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トップハート物語(4089)立志伝敢闘編
18/04/27
2011年(平成23年)9月中旬。
 朝一番で、介護管理者が来た。余り来る事は無いが、来る時には身構えないと行けない。何度か退職したいと申し出て来た事もある。直情型で、少し精神が安定していない。ただ、忠実で真面目で安心して私の後を任せられる。
そんな彼女は、来てどうでもいいような話をしているので私から話しかけた。
 「何かあったか。」
 「沢山あります。お局様筆頭サービス提供責任者の事で。悪行の限りを尽くして、利用者ヘルパーさんを滅茶苦茶にして居ます。どうしようもない。いちいち相手できませんが、まだ在籍している状態なのに今月末に退職するので次の処にお土産を持って高く売りつけようとしている。これが、管理者だった人の遣る事ですか。」
 「余り気にするな。これから生活して行かないと行けないし、還暦の最後のあがきだろう。勝手に辞めると言ってうまくいかないので破れかぶれだろう。好きなようにさせて置け。嫌な奴や奴にくっついている勝手にふるまっているお年寄りヘルパーが居なくなるんだから、すっきりするだろう。そう考えればいいし。これからの事を考えて行こう。」
 「それでいいですか。何もしなくていいですか。」
 「ああ、何もしなくていい。別にそんな口車に乗る利用者やヘルパーが居なくなったからと言って、会社がどうなる訳でもない。」
 そう言って安心させて戻した。
 何とかしようと思っているのだろうが、無駄な力は使わない方が良い。他の方面、前向きに使った方がいいと思う。
 続いて、新人ケアマネジャーの宏美さんが来た。もう新人でもないのだが、色々と新しい事例が出て来るので聞きに来る。
そのうえ、
 「中断していたケアマネジャー会を開催しましょう。」
 みんなが、お局様筆頭サービス提供責任者の暴挙でカリカリしている時にのんびりした申し出だったので、呆れ果てた。
影響は現場に有るのだが、余り身につまされていない。そんな訳で、10月の臨時昇給は現場に限る事にした。
 介護サービス提供責任者が実績を持って来た。本社の実績も貰い、概ね前月に比べて100万円程度売り上げが伸びた。ヘルパーさんが不足していると悲鳴が聞こえている。
何とか間に合いそうな感じで確保する予定だ。これからは、もっと大変な状態になる。早くから手を打っておかないと行けない。
 自立支援の同行援護書類を何度も作成して申請を終えたとの事だった。後は出張中に溜まっていた書類の処理だ。特に今度は困難事例の利用者のケアプランなど一式を提出するように依頼があり、その作成に取り掛かった。
しかし、あれこれと仕事が錯綜し、70歳爺さん社員が業務報告に来る。原因不明の嘔吐に襲われて利用者宅前の路上で倒れてしまい、動けなくなり3週間安静で過ごしていた社員が出勤して来た報告を受けた。
 社会保険労務士が、先日の労働基準監督署の調査の内容と結果確認をして来た。つぶさに報告した。今年のカレンダーのうち、いつも発行している独自の漫画のイラストのやり取りがうまくいかない。
私の思いとイラストレーターの思いが異なるのだ。構図を絵画館前の銀杏並木のようにと指示しても、出来あがって来るのは森のような枝の張ったブナの木のようなモノ。はっきりしたカラーを使用して欲しいのに、ぼかした色とかくすんだ色とかを多用するのでイライラしていた。
 ネットビジネスのホームページ制作を依頼したところからメールで問い合わせが来ていたが、返事も出せないくらい忙しい。それと、商標登録を依頼した弁理士から必要な書類を求められていたので、午後から法務局に出掛けた。
出版する当社の創生記の物語原稿を6回校正をして終えたのに、まだ出て来る。そのやり取りをしていたら、もう時間が無くなった。
 法務局に出て、往復2時間程度掛かる。戻って来て、隣のSC内に有るクリーニングに行くついでに喫茶店に入って2時間程度過ごした。突然、電話があり登録者ではないので電話番号だけだったが、聞き覚えのない名前だった。
 「佐藤さんですか。」
 「はいそうですが、どなたですか。」
 「空手をしている方ですよね。」
 名前は同じだが、空手とは縁のない人生を歩んで来た。
 後から分かったが、社員が子供の空手の先生と同じ名前なので、同じ空手道場に通う子供の親に電話番号を教えたようだ。
 夜遅くメールで、何故かネットビジネスに深く関わって紹介をしてくれる方から、
 「世界中のどこからでも、必要なものを集めて来ます。お宅の事業発展するお手伝いをするが楽しいです。」
 との事で、不信感を抱いていた気持ちが吹っ切れた。

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