お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(4107)立志伝敢闘編
18/05/06
2011年(平成23年)9月下旬。
 事務所では7,8人の社員が私を取り囲んで方針の言葉の証人となっていた。介護管理者は、
 「すっきりした方がいい。お局様筆頭サービス提供責任者の関係のヘルパーさんは、どんな事を口外してお局様筆頭サービス提供責任者に情報を送るか分からない。」
 そういう本心だったし、私と同じ考えに立っていた。
多くの社員がそのような思いで居たのに対して、支援費サービス提供責任者だけは一人、言葉を変えれば臨機応変にといいう考えだった。それを否定せずに、私の答えは先ほど言った
「お前も何時あちら側の人間になるかも知れない。」
という言葉だった。
彼女は、他の社員とまた異なった考えがあり一匹狼的な位置取りだ。お局様筆頭サービス提供責任者を利用しようとする野心家である事は分かっている。不穏な考えのある全てのヘルパーさんを切って仕舞っては、浄化されて仕舞って自分の引き抜くヘルパーが居なくなる。
また、お局様筆頭サービス提供責任者とどのような話になっているのかも分からない。
 そんな会議の途中で、他のサービス提供責任者がケアから戻って来た。
 「やられました。障害者の入浴介助をSさんとしていたんですが、Sさんの財布からお母さんからどうやら5000円抜かれたようです。あんなに気を付けていたのに、悔しいと言っていました。」
 「大丈夫だ、会社が負担するから。5000円だな。今支払うから、渡してやってくれ。これから気をつけるように。お母さんは精神的に病んで居るから仕方が無い。俺にも金を貸してくれという位だから。」
 「家に行った時には、タバコをふかして挨拶していたのに、入浴が終わったら居なかった。心配になって財布を見たら、綺麗に並んでいた筈の札が折れ曲がっていて5000円無くなっていた。」
 そんな事を何度か興奮気味に話をしていたが、
 「とにかく、仕方が無い。利用者は身体障害者でお母さんは精神障害だ。お金には十分気をつけないと行けない。」
 「お母さんに言った方がいいですか。」
 「いや、証拠が無い。現場を抑えていたんなら分かるが、そうじゃなければ名誉棄損になる恐れもある。やめておけ、そんな病気だから。直ぐにヘルパーさんには、会社が負担するからと言って渡して上げなさい。」
 そう言って、その話を打ち切るようにした。
 部屋に戻って休んで居ると、今度はあるヘルパーさんから電話が来た。私と直接話をする事はないので、電話の登録はしていない。
話しは、
 「自分と一緒に入っている利用者が年齢が高くてもう幾ばくも無いのに、お局様筆頭サービス提供責任者と親交があり二股かけようとしているヘルパーを切られるので、ショックが大きい。そんなに長くないので、そのまま私と一緒に続けさせて欲しい。」
 「シフトは管理者の専権事項だから、私は管理者の決めた事を承認するだけだ。」
 「そうは言っても、最高責任者は社長ですから。」
 「バカバカしい、シフトまでどうして口を出さないと行けない。私どもは、利用者の求めるサービスを一生懸命真心を持って対処するだけです。それを、今回の会社の決定事項など情報を漏らす行為をしたこと自体問題視している。これが、利用者の個人情報だったらどうなりますか。今回はシフトですが、どうして貴方に言わないと行けないのですか。こんなまともな感覚が持てない、高齢のヘルパーさんは要らないのです。邪魔ですので、去って行って欲しいと思っているんです。情報を漏らす事がいけないと全然思っていないんです。だから不要なんです。こんな事が二股かけた事業所に流れてしまったらどうします。」
 「それでも、高齢者がヘルパーさんが変わると聞いたらショックを受けると思うのです。どうにか今のままで変えないようにお願いしたいのですが。」
 そう何度も懇願するので、彼女と介護管理者は友人だというので
 「もう一度、自分からその口の軽いヘルパーを諌めるので、と事情を話しして頼んでみたらいいんじゃないですか。臨機応変に対処する事も合わせて話をしているので。」
 そう返事をした。
 また、辞めると思ったお局様筆頭サービス提供責任者と親交のあるヘルパーが、勧誘を断って当社一本でしたいと言って来ているので残していいかとサービス提供責任者が聞いて来た。
 「その人間は嫌いだ。しかし、相手を断ったのなら其の減った分の仕事分量は勿論、それ以外ももっと沢山の仕事を与えてあげて下さい。」
 そう、言った。
 今回の騒動を通じて、多くの利になる事が生まれると思っている。良かったと思えるように絶対なる。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報