も発しないし、何も言わない状態です。それで、11月に新たな人材を得るのでそれで退職をしたらと言ったところ、諒解して貰いました。登録で残留との希望がありましたが、断りました。すっきりした方がいいと思いまして。」
 「その方がいい。精神的な病は、気付いた時にその障害を取り除くのが良い。取り敢えず、縁を切る事で結構です。」
 「もう一人の、利用者の家の路上でめまいがし転倒して嘔吐を繰り返していたサービス提供責任者のKさんですが、家庭でのストレスが原因だと思いますが、医者もはっきりした原因が分からないということです。3週間休養を取って、バイクは危険だから止めさせる積りでいたんですが昨日から勝手に乗っています。どうしましょうか。それに、家庭の事もあり、最悪の場合継続は難しくなります。10名のサービス提供責任者が居ますが、実質8名で運用しています。もう大変な状況で、早く後任を確保しないと支障が出て来ます。」
 「分かった、10月11月で数名のサービス提供責任者の補充をするのでもう少し我慢してくれないか。」
 そう言って、今日の話しは終わった。
 言い忘れたという研修センターの高学歴社員の直前の要請に従って、基金訓練の地域資源の授業を行った。最後に来ているので実習という形になっていた。
以前から行っていた授業内容、つまりNPO法人の簡単な概要説明と実際に自分達が設立するというシュミレーション方式を止めて、既に立ち上がっているNPO法人を基盤とするシュミレーションに変えた。
丁度、この期間に大阪市でNPOを中心とした団地の空き家を利用して地域社会に貢献する利用を認めるプロポーザルが行われる。
 その募集に応募する作品を仕上げるという実践に移ったのだ。1時間ほど事前情報や説明をしてから、6人ずつ5班に分けて3時間の長考を求めた。ここで、予定があったので他の担当者に代わって貰った。
予定とは、面接だ、9月末に終了するコースの受講生で私が求める方が当社を希望するという相思相愛なので、入社を認めた。内定を前提として面接をしたのだ。10時に実際に働く支援と介護の管理者との面接。
それが終わってから、私の事務所に来た。物静かで、クエスチョンに対するアンサーは少し遅いので気がせいている私にとっては、少し物足りない。
 「介護の事務所での面接でどう感じましたか。出来そうな雰囲気ですか。」
 少し長い間返事が空く。
 余り気に入らなかったのかと、不安に成る。どうしても、人材の確保が命題で必要のある人材なのだ。
 「思っていたよりも、皆さん優しくて雰囲気も良く私の家庭の状態を理解してくれて、全て受け入れて貰えるようで本当に良かったです。」
 その言葉を聞いて、返事が中々出なかったので不安の余韻が残っていてそれほど嬉しい気持ちはその時には生まれなかった。
 それでも、話しをしている間に、相当な努力家である事が分かった。管理栄養士の資格を保持していた。
 「技術を早く学びたいので、身体介護を多く入れて欲しいと思っています。」
 等との積極性もあり、損害保険の代理店の資格も持っていた。
 障害者への口述筆記研修があるので其の参加を求めた。パソコンか記述なのだがパソコンでする事になった。小型のパソコン持参なので、私のまだ使用していない携帯用パソコンを与えた。
10月から参加するので、楽しみとなった。午後は、元議員と懇談した。団地を使用するプロポーザルコンテストの話しをして、色んな話に発展して来た。少し私の過去の情報を話しした。

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