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トップハート物語(4097)立志伝敢闘編
18/05/01
2011年(平成23年)9月中旬。
ワクワクして迎えた、東京大学「市民後見人養成講座」。正門前のホテル「フォーレスト本郷」で、いつもの時間に目覚めた。朝食の時間までベッドの中で過ごした。仲々時間が進まない。
朝食開始の7時が待ち遠しかった。時間が来たが、直ぐに行くと私と同じ多くの待っている宿泊者と一緒になってしまう。そんな事を思いながら、暫らくしてから部屋を出て、階下のレストランに行った。
多くの宿泊者がバイキングの並んだ調理品に群がって居たが、これまで宿泊したどのホテルよりも行儀はよく、静かな雰囲気で気持ち良く席に座り新聞を読んだ。
 コーヒーを一杯飲んで列が無くなってからゆっくり取って、席に戻った。皿を見ると、ウインナー4本、ハム2枚、スクランブルエッグ大目と片寄ったメニュー。和のおかず少々。ポタージュスープにアップルジュースなどチャンポン。ライスとサラダ。
お里が知れると思って恥ずかしく、隣の女性の皿を見るとパン2枚に茶碗一杯のライス、お皿一杯のおかず。凄い。
 ゆっくり小1時間の朝食を終えて、部屋に戻った。シャワーを浴びていよいよ出発。爽やかな、柔らかい日差し。ブログに掲載する写真を写し、目の前にある東京大学正門をくぐった。
同級生と分かる歳の行ったおっさんが、早くから門をくぐって教室の工学部2号館を探しながら一定の方向に向かう。
 学内に入ると、益々高揚して来た。これまでも、社員を連れて来たり個人的にも来た事があるが、通学するとなるとまた違った感情が湧いて来る。9時半から開講だったが、45分前に手続きを済ませた。
席は、椅子が前後左右に自由に移動出来るように一番左側の前から6番目に決めた。開始まで、lpadで過ごした。いよいよ開始だ。オリエンテーションがあり、職業歴の分布は公務員が教師を含めて5分の1を占め、介護福祉関係者が15%を、金融関係者、保険関係者が続く。
 年齢層は、男性の半数は私よりも年上には驚くやらホッとするやら。女性は、かなりお年寄りが目立ち大丈夫かと思ったが、私よりも年上は3分の1だった。受講者数は280名ほどだった。
あの12年前に介護を学ぶ為に入学したポリテク埼玉の事を想い出していた。いよいよ始まる楽しさが込み上げて来た。
「来年の7月29日に修了式が安田講堂で挙行します。一生で安田講堂に入れる機会はそうありません。家族の方を呼んで晴れ姿に立ち会って貰って下さい。」
そうしようと思った。
講義が始まる。このプロジェクトの主体は医学部だそうで、最初から中医協のメンバーである特任教授の講義。
そろそろ準備をするので、続きは帰りの新幹線の中で。
第二日目が4時半に終わり、東京大学正門前からタクシーを飛ばし東京駅に飛び込み、5時丁度の新幹線に5分前に乗り少し休んで昨日の続きを書こうと思っている。
 教室では嫌に見慣れた、利用者然とした老人、特におばあちゃんが目立ち、大丈夫かという気持ちが一杯になった。心配をよそに、
「それは、私のです。」
と、叫ぶ声が聞こえた。
 気にしていなかったが、暫らくしてまた聞こえたので声のする方を見ると、事務局の女性を伴って
 「それも私のです。」
言われた女性、おばあちゃんだか筆箱を開いて中を見たり、何となく挙動不審で、詰まり認知症の印象を持った。
 「席に置いてトイレに行って戻ったら、座って居たんです。」
事務局の女性に説明をしても、婆さんは筆箱を開いてポカンとして居るだけ。完全に認知症の婆さんだ。訴えていた女性は為す術も無く、他の席へと移った。こんなハプニングから始まった。
 オリエンテーションが終わり、講義が始まる。国家予算、社会保障費、政治も混じえて好きな分野なので気も身も入った。並行して主任ケアマネの講習を受けているが、やはり井の中の蛙では駄目だ。マクロを理解した上でミクロを学ばないと、独りよがりになる。
介護バカや福祉バカが生まれるだけだ。市民後見人というミクロを学ぶのだが、全体から入る手法に矢張りと思った。
 全国に市民後見人を行うNPOを作る実践も、スケジュールの中にあるという。本当に楽しみだ。NPOは既にあるので定款を変更して対応しようとしている。助成金などの受け方なども指導してくれるというのだ。色んな可能性を秘めた研修会で、ずっとワクワクしていた。
 昼は、学生食堂を利用する積もりで行ったが300人近くの受講者が殺到したので長蛇の列。昨夜買い溜めて置いたおにぎり3個を食堂で食べた。
 午後の授業もあっという間に終わった。全て、1コマ90分でキッチリ終わる。4時30分に終わり、安田講堂の前のイチョウ並木を通って買い込んだ夕食を下げて、ホテルに戻った。
まだ、5時だったが夕食にした。おにぎり1個。Lチキ、ヨーグルト、コーヒーなどを一気に飲み食べた。
帰りの目に入る風景は、何十年も前に学校帰りのあの記憶にあるものだった。ホテルは、インターネットで一番近いホテルを確保したが、広くてデラックスで綺麗でこれまでで一番素晴らしいホテルだ。

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