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トップハート物語(4098)立志伝敢闘編
18/05/01
2011年(平成23年)9月中旬。
 爽やかに目覚めて、昨日の朝食を反省し僅かに偏りを減らしバランスに気を使った食事メニューにした。
今日は、講習終了後そのまま大阪に戻るので荷物を持って出た。半年前まで全ての状況に合わせて宿泊先を確保しているのだが、2日間宿泊した部屋が素晴らしく良かったので、フロントで全部の日を確保しようと交渉した。
インターネットでは何回か取れない日もあり、東京ガーデンホテルを予約していた。また、このフォーレスト本郷の気に入った部屋もインターネットで公表していない日もあり、その点も確認して確保出来ないか交渉した。
 「全てお取りできますが、インターネットとでは料金が異なりますので。」
 「料金は結構です。部屋を確保してくれれば。インターネットではなく、この場で予約は出来ますか。」
 「はい、出来ます。」
 「それじゃ、半年後まで予約をお願いします。」
 そう言って、操作が終わるのを待った。
 「全て1泊16500円のデラックスタイプの部屋を確保しました。」
 なんと、シングルで16500円とはと驚いたが、自分から料金はいいと言った手前平然を装った。
何しろ、インターネットでは1泊9500円だったのだ。これほど違うのかと、驚き諦めた。昼食と夕食を節約すればいいと。
 ホテルの部屋を8時に出てコンビニで昼食を購入して、東大の正門をくぐって教室に向かった。9時から授業が始まる教室には40分以上も前に入った。席は昨日と同じだったが、既に何人かは座っていた。
第一日目の「ジェロントロジー(老年学)概論」「ディスアビリティー(障害学)概論」「成年後見制度」に続いて、今日は「成年後見用語解説」「任意後見概論」「法定後見概論」「市民後見概論」が予定されていた。
 昨日は、障害関係は実際の知的障害者と精神障害者のお子さんをお持ちのお母さんが登壇されてお話しをされた。勿論、特任教授の話もあった。高尚な位置からお話しを聞く事が出来るので、同じミクロの後見人という分野を学ぶにしても、大きな視野からズームして行くので本当に楽しいというか分かり易い。
ただ単に、介護だけしか知識を求めない主任ケアマネジャー講座とは全く異なる。偏った社会に通用しない人材を育成する介護業界の上層部の奴らに聞かせたい内容だ。
 今日も、東大教授を中心として実際に業務に携わっている公証人や後見人の方が出て来て話しをされた。それでも、私が引き込まれたのは
 「この講座を通じて、この講座の参加者が中心となって日本全国にNPO法人を設立して貰い、後見人として活躍して貰いたい。その設立手続きや助成金の確保など指導しますので。」
 と、言って意欲のある方の挙手を求めた。
結構大勢の方が挙手をした。また、行政から其の設立予定で来ている方も何人もいた。一番遠くは廣島だろう。私も遠いが、廣島はもっと遠い、兵庫や宮城などからも来ていた。
みんな泊まり掛けだろう。活気のある男性に比べて、比較的年齢の高い女性は全く何のために来ているのか分からない。ずっと眠っている前の席のお婆さん。
修了評価があったり、今度の宿題は実際に裁判所に提出する申立書の作成だったり、結構沢山の提出物がある。そんなモノに寝ている婆さんは対応出来るのか。やはり、自分の参加している講座は少しでもレベルの高いモノにして欲しいと思う。
書面での審査の難しさを感じる。それは、私が行う表面的な面談に通じる。
 昼は、コンビニで購入したおにぎり1個とアンパン1個にした。安田講堂の近くの楠が生い茂っている処に有るベンチで食べたが、雨が降って来たので直ぐに教室に入った。
ipadで色んなニュースを見ていると、また同級生の南三陸町の町長の問題が出ていた。先日は、週刊誌も賑わせた記事が配信されていたが立て続けだ。先日のニュースは、自分が助かった鉄骨だけになった防災センターの保存を打ち出した。
ところが、その防災センターに避難するように指示したのが彼で、職員の3分の2を失った。自分達は3階に逃げたのだ。自分が指示をして死を招いたと、遭難死した家族が保存とは反対と異議を申し立てた。
自分は生き残って英雄気取りだが、遺族はその建物を見て自分達の子供などを思い出し胸が張り裂けるという訳だ。その避難指示に対しても、疑問があると公開質問状を出した遺族側。その問題と共に、セクハラなど記事を流した。
 そして、今度は被害者用に提供されたキャンピングカーを自宅に持って行って、自分が寝たばこをする為に使用していたというのだ。一体どういう事なのだ。彼が同級生だと言っていた私の気持ちは少しずつ変わり、情けない思いに駆られた。

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